■ふむふむミーティング■西東京なう■ -2ページ目

4月24日 ストリートLIVE

4月24日日曜日は西武新宿線田無駅前(北口)でArayashikiストリートLIVEして来ました♪

1曲目「休日の木陰にでかけよう」を演奏していると
ちびっこが3人集まってきて、体を揺らしながら聴いてくれました。

まるでミッキーマウスになったような気分でした。
ミッキーの奴、いつもこんなにイイ思いしてんのか!!
と、ミッキーに敵意を剥き出した感情に襲われております。

てな訳で、次回のストリートライブも頑張りますっ!!

打倒ミッキー!!

↓突然の雨に打たれ、雨も滴るなんとやらの機材達。
$■ふむふむミーティング■西東京なう■-ひきかたーり

4/2 1限目 ゲスト「浅葉圭一さん」

Arayashiki新企画、『Arayashiki井野桂吾の ふむふむミーティング西東京なう』無事に1限目を終える事ができました。
USTとネットラジオを通じて、放送を見て聴いて下さった皆様ありがとうございました。

第1限目は、産業廃棄物の中間処理業に携わり環境問題を直視する現場で働く傍ら、純文学の道を志す若き小説家
エコロジーライター 浅葉圭一さんをお迎え致しました。

まずは、産業廃棄物の中間処理業とは何か?というお話をして頂き、一般廃棄物と産業廃棄物の違いなど、様々なお話を聞かせてもらい
加えて、詩集の紹介までして頂きました。

↓番組終了後、再びジャミラを披露してくれる浅葉圭一さん。
$■ふむふむミーティング■西東京なう■-ジャミラ1

↓真似してジャミラってみた僕。
$■ふむふむミーティング■西東京なう■-ジャミラ2


この番組に興味を持って頂き、配信終了後、西武柳沢駅近くの中華料理屋「栄福」で、次回の企画会議を行いました。

↓絶品かた焼きそばを頬張る浅葉圭一さん。
$■ふむふむミーティング■西東京なう■-かたやきそば

今後、「ふむふむミーティング西東京なう」はリスナー参加型の配信をしていけたらと思っています。
見て聴いてくださる皆様と1つの番組を作り上げる事が目標です。

1限目を終え、色々な方々からご意見を頂きまして、現在企画を一から練り直しております。
次回配信は、近日中にtwitter等でお知らせしたいと思っています。

そして!今後は恥を承知で「企画書」をこのブログにてアップしていきたいと思っております!
このブログさえも、ふむふむミーティングの場にしてしまおうという考えでございます!
是非とも皆様、コメントやメールにてミーティングに参加して頂ければと思います。
並びに、皆様からの「企画書」も募集しております。
ご意見ご感想、または企画書も含め番組内で紹介しても良いという方
是非PNを添えて連絡頂ければ幸いでございます♪


メールアドレス inok5.music@gmail.com
twitterID inok5

最後に、今後ゲストとしてだけでなく、番組配信の構成作家としても活躍してくれる
浅葉圭一さんのブログを紹介します!
環境問題に興味のある方は是非☆

●ゲスト浅葉圭一さんのブログ
「Clockwork Green」
http://ameblo.jp/djamila

「そっと握りしめた」

私、井野桂吾 Arayashiki(あらやしき)という名前で音楽活動をしておりますが
この度、せこせこと作っておりました曲が完成したので、紹介させてやってください*

「ふむふむミーティング」の第一回目のブログ更新が、曲紹介でイイのか!!
という話ですが、その辺はご愛嬌という事で(笑)
前回放送後のブログも近いうちに更新致します★

本日youtubeで公開開始した曲ですが
「そっと握りしめた」といいます。

あえてこうした!これなんてどうや!と、こだわりやアイデアを詰め込んでみましたが
あんまり語っても安っぽくなるだけですので、とりあえず聴いてもらえたら嬉しい限りです。

現在youtubeのみでの配信ですが、ライブなどでも演奏していく予定です。
そして、遊びがてら配信してます、UST生放送の「ふむふむミーティング」でもガンガン流していこうと思っているので
時々見てやって下さい。


●そっと握りしめた●



作詞 作曲 井野桂吾


僕らの心を擦り合わせて温めた町を 夜が冷ましてった

金色の朝焼けが窓を擦りだすと 新しい温もりが だんだん混ざってった

小さすぎる毎日に大きな一歩踏み出す時 時々怖いくらい心が怯えてる

だから君が彩ったテーブルで交わし合った 他愛の無い言葉達 胸にしまい 歩き出した

僕がこっそり君の背中に呟いてきた「ありがとう」は
君がこんがり焼いてくれた チーズマフィンにだけじゃないんだ
おきまりのラブソングが謳ってるような愛の詩は
くすぐったくて言えやしないよ
だけど君には 伝えたいんだ


胸が膨らむように深呼吸しようよ
胸が高鳴るような旅支度をしようよ

大きすぎる空の下で小さな一歩踏みしめる 時々苦しくてもすり減った靴底を信じて

そして君が口ずさむ身勝手な鼻歌に乗せてみた この気持ち 胸にしまい 歩き出した

僕が例えば幸せひとつ持ち帰ったなら わかちあおうよ
一昨日君の笑顔がくれた素敵な時間に感謝してるんだ
君が例えば悲しみひとつ持ち帰ったなら わかちあおうよ
おそろいならば雨模様でも着こなせるよ

夜も深けた地下鉄改札口 いたいけな目をふせて今にも涙しそうに佇んでいる君がいた
ずっと喉元にあった言葉 僕達は互いに胸にしまい 歩き出した。

声や文字の「言葉」なんかじゃ抱えきれない大切な思いが
冷たい夜にリセットされるその前に 伝えたいんだ
おきまりのラブソングじゃ謳いきれない大きな切なさが
溢れそうな拳を解き
君の左手
そっと握りしめた



今後はオモシロイ曲しか作りませんよ☆
現在考案中の曲や、作りかけのメロディ等、どんどん形にしていきますので
御ひいきにしてやって下さい。

ちなみに現在考案中の曲は(できても無いのに、こんな話はしない方がイイ(笑))
改造人間の女の子の曲、大人のもめごとの曲、もしくは真面目なバラード
などなどです。

今日紹介させて頂いた曲も、アレンジを加えるかもしれません(アマの特権(笑))

そんな訳で、今後色々と幅広く活動していけたらと思っております。
頑張るぞ!おー!!

『くまとやまねこ』 湯本香樹実著

さすらいのディスクジョッキー、お久しぶりにブログを更新です。
(※最近お友達にターンテーブルを頂いたので、DJ気取りで調子に乗りまくった上でのネーミングです♪)

ついこの前まで、生牡蠣を食べまくったおかげでウイルス性胃腸炎にもがき苦しんでいたのですが…完全復活!!
また牡蠣が食えるようになったかと思うとウキウキです☆(募集要項「学習能力が極端に低い人もしくは猿」という企業を探してます♪)

2月2日にLIVEを控え、ひたすら歌詞を書き殴り、ギターをかき鳴らし
牡蠣にヤラれている間に溜めこんだモヤモヤを、かき消す勢いで楽曲を制作中です。

そういう訳で最近は新しい絵本に出会ってませんので、今年のお正月に出会った本を紹介したいと思います。

『くまとやまねこ』
くまとやまねこ
くまとやまねこ
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湯本 香樹実
河出書房新社
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著者は湯本 香樹実さん。
東京音楽大学卒業作曲科を卒業され、オペラの台本執筆から、ドラマ・ラジオの脚本家、そして児童文学作家。
数々の賞を受賞され、経歴や能力の多彩さだけで凄すぎる彼女ですが
なんと…更に!めちゃんこお美しい方で、彼女が人間ならば、僕は生物学上人間よりは猿、もしくはナマケモノの方に近いんじゃないかと思える程です。
(木のぼりさえ下手糞です(笑))

この作品は、僕がお正月、まさに怠けてゴロゴロしていた時に、実家の本棚で出会ったものです。
時間にすると数分寄りそっただけの短いお話なんですが、この中に描かれている時間は、短いものではありませんでした。
そんな「時間」と「死」にまつわるお話です。

物語の冒頭、主人公のくまは、大切な友達を亡くしてしまうのです。
痛切すぎるくまの心の内が、彼の行動を通して、読み手の心を絞めつけます。
くまさん、もうやめて!もう悲しまないで!こっちまで悲しくなっちゃうよ!と、痛々しいまでに悲しい時間に誘いこまれます。

大切なものを失った時、今まで平凡に、普通に過ぎていた時間から落っこちたように、日常に取り残されたような気分になります。
大切なものを失ったと同時に、今まで空気のように存在していた「時間」というものまで失ってしまったような、そんな気分。

でも、壊れてしまったのは自分の心であって、時計ではないのです。
太陽は昇り、風が吹き、明日が来ます。
日常で何度も繰り返すであろう、別れを経験するという事は、また新たな出会いを経験する事になるのです。
生きているから。
そしてくまの心はやがて、時間に癒され、やまねことの出会いに癒され、大切なことを見つけるのです。

僕らが「死」というものに出会う時は、自分の「死」か、他者の「死」その二つの瞬間しかありません。
しかし、「死」を見つめる為には、自分が死んではだめなのです。
現代、特に僕らの住む安心して暮らせるような国では、科学や医療が発達し、「死」を見つめる機会はすごく少なくなってきました。
昨日楽しくお喋りをした友達や家族が、今日死ぬような事はめったにありません。
それは幸せな事なんだと思いますが、「死」が軽視される世の中であってはいけないと思います。
時々、テレビの中で、新聞の中で、人が自ら死にます。
子供も死にます。

目の前で、誰かの為に必死に生きている人が死なないから、辛くても必死に生きている人が死なないから
「死」が痛みや悲しみを超えた世界の入り口になってしまうのでしょうか。

生きているから、笑う事もあり、泣く事もあります。
感謝してやまない恩人がいれば、殺してしまいたいぐらい憎い人もいたりします。
居心地の良い心の置きどころを上手に見つける事で、悲しんだり憎んだりせずに生きていけるのかもしれませんが
そんな器用な人間がいるとは思えないぐらいに、少なくとも僕は不器用です。

不器用ではありますが、ひとつ幸せな事は、大切に思える友達、家族がいます。
そして、そうでない人がいる事も、彼らや僕を取り巻くあらゆる物事に教えてもらいました。

他者の存在によって理解を得た事がたくさんあります。
もちろん、その他者は生きている人ばかりではありません。
僕が得た理解は微々たるものでしょう。
微々たるものとはいえ、時間はかかりました。
その時間は誰かより少ないかもしれないし、多いかもしれません。

そして、僕にとって友達や家族、テレビの向こう側の人は他者です。
そして彼らにとっては僕はまた他者です。
「時間」と同じで、当たり前に在るものです。

いつの日か、くまさんのように悲しみに打ちひしがれるかもしれませんし
またいつの日か、やまねこさんのように誰かの希望になりうるかもしれません。
当たり前に過ぎゆく日常でさえ、くまさんが1歩踏みだす理由になれました。
今すぐに、やまねこさんのように大きな希望になれなくても良いと思います。

人は「死」を見つめながら、生きるものだと思います。
「死」を見つめる事は楽な事ではないでしょうが
見つめる事で、「死」を選ぶ事が、楽な事ではないと学ぶ事ができます。

僕はこの本が児童書である事が素晴らしいと思います。

『くまとやまねこ』イチオシです!!
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『だいじょうぶ だいじょうぶ』いとうひろし著

ついに初めての絵本の紹介です♪
第一回目という事で、最初に断っておきたい事があります。

僕は!

さほど!!

絵本に精通しておりませんっ!!!

なので、批評ではなく、絶賛型ブログになっていきますので、ご了承ください♪

子供の頃は人並みに読んでたとは思いますが、大人になって、ちょこちょこと買い集めだしたのは最近の話です。

そう言えば、まだまだちっぽけなガキんちょだった頃、神戸のハーバーランド(だったかな?)の図書館が
ゲームセンターと隣合わせだったので、ゲーム目的で遊びに行って、ついでに本を借りてましたね(笑)
結局、阪神大震災の影響で、宮崎に移り住み、借りパクした本が2冊ぐらいあったんですが
2011年の今、気がつけば時効を迎えておりました(笑)

という訳で、話は本題に移りますが、昨年末に「絵本ブログを始めよう!!」と思ったきっかけとなった本を紹介したいと思います。

いとう ひろしさんの「だいじょうぶ だいじょうぶ」です。

だいじょうぶ だいじょうぶ (ちいさな絵童話りとる)
いとう ひろし
講談社
売り上げランキング: 2004



著者である、いとう ひろしさんですが、絵本にっぽん賞、日本児童文芸家協会新人賞、路傍の石幼少年文学賞を受賞されている作家さんであります。
この方、インタビューで、「動物園に行ったら、まず何の動物を見ますか?」という質問に対して
「料金所にいるお姉さん」と答えた、めちゃくちゃイカした作家さんであります★

僕はラジオ番組で紹介されているのを聴いて、この本に出会いました。
「なんて、イイ話なんだ!!」と、心の底から感銘を受けました。

主人公である「ぼく」と「おじいちゃん」のお話です。
2人はいつも散歩しているのです。
「ぼく」は、おじいちゃんと散歩しているうちに色々なものに出会います。
「ぼく」は、新しい発見や出会いを経験していくのですが
「ぼく」の世界がどんどん広がっていく喜びを得ると同時に、様々な不安要素にもでくわします。
そんな不安要素に直面した「ぼく」に対して、おじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と
この本のタイトルにもなっているフレーズで、「ぼく」の不安をなだめてくれるのです。

そこでおじいちゃんに教わるのです。
「だいじょうぶ」だって事を。

そして、僕ら読者は、「だいじょうぶ」という言葉の温かさを知ります。
そこに例え「だいじょうぶ」と言えるだけの確信や証拠がなくたって
その言葉の大切さを教わるんです。

人間、誰だって、ちゃんと生きてる人は必ず不安を抱えているものなのかなって思います。
不安で、不安で、押しつぶされそうな時、他人から言い聞かせられる、きっと「だいじょうぶ」だよ!って言葉が何よりの助けになったりするものです。
そこに確信を持てるだけの証拠が無くたって、心のほつれを治してくれる言葉になりうる、大切な言葉だと気づかされました。

そして、涙腺を刺激するクライマックスが待ち受けます。
「ぼく」は少しだけ大人になるのです。
こんな短い話の中ですが、確実に「ぼく」がおじいちゃんのおかげで大きな成長をとげます。

涙もろい方、絶対ハンカチが必要ですよ♪


本を閉じた時、絵本というものが子供の読み物の枠を超えて、大人の心だって十分に打つものなんだと確信した作品でした。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」イチオシです!!
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