南大阪・松原市で働く行政書士のブログ -105ページ目

九州の行政書士

営業に関する勉強です。


自分はどこかの行政書士事務所に補助者として入っていたという経験がありませんので、この業界における、仕事の受注に始まり、終了までの業務の流れというものを経験しておりません。その為常にこれを学び続けなければなりません。


特にどうすれば仕事が依頼されるのか?ここはとても重要です。
同業者からも当然そうですが、
他業種からもこの部分は学んでいかなければなりません。

ということで法律の本のみならず、様々な本を読みます。
今回読んだのはこんな本。


僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由
浅川 馨一郎

TAC出版 2009-07
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九州で開業されている行政書士の方が書かれた一冊。

業界経験なし、資金・人脈ともになしの状態から始まり、様々なトライアンドエラーを繰り返しながら現在年収3000万円越えを果たした著者。

当初は年商が5万円ほどしかなく、廃業も考えたそうです。

しかしその中で様々な営業方法を試しつつ、探偵学校へ入学し、最終的に「見まもり契約」という独自のサービスを開発されています。


最近の士業関係のマーケティング本は、ネットを利用したものが非常に多いのですが、この方の場合はかなりアナログに比重を置いている様子。


本の中にも登場していた著者の事務所サイト、情報商材の販売サイトを覗いてみましたが、METAタグすら記述しておらず、当然ヤフカテ登録などなし。
外部リンクもほとんどなくいさぎよいぐらいにSEOを無視しているサイトでした。


内容を読んでいくと、相当アナログで集客する方法を試されてきたようです。


サイトを中心とし、メルマガやブログをツールとして使い集客をしていくという方法は、一見王道に見えますが、やはりアナログ営業は強いなという感じです。


特に本の中に登場する

インターネットからのお客さんは、
なかなか「紹介をしてくれません」


という一文は、なるほどと思います。


全ての方がそうだと思いませんが、その傾向はありますね。

そこをどうリピーター(紹介含む)にしていくのかというのも、またひとつのマーケティングの手法だとは思いますが、ある程度直接会える環境で業務を行う方が、人間関係を築きやすいのは確かです。




全体を読んでみての感想ですが、 いわゆる士業における集客の王道パターン



セミナー、講演会、雑誌の執筆等によりブランディング

           ↓↓
溜まったノウハウをコンテンツとして販売

           ↓↓
そのコンテンツをフロントエンド商品として、一旦収益を上げる

           ↓↓
更にフロントエンドからバックエンドへとつなげ、行政書士業務を受注



どのような手段をとったにせよ、
最終的にはここに行きつくんだなと改めて思いました。




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定款認証後の修正

タイトルの通りですが


通常、定款は認証が済んでしまうと変更することが出来ません。


定款の中身を修正するには変更登記が必要になります。


定款認証後、登記申請の段階で不備が見つかりそのままでは登記申請が
出来なくなった場合には、もう一度定款認証をやり直さなければなりません。


いくら電子定款で印紙代がかからないとは言え、公証人に支払う認証手数料は
払わなければなりません。

2度定款認証をすると、費用が10万円を超えます。







公証人の認証を受けてるにもかかわらず、法務局で不備とされるのは
ほとんど「事業目的」に関わる事です。


なぜなら公証役場では、事業目的の適格性については審査する事が出来ないから。


この為、通常会社を設立する場合には、必ず事前に法務局にて事業目的の確認をし
ます。


ただしこれは専門家のお話。


一般の方が自身で会社を設立する場合、こういった作業というかチェックが抜ける
事が多々あります。
結果ものすごく時間がかかってしまったり、最悪の場合にはもう一度やり直し。


もちろん、だからお金をかけてちゃんと専門家に頼んだ方がいい、なんて言うつも
りはありません。


このあたりはその人個人のお金や時間というものに対する考え方の問題であり
自由な部分だからです。






今はたしかに、登記官の事業目的の適格性の審査は相当緩くなっています。


ただそうは言っても、なんでもかんでも審査を通る訳ではなく、やはりこれではダ
メだというケースも存在します。


なんとなくですが、司法書士の先生が法務局に提出するより一般の方が提出する方
がチェックは厳しいのかなという感じが。


不備の多さなどから考えると、その理由が解らなくはありません。





今回、それに近い事例が1つありました。


定款認証は済んでいたものの、法務局において、事業目的が原因で申請が出来なく
なっているというケース。


通常、これは定款認証をやり直さなければなりません。

当初公証役場との話では、それ以外の方法はないということでした。


しかし法務局の意見を聞き、再度公証人との協議の上で、少し特殊なやり方ですが
認証済みの定款の修正をする事が出来ました。
もちろん、再度定款を作り直して認証もやり直すというような方法ではありません。


詳しいやり方については、事情が特別な事や守秘義務の関係上、書くことができま
せんが、こんなやり方もあるんだなと新しい発見でした。


ただこれは公証人の方にずいぶんと協力してもらっての事なので
かなりイレギュラーなやり方だと思います。


「無事定款が修正できて良かったね」という話ではなく、事前にちゃんとするべき
事をして、防げる不備はすべて防いだ方が誰もが幸せになれる、そんな風に思った
一日でした。


自分の事にも色々置き換えて今後行動していくべきであり、そうありたいものですね。





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1円会社

最近何故か少額資本の会社の定款認証を受ける事が続きました。



ひとつは資本金1円の会社。



もうひとつは資本金2円の会社。




その前に携わった会社は、資本金を増やす為に現物出資をどうしようか
としばらく悩んだくらいだったのに、大きな違いです。




何年も前、株式会社の最低資本金制度がなくなった時は
実験的に1円会社を作る人は多かったようですが、最近では珍しいですね。




色々な会社が世の中には存在するもんだなと、つくづく思います。




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トップダウンペナルティ?

前回Yahoo!検索が落ち着くまでゆっくり待つような事を書きましたが
ふと思うことがあり、色々調べてみると意外な事実にたどり着きました。


いや、事実かどうかはまだ判明していません。


どうも自分のサイトが、ヤフーからペナルティを与えられているっぽいです。


サイトタイトルで検索すると、SEOを集中させているトップページより先に
その他のページが先に表示されます。


これは?と思いちょっと調べてみました。


まずはYahoo検索エンジンを使ったサイト検索。
いわゆる site:自分のサイトのURL で検索するやり方です。


通常であればトップページが一番に表示されるはず。


しかし結果はかなり後順位での表示。


次にヤフーサイトエクスプローラーでの検索。
同じ結果


そしてUSA版ヤフー での同じサイト検索。
結果はサイトトップページが一番最初に表示。


どう考えても日本版Yahoo検索において、なんらかのフィルターにかかっています。



これが噂にきくTDP(トップページダウンペナルティ)というやつでしょうか。




こうなるとなかなか回復は難しいかも。



法律系のサイトの場合、どうしても説明文の量が多いので必然的にキーワードの
量も増加します。


それを解りやすくする為に、画像を入れたり、文章を削ったりすれば密接したキーワードで
あふれるのはある程度仕方のないこと。


もしそれが原因でペナルティを喰らう事になるとすれば、上位表示で生き残れるの
は人間が見て非常に理解しづらい、やたらとテキストだけを並べ立てるサイトだけ
になってしまいます。



あまりよろしくない士業のサイトの見本ですね。


ヤフーの検索エンジンが求めているのはそういった検索結果なのでしょうか?


元々Yahoo検索はその検索結果の不自然さから非常に使いづらく、今までは
調べ物といえばgoogleばかり使っていました。


サイトを運営するようになり、仕方なくYahoo検索エンジンの対策をとる必要が出て
きて、改めて思うのがこの検索エンジンの不合理さです。



初めてネットに触れた頃に感じた、あの使いにくいという感覚はやはり正しかった
んだなと、つくづく感じます。


ちなみにGoogleは全く動きなし。

安定してますね。





なんだか最近業務のことを書く量が減っています。




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また検索順位の変動

さて、今日も左上のブログパーツが赤くなっています。


どうやらまたヤフーの検索順位が変動しているようです。
しかも激しく。


9/4~9/5にかけてインデックスの更新が行われ、大きく順位が入れ替わりましたが
今日9/14にも大きく動いています。


こちらのYahoo!検索スタッフブログ をみると、本日YST(ヤフーのウェブサーチエン
ジン)のバージョンアップが行われたようです。


9月に入ってからというもの、ヤフーの検索順位の変動が激しく、

様子をみるしかないという状態がずっと続いています。


なんせ、ちょっとしたキーワードで検索をしてもボコボコYahoo知恵袋が
検索結果に表示されるという異常事態。


どうも検索エンジンの本来求められている姿からは
どんどん違ってきている気がします。


どうにかしようにも、今の状態で変にサイトをいじくると

逆効果になりそうで少し怖いです。


それにひきかえグーグルの安定している事。
今見比べると、その違いが一段と際だって見えます。



しかしこの現状、自分のサイトでネットショップを経営している人にとっては、大
変でしょうね。


今月は相当売上が下がってると思います。


自分もウェブからの依頼がほとんどなので、もっとアナログでの営業に
力をいれていかないといけません。


できればもっと動いて対策をとっていきたいのですが、今のこの混乱している状況
では様子をうかがうしかありません。


いずれYSTはBing に移行していくらしいのですが、本格的にその時がくれば、もっと
混乱していくでしょうね。


やはりアナログも大事だなと、つくづく思います。


しかしまあ、こんな本でも読みつつYahoo!検索が落ち着くのを待ちましょう。


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