大貫谷戸水路橋(旭区) | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

2ヶ月前に初訪問して以来、最近はお気に入りの近場のスポットになった旭区の丘の上にある巨大な若葉台団地へ。

 

 

心配した雨雲はどこへ?

 

ということで、前回来た時に気になっていた「大貫谷戸水路橋」を探検するために、相方を残して公園の南へ向かった。

 

先ずは、遊水池の白サギにご挨拶。


 

バス通りを越えると見えてきた。

 

今日は丘の上まで登って、念願の写真撮影成功。

 

向こうの丘まで一直線に伸びたこの「大貫谷戸水路橋」は1952年の完成。長さは約300mで地上23mの高さ。

一般には進入禁止となっているのでゲート手前から撮影。

 

そして、丘を下って、水路橋の反対(北)側の丘を目指して歩いてみた。

 

自分と2歳若い、おん歳71歳の壮観な昭和の構造物だ。

 

好きなアングルがあったので、一枚。

 

スケッチも無事終わったので、反対側へ移動。

橋脚の間からは先ほどの若葉台団地が見える。

 

残された数少ない農地越しに見た「大貫谷戸水路橋」

 

神社の横には昔ながらの火の見櫓。

 

相鉄線鶴ヶ峰駅、三ツ境駅と若葉台団地を結ぶバス通りからもよく見えた。

 

バス停の名前もズバリ。

 

水路橋の北端はこんな感じ。もちろん進入禁止。

 

下流側を探検。

微妙に湾曲している。

 

水路は露出。

 

更にカーブ。

 

住宅街から先ほどの水路橋を眺める。

 

「川井接合井」から「鶴ヶ峰接合井」の間の約7kmの水路の勾配は、6/10,000で、水の流れは人が歩く速さと同じらしい。

「横浜水道100年の歩み」(横浜市水道局)

 

「横浜水道」

 

なかなか、一般の人には目に触れることのないこのような施設を見えるようにした技師の心意気が伝わるようだった。

 

日本で最初の近代水道の配水池のある野毛山まで続いている水道みちでは、南町田グランベリーパークの近くと、最下流(終点)の野毛山で見たことがある。

 

 

 

今日歩いたルートを地図に落としてみるとこんな感じ。

 

 

帰りは、若葉台から青葉台駅行きのバスに乗って、青葉台でお馴染みの「Keels Bar」で麦を主食に軽い食事。

 

上りで空いている東急田園都市線でいつもの駅に着いた頃は、見事な黄昏の濃紺の空。

 

おまけに、家に着いたら丁度満月が。

 

今日の行程は、完全一筆書きで無事完成。