池袋の自由学園明日館を2ヶ月ぶりに訪問した。
その前に、そのタイトルをみた"とたん"に飛びついた展示会が開催中の、JR南武線経由で武蔵野線新小平駅の近くにある前会社時代からのお気に入りのギャラリーカフェ「青らんぎ」へ。
タイトルや説明は無しに、ただただトタンの写真が10数枚。
珍しいモチーフの素晴らしいアートに感動したあとは、西武国分寺線小川駅から所沢駅経由西武池袋線で池袋へ。
池袋駅メトロポリタン口から5分ほどで自由学園明日館へ到着。
6時の開門までには時間があったので、外から見頃のバラを。
そして、明日館(フランクロイドライト設計、1921年竣工)とは道を隔てた南側にある講堂はFLWの愛弟子遠藤新設計の設計は1927年竣工。
暗くなる前に何とか間に合った一枚。
2015年に改修工事中の講堂を見学したり、その後2018年には講演会で入った事があったが、スケッチは初めてだった。
(パンフレット)
お馴染みのホールのある中央棟
玄関ホールの天井照明もまさにライト風の幾何学的ライト
中2階の食堂での夜間入場券に付いているロゼのシャンペンとバラのツーショット。
2階に上がってみた。
今まで気が付かなかったが、2階ギャラリーにあったFLW関連のライブラリーの本は、食堂とホールでも読めるらしいので先ほどのテーブルで読んでみた。
当然探したのは、アリゾナ州スコッツデールにあるFLWの建築学校兼アトリエ「TALIESIN WEST」(1937年築造)
1947年当時の南西方向からの航空写真には、何にもない広大なサボテンと灌木の砂漠(土漠)にポツンと建物がある。
白いテントは卒業制作の作品と思われる。
(1992年11月撮影)
1階のホールにもバラ。
明日館のコースターとセットで3輪。
最後に庭から夜景を
スケッチした場所から行動の夜景も。
今年も8月第三金曜日は芝生で🍻の予定らしい。
プラス、6月、7月、9月は公開講座(近代建築・日本のモダニズム)の予定なので、今年は最高に通う明日館になりそうだ。
この公開講座では、FLWがアメリカ以外では日本だけでの設計した数少ない住宅の内日本山邑邸(ヨドコウ迎賓館)も上がるようなので楽しみだ。
お腹が空いてきたので新宿三丁目で緊急下車して、二丁目を抜けてお馴染みの「へぎそば昆」へ。
花金で超満員だったが、末席で二週間ぶりに新潟の酒と郷土料理を堪能、もちろん〆はへぎそば。
頭上では、燻製の鮭が厨房を見ている。
この店は1988年創業の老舗だが、これは新入りのようだ。
前回会えなかった女将は忙しそうだったが、2月ぶりに話に花が咲たジジイの花金だった。
花金帰りのビジネスパーソンに挟まれた久しぶりの満員電車で無事家路へ。
ちなみに、半日かけた東京西部周遊で利用した鉄道は;
東急田園都市線
JR南武線
JR武蔵野線
西武国分寺線
西武池袋線
メトロ副都心線
東急半蔵門線(東京田園都市線)で、
移動距離は、約85km、
歩数は約16,000歩だった。