川井浄水場再訪(旭区上川井町) | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

 

お気に入りの「若葉台団地」でたまたま出会った鋼構水路橋「大貫谷戸水路橋」から始めた近場の横浜市水道シリーズも、前回の「西谷浄水場」(保土ヶ谷区)で当面の現地調査は完了した。

 

そこで、6月に訪問した「川井浄水場」(旭区)に戻って総復習を試みた。

 

その前に、勝手知ったる若葉台団地でランチ。

標高70mの丘の上で見る青空と白い雲は自宅で見る以上に美しい。木陰で雲だけ眺めて一日を過ごすのもありかな。

 

 

 

涼しい風の吹き抜ける森の中を小鳥の囀りとセミファイナルを聞きながら10分ほど歩くと、前回と同じ道(環状4号)に出る。

 

この風景は5月にも見たが、南町田グランベリーパークに建設中のタワマンは三ヶ月で大分背が伸びていた。

(2023年5月16日撮影)

 

 

反対側にも農地が残っている。

空の赤、白、青を背景に地上ではタマネギスクスク。

 

国道16号(保土ヶ谷バイパス下)を左折して、南にしばらく歩くと目的地の「川井浄水場」に到着。

 

正門から管理棟を見る。

植栽が歴史を物語っている。

 

守衛所で内部の見学撮影をお願いしたが、事前申請・審査が必要、とのことで已む無く諦めたが、親切な守衛さんからは親切な言葉が。

 

「浄水場の周囲伝いに一周できるので、フェンスの外からなら大丈夫ですが、とてつもなく広いので時間がかかりますよ」

「また、広い敷地の南半分は民間の会社の事業ですから」

「頑張ってください」

(Good Luck!とは言われなかったが、優しく送り出された)

 

その言葉に従って、広い敷地の周りを反時計回りに歩いてみた。

因みに、この敷地面積は約20,000m2(7万坪)

西谷浄水場の敷地はこのほぼ2倍もあるので、是非次回は周回に挑戦、これも課題だ。

 

走る人

 

新しい導水管の一部かな?それとも掘り出した古い導水管?

説明看板があるようだけどここからでは見えない。

その向こうには工事の仮囲いが見える。

やはり正規に見学を申し込んでみるか。

 

やがて、大きな鉄骨の構造物の工事エリアが見えてきた。

 

工事用入り口。


「鶴ヶ峰配水池」と「西谷浄水場」でも同じ工事看板を見たが、

ここが一連の整備工事の起点ということか。

撮影@鶴ヶ峰配水池

 

撮影@西谷浄水場

 

 

ここで、前回アップした本プロジェクトの概要図を。

(横浜市水道局HP)

 

今回のための予習で横浜市立中央図書館で見つけた工事概要

「横浜水道130年史」(横浜市水道局)

 

 

ここで、まだ行程の1/5、先は長い。

 

フェンスに沿って右手の坂の上を登る。

横浜市水道局の管轄ではない「神奈川県内広域水道企業集団」の「川井給水地点」の施設がある。

 

ここから「恩田」や「鷺沼」(図の右上部)へ送られるようだ。

「事業の概要 令和5年度」

(神奈川県内広域水道企業団HPより)

 

坂道の突き当たりで、敷地の東西を走る中央構内道路を眺める。

左手(北側)に見えるのは前回も見た水道局の建物。

右手(南側)のあるのは民活事業の構造物のようだ。

 

通路の左の斜面に古い構築物の遺構らしきものがあって、由緒あるようでその説明板も設置してあるが、判読不可能。

やはり正式に申請して中に入らなくてはならない。

(これも次回の課題)

 

真新しい立派な門があった。

なるほど、これが民間の事業会社のようだ。

 

「ウオーターネクスト横浜株式会社」

 

横浜市が民活方式で事業委託した会社だ。

いわゆるPFI (Private Finance Initiative)のBTO (Build Transfer Operate)という事業手法によるものだ。

外観からしても、民間らしいデザイン?

 

ここで、休憩方々、日陰を利用して、一枚。

 

走る人

 

さらに、敷地を周ってみた。

 

敷地の東門から先ほど見た中央構内道路を眺める。

 

そして、2時間後に若葉台団地に戻ってから、東急田園都市線青葉台駅行きのバスに乗る。

 

バス

 

車窓からは、青空を背に夏の西陽に映える「大貫谷戸水路橋」が見えた。

 
 
「青葉台駅」経由で「たまプラーザ駅」に戻って、いつものカジュアルなフードトラックバー「Silk Road Joynus」で。

 

 

 
暑い日の18,000歩の後の美味しい生ビール
 
今日も、
NO BEER, NO LIFE!!