野毛山配水池再訪(水道道を辿る) | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

恒例の学習の日の資料集めは、野毛にあるの中央図書館か永田町の国立国会図書館だが、やはり、地元関係の資料は地元に限る。

交通費もかからないし(笑)

 

ということで、現地学習の前にいつもの中央図書館で座学。

今日は終戦記念日なので国旗は半旗掲揚だ。

お願い

 

前川國男の△▽

 

今日のテーマは、我が国初の近代水道で横浜市では創設水道と呼ばれる1887(明治20)年に完成した「野毛山貯水場」

「横浜水道130年史」

(2020年3月:横浜市水道局刊)

 

「野毛山貯水場」は「川井接合井」から約14.5km川下で、標高差が−38.7mの西区老松町のこの丘(標高50.5m)にあって、現在では、野毛山動物園も含む9.1haの「野毛山公園」の一部となっている。

 

「川井接合井」(川井浄水場)は、先週訪問したばかりなので記憶も新しい。

 

「野毛山配水池」(旧)のレトロで重厚な門。

 

お馴染みの「水道みち」の銘板もここが起点。

 

この銘板、16.5km上流の南町田の鶴間公園で見たのが、今のところ最上流だ。

(2020年10月)

 

 

 

配水池横にある日本近代水道の父、英国人技師ヘンリー・スペンサー・パーマー(1838-1893)にご挨拶。

 

前回来たのは、2021年12月だった。

 

展望台から旧配水池を眺める。

 

現在の配水池は、上の写真とは反対(西)側のこの広場の下にある。

 

野毛山動物園への歩道橋でアングルのいい場所を見つけたので、ここで、一枚。

 

奥にあるタワーは、60年前まであった遊園地の名残かと思ったら、「アール・エフ・ラジオ日本」(JORFラジオ日本)の無線基地らしい。

 

そして、配水池の西側の階段を降りていよいよ「水道道」へ。

 

右手に動物園を見ながら坂を下る。

 

緩やかなカーブを曲がると道は一直線で、谷の先が「尻こすり坂」となる。

 

この写真と同じアングルの写真が右手の案内板があったのでかなり有名な坂らしい。

 

県立図書館/青少年文化センターのあるあの急な「紅葉坂」が斜度6°だが、この坂は13°もあるらしい。

 

紅葉坂(2022年10月撮影)

 

 

 

 

これから進む道がわかるように案内図を加工してみた。

 

「尻こすり坂」を上り切ると次の坂は少し緩やかで、側道に階段もない。

 

丘を越えるとかなりレトロな「県営藤棚団地」(全11棟)は、鉄筋コンクリート造5階建で、外壁のクラックの補修のような白いペンキは藤棚のアート(笑)

 

坂を下る。前方に見えるのは相鉄線西横浜駅辺り。

 

坂の下から藤棚町商店街越しに水道道を振り返る。

 

暫く西進すると国道1号線に出る。

 

相鉄線西横浜駅改札口は、JRと相鉄線を跨ぐ歩道橋にある。

 

再び、「水道道」を振り返る。

 

帷子川を越える橋は、ズバリ「水道橋」

 

「水道橋」(鶴ヶ峰)

 

ここの導水管は青かった。

 

「社宮司公園」にも。

 

保土ヶ谷区役所

 

再び、「水道道」の導水管。

 

お腹が空いてきた(ビールも欲しくなった)ので、今日のゴールは、前回の「西谷浄水場」から横浜駅西口行きのバスで通ったこの「星川駅」まで。

 

今日のロド散歩は、約3.5kmを1時間。

そして、例によって、電車ではなくバスで横浜駅西口へ。

 

そして、横浜駅の市営地下鉄連絡通路のフードコートで軽く。

 

いい汗かいた後は、何はなくとも、

NO BEER, NO LIFE!!

生ビール

 

 

今日のコースの復習

 

点線部分は次回ということで。