インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ -26ページ目

登山家 栗城史多さん

今日、6大陸の最高峰を単独登頂した、登山家 栗城史多さんに会った。


無酸素登頂と6500m地点からのインターネット中継「登山冒険の共有」で、新たな世界を開いた人だ!


ここまで、頑張ってきた原動力の原点は、父親から「信じている」と、云われた言葉だそうだ!


世界でも類を見ない、栗城さんの挑戦は、素晴らしい!!

「針木康雄」さん


214日、経営塾の会長「針木康雄」さんが、亡くなられた。「財界を代表する経営者」の方々を、財界、月刊BOSSや、経営塾フォーラムで、独自の視点で捉え、分かり易く伝えてくれた人間味溢れるジャーナリストで、唯一無二の雰囲気を持っていた人だった。

最初にお会いしたのは、今から25年前になる。スカイラークの当時社長だった茅野さんの取材をお手伝い頂いた際、自然体でオーラを出して話を伺っていく姿に、すっかり魅了されてしまった。 以来、針木さんの主催する経営フォーラムに、参加させていただき、多くの経営者を始め角界を代表する方々の話を伺い、様々な事を学ばせて頂いた。

坊主頭で、いつも、だぶだぶのジャケットを纏い、誰に対しても隔たりのない態度で接し、男っぽい人情家の針木さんから、人間学を教えて頂いた。

オークラホテルで「針木さんを、笑顔で送る会」には、政財界を始め多彩な方々が集い、赤坂の芸者衆が舞を披露するなど、終始にぎやかな雰囲気の会だった。

多くの方から慕われ、愛され、天寿を全うした最後まで、かっこいい人でした

第173回 「マカオ」

世界遺産とカジノ産業で沸騰している二つの顔を持つ街「マカオ」を訪ねました。


マカオの街は、450年にわたり中国とポルトガルの文化が融合した街全体がアートな街並みでした。


マカオは、中世の日本においては関わりが深く、長崎でカステラを広めたポルトガル人は、マカオ経由で日本に広めたことを知りました。


戦国時代のキリシタン弾圧の際、マカオに亡命した日本人殉教者の墓があり、セントポール天主堂のファザードに、日本を象徴する菊が彫り込まれています。


夜にはカジノを併設するホテル群のネオンライトが光り輝き、ひときわ目立つ華やかな街に変貌する、昼と夜のコントラストが印象的な活力に満ちた街でした。


現在、マカオの経済は、カジノ観光産業としては、驚きましたがラスベガスの4倍の規模とのこと。

また、織物や衣類、花火、玩具や造花、電子機器の生産拠点となっています。


 昨年訪ねたマラッカは、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本に占領されたことから、宗教、建築、文化、料理が融合し、独自の文化が創生され世界に誇れる街に育っていました。


「タン・チェン・ロックという起業家」が、時をかけ、それぞれの民族、宗教、文化を尊重して、融合しながら共存して生きる精神や知恵を結び、街を創り上げマカオと共通したものがありました。


資源の少ない日本は、海に囲まれた単一民族として、トヨタを筆頭に輸出加工産業によって成長してきた国です。


日本がブレークスルーしてゆくために、グローバル人材や様々な文化を受け入れ融合させ、起業家達がイノベーションすることが、「日本のグローバル社会でのあり方」だと。


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第172回 「企業内起業家によるイノベーション」

 今から10年前、日本企業の稼ぎ頭は、トヨタ自動車を筆頭に製造業企業が大半でした。
 そして、現在の稼ぎ頭は、NTTドコモを始め、通信や商社といった非製造業関連企業と、SNSゲーム会社やスタートトゥデイのような新興企業で成り立っています。10年前とは産業地図が様変わりしています。


インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ  「これから、日本市場では人口が減少の一途をたどるから、国内では成長できない」と多くの人が言っています。マクロの視点で見ればそうです。しかし、新たなビジネスは、いつの時代もニッチな市場からスタートし、大きなビジネスに育ち、企業をイノベーションしてゆく可能性を秘めています。


 過日、最も活況に沸く大久保の「イケメン通り」を訪ねた際、人がすれ違うのも困難な程、賑わっていました。オオクボの地は、多彩な外国人が集う新興国際都市に変貌しています。
 中でも、派手なブルー看板が目立つ「韓流百貨店」には、溢れんばかりの買い物客が集い、繁盛していました。2005年の開店当時、路地裏の小さな韓国食材店でしたが、今では飲食店やアウトレットを含め9つの店舗を展開し、年商16億を超えています。今後、京都を始め、全国に展開していく予定とのことです。



インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ  企業のライフステージによって、イノベーションへの打ち手はそれぞれです。成熟企業にとって、イノベーションの「きっかけ」は、企業内起業家が、ニッチマーケットから新規事業や新商品の開発を提案することによって興り、企業を変えた多くのケースがあります。


 企業内起業家が会社の経営資源を活用し、新規事業を立ち上げてゆく際、ベンチャー企業を立ち上げるより、「企業内」ゆえのたくさんの壁が立ちはだかり、多くの苦労を伴います。それでも、信用・人材・金・人脈・情報といった資源を活かすことによって、競争優位に立つことができます。


 閉塞感漂う昨今、企業内起業家が一人でも多く出現し、企業をイノベーションしてゆく時代の到来を期待しています。



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第171回 「宿場にて」

 2012年の年明けは、雪深い那須岳の宿場で、薪ストーブと囲炉裏で暖を取りながら、宿泊している皆さんと、持ち合いの手料理と酒で新年を迎えました。
 江戸時代から営んでいるこの宿は、大晦日に宿泊客達が一同に集い、酒を飲みながら年を越す文化が存続しており、なんとも心地いい晦日の夜でした。
 隣に居合わせた40年前から年末に宿泊しているという仙人のような方と飲みながら、次の様な話を聴きました。


インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ  「この宿は、昔から自炊も酒の持ち込みもチェックインも自由で、いつも同じ部屋を利用できる。あてがわれたパッケージサービスでなく、何もかまわないでくれるので、解放される。先人から受け継がれている「結」という助け合う仕組みでこの宿も支えられている。様々な生活の知恵や日常を楽しむ文化や風習が、今も残っている。ここに来ると心が浄化され、尺度が正しくなる。毎年この宿で居合わせた皆さんと、飲みながら新年を迎えるのが、極上の楽しみだ。
 80歳になって、永く生きたいのではなく、最期までより良く生きることが大事だと考えるようになった。いつまで生きるか解らないけど、怪我をしてから毎日を人生最後の日だと思う。そして、生き方が変わった。自分は今日死ぬと思うと、永遠の願望やプライド、失敗する不安など何の意味もなく、本当に大切なことだけが残る。徳を求めて人生を送りたい。徳のある大人は、自分の為だけでなく、人の為に時間を使う。誰かの為に時間を使うと、命が輝き元気になる!
 ここにいると、名誉も金も関係ない。世の中の、芯が見える!何が大切なのか。本当に大切な物は、目に見えない、自分の心の中にしかない。幸せは、人との繋がりの中にある。 多くの人は、物や立場を人と比較し、世間の目を気にして生きている。可哀想だ。なんで、もっと自分の尺度で、生きようとしないのか?」


 「世界も日本も、いつ何が起こってもおかしくない」と、年頭に多くの卓見豊かな方々が語っています。国が強くなったり弱体化したり、景気の良悪で収入が増減し、良くも悪くも変化は必ず起きるものです。
 世の中が激動にさらされ、どんな環境になっても、時間は流れ、春を迎え、一人ひとりの生活は静かに続いていきます。
 今、ここ、胸いっぱい、人生の呼吸をしてゆきたいものです。

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