数学美術館  -55ページ目

ちょっとした計算 ~9801の謎 その2~

こんにちは。

数学学芸員のようじです。


昨日ご紹介した9801の謎。

いかがでしたか?

計算できましたか?



今日はその結果をお話したいと思います。








1÷9801=0.

0001020304050607080910111213141516171819

2021222324252627282930313233343536373829

・・・

・・・

・・・

80818283848586878889909192939495969799

(以下はバラバラ)


と続きます。


そう「00」から「99」までの数が順番に続くのです!!!


これはすごいことだと思いませんか???




















おっと!すみません。


「98」は欠番でした。(もう一度見てくださいね。)


こんなに順番に並ぶなんて素敵ではありませんか??

ちょっとした計算 ~9801の謎~

こんにちは。

数学学芸員のようじです。



不思議な計算を紹介します。




1÷9801=





普通の電卓(9桁ほどしか表示されないもの)で計算すると


0.00010203


と出てきます。







その先は一体どうなっているのかと思い、パソコンの「アクセサリ→電卓」で計算してみると・・・



1.0203040506070809101112131415162e-4







パソコンの電卓は、計算結果が表示しきれないときに「10の何乗」という表示を行ないます。


e-4は「10の-4乗」という意味です。


更にe-4の前の「2」は、その次の数を四捨五入した数だと予想されます。

(すなわち、1516…のあとは15,16,17,18,19のどれかがくると予想できます。)



だから、上の結果を改めて書いてみると


0.0001020304050607080910111213141516・・・


そして「・・・」は「15~19のどれか」です。









きっと「17」がくるのでしょうね。







ぜひ小数点下200桁ほどまで求められる電卓や計算機・計算プログラムで計算してみてください!!!


4次元に行けば簡単やん!!

こんにちは。

数学学芸員のようじです。



昔、数学科の友人からこんな問題を出されました。

「マッチ棒10本を使って、正三角形を10個作りなさい」



そして更に条件が。


「ほかはどんなことでもOKとする!」










よ「じゃあマッチ棒をボキボキに折って、無理やり10個作る」


友「それはアカン」


よ「じゃあマッチ棒と同じ長さの棒を持ってきて、無理やり10個作る」


友「それもアカン」


よ「・・・」


友「・・・」















どんなことでもOKちゃうやん!!(ToT)

条件きつきつやし!






まぁ、これはさておき。


ここで同じようなクイズです。


「マッチ棒3本を使って、正三角形を1つ作りなさい」





これは簡単ですね。

ただ作ればできます。




では次。


「マッチ棒を6本使って、正三角形を4つ作りなさい」




これはよく、頭を使うクイズとして出題されます。

だから答えを知っている人もいらっしゃるかと思われます。

(答えを存じない方は、ぜひ考えてみてくださいね)





この流れで考えると、マッチ棒10本で正三角形10個作れるはず・・。
















さてさて、先日マジックを見に行きました。


目の前であんなものやこんなものが消えたり、出てきたり。


数学的に考えると、きっとあれは4次元に移動しているんですね!

ほら、4次元だと我々には見えなくなるから!!!!

きっとそうに違いない!そうであってくれ!!!






ん(´・ω・`)?

4次元???




よ「4次元ってのはアリなの?」


友「それはアリ( ゚∀゚)」

トーナメントをします。さて何試合行なわれる?~見方を変えると簡単に!~

こんにちは。

数学学芸員のようじです。


地元・西宮市一里山町の報徳学園が準決勝まで勝ち進みました。

長野にいますが、地元が頑張っているのはうれしいですね。




さて、甲子園のようにトーナメント方式で試合を行なう場合を考えましょう。



例えばA,B,Cの3チームがトーナメントで戦う場合、何試合行なわれるか?


AとBが試合します。

勝ったほうとCが試合をします。


計2試合。



ではA,B,C,Dの4チームでは?


AとB。CとD。

両方の勝ったほう同士の計3試合。




では10チームでは??


最初に5試合。

次に勝ち残ったもの同士で3試合、そして・・・。






ではでは1000000000チームでは!???


もうお手上げです(ToT)





このように最初から考えていくと、どんどんと難しくなります。








しかし、逆の発送をするとどうでしょうか?








すなわち、こう考えます。

トーナメントでは、1試合行なわれるごとに、1チーム負ける。」


1試合で1チーム負けるのですから、最後の1チームが残るまで何試合必要か?



10チームなら、9チームが負けないと最後1チームが残りません。

すなわち、「9チーム負けなければならない=9試合行なわれる」と考えられます。




このように考えれば、10チームだろうと100チームだろうと1億チームだろうと簡単です。

ただ1を引けばいいのですから。




ぜひお友だちにクイズを出してあげてください。


「夏の甲子園、全部で何試合行なわれるでしょう!??」



簡単ですね。出場しているチーム数から1を引くだけです。










あれ?出場している高校はいくつでしたっけ!??

46都道府県で・・・東京都は2チーム??あれ?( ..)φ


こちらのほうがやっかいな計算だったりして(ToT)

最大公約数的な・・・

こんにちは。

数学学芸員のようじです。



先日、何かの記事で「最大公約数的な・・・」という言葉を目にしました。


最初読んだ時、意味がわかりませんでした。

「最大公約数的な」という言葉はよく使われるのでしょうか?



ネットで意味を調べていると、「最大公約数的な」の意味は


1.どの立場からも妥協できる

2.複数のもので、共通でかつ最良のもの


という2種類があるようです。


「最大公約数」の意味を考えれば2番のほうがしっくりきそうです。




しかし、物事が互いに素の場合、いくら「最大公約数的な」選択をしても1にしかならないのですが・・・。


みなさんはこのような言葉、どう思われますか?

私は、数学用語はあまり日常の言葉には適していないような気がします。