インキュベーションマザー 北條夏旭 『Mother's Note-マザーズノート-』
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2018-07-01 09:00:00

第166回 「花の時」

テーマ:ブログ

有難いことに、100年生きても普通の時代になってきた。だからといって、

ずーっとキラキラ輝いていられるわけではない。なにしろ細胞は日々死んでいく。

劣化は避けられないのだ。

だから人間として最も輝くときは、せいぜい40歳あたりまでなのである。

残りはその輝いた時の名残なのだ。

なので、気力体力に自信のある方はそれなりに頑張られてもいいけれど、

そうでもない方はできるだけ早々に、穏やかな日々を過ごされてはいかがだろうか。

人生についての「四住期」説でも、50まで頑張って働いて家庭を持って仕上げたら、

50~75までは静かに暮らしなさいとある。75から先は、悟りの極みの話なので簡単ではないけれど。

ともかくは、時がきたら静かにしている事が大事であり、花の時で輝いている人たちを応援することで社会貢献はできるのだ。

 

花の時の人間は、やる気も元気もあるし、なにより新たな事や物を生み出す感覚は、この時期ならではの特性だ。

これまでも、野望を持った若者の行動力で、世界は進歩していった。

それに、若さというのは、古くてダサいものを、格好良く生まれ変わらせる能力と感性がある。

そのことを改めて思い出させてくれた会社があった。

最近、あちらこちらに、お洒落なビルが建設されているが、そこの広場に現れるキッチンカー達が、格好良くなって、看板のつけ方も含めて絵画のようになっているのをご存じだろうか。

 

(株)mellow(メロー)という会社が、企画、運営している。

私なんぞの時代は、移動販売の軽トラックが、のぼりを立てて販売していただけなのに。

今や、車体がおしゃれなだけではなく、イベント的なテーマがあり、スマホ連動で呼び込みもいらず、売り方も買い方もスマートになっているのである。

そこの代表が、「せっかく沢山お金をかけて、カッコいいビルを建てたのに、違和感があるスペースにしたら気の毒かなぁと思ったんです」という、素直な発想から始まったそうだ。

 

そういえば、今から25年程前、100均のお店は、スーパーの店頭にひっそりと場所を借りてるだけの催事専門の業者さんであった。ある時から、バラエティグッズと呼ばれ、なんだかどんな素敵な場所でもおかしくない立派な売り場に変化し、新たな業界を築き上げた。

現金で買いたたき、安売りするバッタ屋さんが、多くの顧客を持つ立派なキラー店舗となったし、始めは安さを売りにしたファミリー向けの郊外店が、いまや日本で一番のアパレル会社になった。切っ掛けは、なんだか格好よくなった時からである。

デザインコンセプトに基づいた店づくりと情報発信の変革で、人の興味は変わるのだ。

その、全ての新しい感性がおもいきり迸るのは、やはり花の時なのである。

思い切りダサい物を格好良く変える。古臭い商売を現代の仕組みを使って変革できるのも、花の時の人達なのである。なぜなら、【細胞がまだ沢山生きている】からだ。

そして、時が経ち、先輩の立場になったら、次の若者を思い切り応援する。

思い起こせば、多くの年配者は、若い時に、先輩達に応援してもらってきたのだ。

 

若者たちの感性を信じて、託す。

その、循環がうまくいけば、未来も明るいと思うのは、またまた私の思い込みだろうか。

 

2018-06-01 09:30:00

第165回 「生きがいという利益」

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人は、生まれた時から死ぬまで、ともかく生きていかないといけない。

体に養分を補給するために、なにかしらの行動を起こし、あらゆる弊害やそれなりの困難に立ち向かい、その人なりの寿命がつきるまで喜怒哀楽と共にひたすら生きる。

だとしたら、喜びをより多く経験して生きた方がお得である。

生きがいとは、生きていることに喜びを感じるという「生きる上での利益」なのだ、と私は思う。

では、生きがいはどうやって持つのだろうか。

 

人は他人の為に生きてこその人生という教えも尊いけれど、

自分の好きな事の為に生きていたら、他人の為になることもある。

 

人間は、他人に迷惑や被害をもたらさずに、一生懸命に生きているだけで、必ず誰かの為になっているものなのだ。

ともかく、自分が生きていることに喜びを感じる「何か」に出会えたら、より、お得なのである。

何故なら、日々刻々と自分の時間は終わりにしか向かっていかない。

辛いよりも幸せ、苦しいよりも楽しい時間を過ごすべきなのだ。

その為には、気になる事に対して具体的に動く事だ。

動けば生きがいにつながる「何か」が見つかる。その後の満足度合いは自分次第だけれど、まずは生きている事に喜びと感謝を持ち、生きる欲求を高めることができる。

 

生きる欲求といえば、幼子を持つ親は絶対的な責任と愛情による生きがいを持っている。

統計でも、子育ては生きがいの多くを占める。

しかし、時代に沿った子育て環境が整っていない事で、子育て中の人は仕事との両立が難しい。それよりも、素晴らしいキャリアを持つ女性が、子育て中心の日々にストレスや不満を感じたり、なによりも、生活に支障をきたすシングルマザーの話は辛い。

 

親にとって、子供は大きな生きがいだが、仕事も出来れば、さらなる幸福につながる。

ならば、働く親と同じ施設に子供がいればいいのでは?と考えた方がいらっしゃる。

もともと、子育てに奮闘する奥様を助ける方法はないものかと考えて、周囲の反対を押し切って、親たち向けのカフェを考案し起業されたのだが、その時に、ママさん達の苦悩や高い能力を改めて実感したことで、現在のモデルを構築され、新たに事業を始められた。

 

別々にするのが大変なのであれば、一緒にいればいいという、素晴らしい考えである。

サラリーマン川柳に「働き方、改革よりも、働く場」というのがあるが、まさしく場を改革してしまったのだ。しかし、その働く場を創るために、どのようにして、収入を確保するか、どうしたら子供の安全や生活時間を守れるか等、行政や企業との取り組み方に始まり、場所の選定や内装のルール等、微に入り細に入り探求され、今なお努力され、あらゆる方法に挑戦されている。

 

競合や、真似をする企業が増えますよね?

との問いに、「いいんです、僕一人では間に合わないですから、沢山増えて欲しいのです」

という答えが返ってきた。

 

こういう人だから、出来たんだなぁとその場にいた一同が納得した。

こんな素敵な社長は、苦労はあっても、生きがい利益は沢山持っていらっしゃる。

こういう企業にこそ、国や大手企業が協力して、成長を助けることで、子育て世代の収入UPにつながれば、生きがいの相乗効果で、国の利益もあがるのではないだろうか。

 

ねえ、そう思いませんか。

 

2018-06

インターウォーズ株式会社
取締役 Incubation Mother
北條夏旭のブログ-北條サイン
2018-05-01 09:00:00

第164回 「地球を大切に」

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今や世界に衝撃を与えている企業ほど、地球を大切に考える時代になっている。環境、食料、エネルギーと問題は山積みだからだ。

なにしろ、少子高齢化の国はともかく、地球上の人口は増え続け、大気汚染は留まるところを知らず、その歪みは多くの天災を引き起こす要因ともなっている。

そして、情報管理や金融の課題も世界共通である。

今時、自国の安定や安全を政府にだけ頼っていても、なんの解決にもならない。

 

個々人が、地球を一つの枠として、新たな事業や解決策を考えていかなければならないのである。

昔から日本人は日本を通して世界を見るばかりで、外から日本を見る視点が圧倒的に欠けていると言われてきたが、これからは相手の立場や文化、相手から見た日本というのを理解した上で、物事を調整し、交渉する能力を養っていかなければならない。

そして、今や相手というのは、対一国ではない。アフリカに住むフランス人とでも台湾に住むアメリカ人とでも仕事をする時代なのである。世界規模の情報を積極的に取り入れていかないと気持ちが掴みづらく、また、自己の主張が無いとただ流されてしまうことになる。グローバルな感覚が必要だということだ。その感覚を養うためにも、国内外を問わず多くの外国人と交流を持つことは大事なのではないだろうか。

といっても、すでに日常の生活の中でも外国の方が増えている。2017年日本在住の外国人は250万人程と言われるが、後10年したらどのくらいになるだろうか。日本人の人口は減少していく一方なので、そのうち比率が半々くらいになってしまうかもしれない。

 

しかし、地球規模で考えれば、日本の国に住んで日本語を話し日本の文化を愛してくれるのであれば、それはもう日本の人なのである。だったら、人口減少なんてそんなに心配する事ではない。むしろ新しい文化を取り入れてより良い国になるように一丸となればいいのである。自然災害を止めることはできないが、人災は防ぐことが出来る。しっかりとしたルールと本当の意味でのグローバル人材を増やすことで悲しい出来事は減るはずだ。 

 

グローバル人材と言えば、20年近く前から、海外の人材を派遣や斡旋している企業がある。

起業当時は、やはり文化の違いにご苦労されたかもしれないが、今では、その多くの経験を生かして、あらゆる企業から信頼を受けて目覚ましい成長をされている。

これから、益々この企業のように、どの国の方にも、その人、その人の能力と希望に沿ったキャリアのステージを提供していくことが、必要になってくると思う。

そして、国内外問わず、未来に輝く企業で優秀なグローバル人材が活躍して頂ければ、安心で安全な世界が広がるのである。

地球を救う為には、グローバル感覚を持つ人を、国籍年齢性別問わず増やす事なのである。

私はそう、思う。

 

 

2018-05

インターウォーズ株式会社
取締役 Incubation Mother
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2018-04-01 09:00:00

第163回 「雇用機会均等法」

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男女雇用機会均等法は、1986年の施行から、1999年、2007年の改正法施行を経て、2014年、2018年と都度都度、問題になった事を重んじて改正されている。

差別を痛切に受け止めた方々の為に、人力を尽くされた運動家や政治家の皆さまの努力の賜物だ。

結果、老若男女押しなべて、気持ちよく働ける社会になっているのであれば喜ばしい事だと思っている。

しかし、困るのは、言葉一つでも、セクハラだの何々ハラスメントと脅かされる事である。

なので、最近の経営者や幹部の方々に深い同情の念を覚えてしまう事もある。

努力して幹部になっても、ふとした言動で底なし沼に落とされるという恐怖があるということだ。

先日も、ある上場企業の経営者のセクハラ&パワハラ問題を種に内紛が起きているという話を聞いた。

当人同士の問題もさることながら、陰謀説等が飛び交うところも残念な話である。

 

制度で平等を確立しても、いろいろな問題は生じてくる。いずれにしろ、職場との相性が大事なのだが、もともと、性別や年齢や国籍に関わらず仕事ができる人はどこでも出来る。まずは、仕事に対する意識が違うのである。ただし、職場である以上、その能力を発揮できる場を提供するリーダーがいる場合である。そして、そういうリーダーが魅力を感じる発想力を持ち、胆力と人的魅力がある人こそが、真の経営者といってもおかしくはないと思う。

私の知る限りでしかないが、社員に慕われて、幸せな経営者人生を送られている方に共通しているのは、そういうリーダー達に敬愛されていて、次世代に向けた発想力のある人である。あえて、男女平等とか、雇用の均等とか声を高らかにせずとも、自然体で全ての社員の力を信じ、その家族を守っている経営者だ。

雇用均等の声をあげなくては、権利を主張できなかった方々にとっては、とても大事な法律だと思うし、その法律に忠実に社内の規律を守る事は当然だが、互いに信じ合い敬って、自然な形で仕事ができる会社がどんどん増えてくれることを願ってやまない。

 

先日、20年来の友人から、気の合う良い人ができたという嬉しい話を聞いた。生粋のキャリアウーマンで、引き抜きが絶えない逸材であるがゆえに、仕事に忙殺されているようで気になっていた女性の一人だ。

もちろん、お仕事は続ける。なにしろ彼女は今のお仕事が気に入っている。

私からすると、本当はその会社の風土が合っているのだと思っている。つまりは、言うまでもなく平等な会社であるし、経営者を信頼しているのである。これからも、素敵な人生を過ごしてくれると思っている。

そいういえば、知人に「ったく、男らしくしたらどうよ!」と活を入れたつもりが、セクハラだと嬉しそうに指摘された。仕返しに、「あの人も年を考えたらいい」と話していたので「エイジハラスメントだ」と教えてあげた。

まあ、そんなあげつらう事が目的ではなく、きっと、均等法は、社内での意見を尊重しあい、事業の成果を皆で喜び合う事のできる会社が一社でも多くなってくれることを願って作られた法律なのだ。

と改めて思う事にしたのである。

もちろん、思い込みだけれど。

 

 

2018-04

インターウォーズ株式会社
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2018-03-01 09:00:00

第161回 「財布って何?」

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と、小さな子供に聞かれているシーンを想像してしまった。

そうなのだ。

最近は、乗り物もお買い物も現金を持たずに過ごせるのに、何故財布が必要なのだろうか。

この先ポイントカードや電子マネーの全てが統一されたら、端末一つ持てばすべての決済も明細確認もできるようになるのである。

財布の存在はどうなるのだろう。

私の信じる財布と風水の関係はどうなっていくのだろう。

等と考えるきっかけになったのが、お友達が新しく起こした会社の話からである。

 

その会社の事業内容は、端末でやり取りができる日払い給与の立て替えサービスだ。

といっても簡単な事業ではない。

現代の技術の進歩無くしては、またその技術を使う財力や信用性がなければ成り立たない。

しかし、彼は、あっさりと始めてしまった。もともと、証券マン時代の行動力と、会計士の知識を生かして、これまで関わってきた企業を上場や統合等、成功に導いた優れた人物だが、体制に身をゆだねる事に疑問を感じたらしく、数年前にコンサルタントとして独立していた。

以来気になる企業のサポート等していたが、要するに、自分のやるべきことを探す時間だったのだと思う。そして、ついに、見つけたようだ。これから、益々の活躍が楽しみである。

人間想いで、金融の知識が深い彼らしく、現場の人材確保に苦労する企業の一助にもなり、新たな金融スタイルでもある事業に興味が湧いたのだと思う。

おかげで、現代のお金の流れが気になったことで、時代はキャッシュレス社会になっているという事に気が付いたのである。そして今更ながら、電子決済なるものの進歩と国内の状況に愕然とした。

東京五輪に向けての政府の混乱ぶりも、小売業の方々の歯がゆさも改めて理解できた。

そうなのだ。気が付けば、世界はもう、キャッシュレスが当たり前なのだよ。

現金なんて、持たないのである。お財布なんて使わないのだ。

旅行に行ってお財布を落としたり、盗まれる心配はいらない、身軽で便利で安心なのである。

心配は、電池切れと故障だそうだが、街の中ならなんとでもなる。

むしろ、これから用心しなければならないのは、サイバー犯罪に関する防御策だろうけれど、そういう事は専門家にお任せするしかない。

私なんぞは便利に使わせて頂いて、目に見えない方々に日々感謝している。

現金決済の場が激減していく毎日の背景は、あらゆる仕組みが充実しているからである。

言い換えれば、表に出てこない現場の方々の日々の労力のおかげなのだ。

そういえば、その便利さを毎日のように感じさせて頂いている、あの「Amazon」さんのところでは、レジを通さずにお買い物ができる仕組みを開発し、すでに社内で試行中だそうだ。

入口で端末をかざし、欲しい物を手に入れてそのまま帰っていいという。

ということは、近い将来、コンビニやスーパーに携帯だけ持っていく日が来るのだろう。

 

キャッシュレス化はお財布の未来を奪ったのだ。

「おばあちゃん、お財布って何?」

「昔は現金という、物に交換できる紙や金属やカードというのがあって、出かけるときにその大事な物を持って歩く物入れがあったんだよ。それはそれは、皆とても大事にしていたんだよ。」

とかなんとか、幼子に言う日が来るのも近いのである。

 

 

2018-03

インターウォーズ株式会社
取締役 Incubation Mother
北條夏旭のブログ-北條サイン
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