九州の行政書士 | 南大阪・松原市で働く行政書士のブログ

九州の行政書士

営業に関する勉強です。


自分はどこかの行政書士事務所に補助者として入っていたという経験がありませんので、この業界における、仕事の受注に始まり、終了までの業務の流れというものを経験しておりません。その為常にこれを学び続けなければなりません。


特にどうすれば仕事が依頼されるのか?ここはとても重要です。
同業者からも当然そうですが、
他業種からもこの部分は学んでいかなければなりません。

ということで法律の本のみならず、様々な本を読みます。
今回読んだのはこんな本。


僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由
浅川 馨一郎

TAC出版 2009-07
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九州で開業されている行政書士の方が書かれた一冊。

業界経験なし、資金・人脈ともになしの状態から始まり、様々なトライアンドエラーを繰り返しながら現在年収3000万円越えを果たした著者。

当初は年商が5万円ほどしかなく、廃業も考えたそうです。

しかしその中で様々な営業方法を試しつつ、探偵学校へ入学し、最終的に「見まもり契約」という独自のサービスを開発されています。


最近の士業関係のマーケティング本は、ネットを利用したものが非常に多いのですが、この方の場合はかなりアナログに比重を置いている様子。


本の中にも登場していた著者の事務所サイト、情報商材の販売サイトを覗いてみましたが、METAタグすら記述しておらず、当然ヤフカテ登録などなし。
外部リンクもほとんどなくいさぎよいぐらいにSEOを無視しているサイトでした。


内容を読んでいくと、相当アナログで集客する方法を試されてきたようです。


サイトを中心とし、メルマガやブログをツールとして使い集客をしていくという方法は、一見王道に見えますが、やはりアナログ営業は強いなという感じです。


特に本の中に登場する

インターネットからのお客さんは、
なかなか「紹介をしてくれません」


という一文は、なるほどと思います。


全ての方がそうだと思いませんが、その傾向はありますね。

そこをどうリピーター(紹介含む)にしていくのかというのも、またひとつのマーケティングの手法だとは思いますが、ある程度直接会える環境で業務を行う方が、人間関係を築きやすいのは確かです。




全体を読んでみての感想ですが、 いわゆる士業における集客の王道パターン



セミナー、講演会、雑誌の執筆等によりブランディング

           ↓↓
溜まったノウハウをコンテンツとして販売

           ↓↓
そのコンテンツをフロントエンド商品として、一旦収益を上げる

           ↓↓
更にフロントエンドからバックエンドへとつなげ、行政書士業務を受注



どのような手段をとったにせよ、
最終的にはここに行きつくんだなと改めて思いました。




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