こんにちは。渡邉利咲です。
外宮は昨日ご挨拶にお伺いさせていただきましたので、今日は正宮へご挨拶にお伺いしました。
朝、7時の伊勢神宮 内宮ですが、伊勢神宮の外で御来光を待っていらっしゃる方が多かったです。
地元の方はとても親切で、「何を待っているなんだろう。」と様子を伺っていたら「あと30分で御来光が見れますよ。」と声をかけてくださいました。
御来光を拝見しようかとも思いまいしたが、はやめにご挨拶に行った方が良さそうでしたので、残念ですがご来光は次回に、ということで橋を渡りました。
いつも参拝者の方々が多そうですが、この日は早朝ということもあり、人がほとんどおりませんでした。
手水舎にてお浄めをしたあとに、さらに五十鈴川でお浄めをさせていただこうと思ってきました。
昨日の激しい雨のあとの川でしたが、思ったよりも流れは緩やかで、顔にあたる風はひんやりとし、空気はスッキリとしていました。
地元の方とお話をさせていただいたのですが、秋は紅葉が美しいそうで、写真を見せていただいたのですが、木々が紅や黄色に彩られ、その様子が五十鈴川に映し出されて、美しい風景でした。
川をぐるっと見渡して見ると、等間隔に桜の木が植えられていました。
春には満開の桜が楽しめそうで、紅葉と同様に美しい風景が楽しめそうですね。
さて、お浄めをさせていただいたあとは、御正殿へ向かいました。
神社に行くと玉砂利が敷いてあります。
神社によって玉砂利の大きさは違うように感じますが、お伊勢さんの御正殿のまわりにある玉砂利は大きいと思いながら、足を痛めないようにゆっくりと歩いていきました。
お伊勢さんでは、二十年に一度、御正殿を造替するお祭りがありますが、そのときに伊勢市を流れる宮川の上流にある河原から、きれいな石を持ってきて御正殿のまわりに敷き詰めていくのだそうです。
御正殿やその周辺はもっとも神聖な場所ですから、穢れなのない美しい石を敷き詰めて清浄にしていく必要があり、そこを歩いた参拝者の方々も歩くだけでお祓いやお清めをする意味もあるのだといいます。
(参考文献:明治神宮HP)
御正殿へお伺いするために玉砂利を歩いていると、歩くことに集中してだんだんと言葉少なになっていきます。
そして、次第に自分自身の状態に神経が集中していくように感じます。
足にあたる石の感覚、呼吸、手足の動き、体にあたる風の色・・・、一挙一動を感じていて、御正殿の前に立ったときには心は静かに、神聖な気持ちになっていきます。
御正殿にご挨拶させていただいたあと、内宮をまわりました。
それから車に乗って、瀧原宮まで行きました。
早朝なので、参拝者は私たちだけ。
陽の光が燦燦と降り注ぎ、木々が光をさえぎって、木漏れ日がスポットライトのように点々と参道を照らしていました。
「この美しさすべてが写真におさまればいいのに。」と思いますが、実際は写真で見るよりもとても幻想的で美しいです。
瀧原宮の中を流れる大内山川。
手水舎もありますが、ここで参拝者はお浄めをすることができます。
川の水は飲むことができるので、私もお浄めをしたあとに川の水を口に含んで飲んでみました。
スーッと喉を流れる水は、冷たくて美味しかったです。
お浄めをしたあと、ご挨拶をさせていただきました。
ゼロ磁場と言われている場所だそうで、ほんとうにゼロだなと思いつつ、ゼロ磁場にも色々あるんだと感じました。
ゼロはゼロなのに、いろいろあるって矛盾しているようで面白いですね。
瀧原宮にある大きな木。
樹齢どのくらいでしょうね。
木だけの写真で、比べるものがないので大きさが分からないかもしれませんが、とても大きかったです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
引用元: