トラヴィス・クラーク(Travis Clark/1985年4月24日~)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ウィー・ザ・キングス (We The Kings) のギター&ヴォーカル。

 

 

 

2000年代初頭、当時高校生だったトラヴィス・クラークが、3人のメンバーとともに、バンド「Broken Image」をスタートさせた。バンド結成時のラインナップは、クラーク(Vo,リズムG,Key)、ハンター・トムセン (リードG,Cho)、ダニー・ダンカン(Ds,Perc)、ドリュー・トムセン(B)。

 

2003年、バンドは名前を「We The Kings」へ変更。それから数年後のドリューの高校卒業を機に、トラヴィスとハンター、ダニーの3人はそれぞれ通っていた大学を中退し、本格的にバンド活動を開始した。

 

 

2006年、EP『Between the Ink and the Paper』をセルフ・リリース。

 

 

2007年10月2日、バンドの名を冠したフルレングスのデビュー・アルバム『We The Kings』をマーキュリー・レコード傘下のインディーズ・レーベル「S-Curve Records」からリリース、米音楽誌『ビルボード』(Billboard)の総合アルバムチャート「Billboard 200」(以下「全米」)で新人ながら全米151位をマーク、米国で25万枚以上を売り上げた。このアルバムには、『ビルボード』誌の総合シングルチャート「Billboard Hot 100」(以下「全米」)70位というチャート・ポジション以上に米国とカナダでプラチナ・シングルに輝いた実績を誇る“Check Yes Juliet”をはじめ、同誌「Pop Airplay」チャート(以下「米ポップ」)40位をマークした"Secret Valentine"、 "Skyway Avenue"等を収録。

 

 

 

 

 

2008年12月16日、EP『Secret Valentine EP』をリリース。

 

 

2009年12月8日、2ndアルバム『Smile Kid』をリリース、全米112位を記録した。アルバムからの1枚目シングルとなった“Heaven Can Wait”は、米ポップ30位とヒットした。また、続くシングルは、デミ・ロヴァート(Demi Lovato)をフィーチャーした“We'll Be a Dream”が全米76位・米ポップ23位をマーク、そして“She Takes Me High”もリカットしている。

 

 

 

 

 

2011年7月5日、3rdアルバム『Sunshine State of Mind』をリリース、一週間前には既にiTunesにて先行配信され、全米45位を記録した。このアルバムからの1枚目のシングルは"Friday Is Forever"である。また、グループのインタラクティブ・ミュージック・ビデオと、米ポップ32位・豪州29位に入った楽曲“Say You Like Me”で、MTV Video Music Award の Most Innovative Music Video of the Year を受賞した。

 

 

 

同年、ここまで3枚のアルバムのレコーディンクに参加してきたドリュー・トムセンが脱退。後任のベーシストとしてチャールズ・トリッピーが加わり、また、新たにColey O'Tooleがキーボード、バッキング・ヴォーカル、ギター担当として加入。これにより、バンドは5人体制となった。

 

 

2012年7月3日、EP『Party, Fun, Love, and Radio』を配信リリース。

 

 

2013年1月21日、EP『Friday Is Forever』を配信リリース。

12月16日、5人編成となって最初となる通算4枚目のスタジオ・アルバム『Somewhere Somehow』をOzone Entertainmentからリリース、全米44位・全英88位をマークした。ここからのシングルは、“Just Keep Breathing”が全米92位・全英66位・カナダ63位になった他、“Find You There”がカナダ91位に入った。アルバムには他に、“Any Other Way”、 “Art of War”、そしてElena Coatsをフィーチャーしてプラチナ・ディスクを獲得した"Sad Song"が収録されている。

 

 

 

 

 

 

 

2014年11月24日、アコースティック・アルバム『Stripped』を配信限定でリリース。

 

 

2015年11月20日、5番目のスタジオ アルバム『Strange Love』 をリリース、全米137位を記録した。このアルバムから"Love Again"、"Runaway"をリカットした。

 

 

 

 

2016年、ブロードウェイでも上演されたミュージカル『ハミルトン』(Hamilton)の"The Story of Tonight"をカヴァー。

 

12月5日、We the Kings は、2007年にリリースしたデビュー・アルバム『We the Kings』の10周年を記念するツアーを行うと発表、イギリスで3回、カナダで1回の公演を実施。

 

 

2017年9月12日、We the Kings は10周年記念アルバム『Self-Titled Nostalgia』をリリースした。本アルバムは、バンドのデビュー スタジオ アルバム『We the Kings』に収録したすべての曲のリワーク・ヴァージョンで構成されている他、新曲"Planes, Trains & Cars"も収録している。ここから新ヴァージョンの"Ally"、"Stay Young"、"Check Yes Juliet"、 "Skyway Avenue"、 "Whoa"がリカットされた。

12月1日、We the Kings は "Festival Music" という新しいシングルをリリースした。

 

12月、We the Kings は6枚目のスタジオ・アルバムの制作開始を発表するビデオをリリースした。アルバムには、"Planes, Trains & Cars"、"Festival Music"、およびさらに8〜10曲が含まれると発表された。

 

 

2018年7月6日、6thアルバム『Six』をS-Curve ecordsからリリース。

 

 

 

2021年2月5日、EP『SAGA』を配信リリース。ここからは、"Turn It UP"と"These Nights"、"No 1 Like U"をシングルとしてリリースした。

 

 

 

 

 

 

トラビス・クラークは既婚で、ジェニー・ロビンソン・クラークと結婚している。夫婦には3人の娘と1人の息子がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「ウィー・ザ・キングス」「We The Kings」

 

https://www.wethekingsmusic.com/

 

 

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