【IZUMI先生のインドネシア事情3★ロンボク編】秘境のリゾートエリア | INJカルチャーセンターのブログ

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【今回のテーマ:インドネシア事情3★ロンボク編★秘境のリゾートエリア】

 

Selamat siang. 「こんにちは」
INJインドネシア語講師のIZUMIです。

 

今回のインドネシア旅行で特に楽しみにしていたのは、まだ訪れたことのないロンボク島観光です。未知の体験ができるのではないかと、出発前からわくわくしました。今回は2泊3日で友人のご家族と行くことにしました。

 

ロンボク島へはジャカルタから飛行機で約2時間。バリ島の東隣りにある西ヌサ・トゥンガラ州の島の1つで州都はマタラムです。

 

いよいよジャカルタからロンボク島に出発!

 

ジャカルタからの往路は、お土産の荷物をたくさん抱えた、umrah「ウムラ(小巡礼、巡礼シーズン以外に行われるメッカ巡礼)」の帰途と思われる年配の方々と乗り合わせました。皆さんsarung「サルン(腰布)」を巻いたスタイルで、男性は飛行機の座席にあぐらをかいて座っています。楽しそうなおしゃべりが聞こえてきますが、ロンボク島の地方語ササク語なで、話の内容はさっぱりわかりません!この後に滞在したロンボク島のホテルの従業員さんたちが仲間同士で話している時も、インドネシア語は一言も聞こえてきませんでした。実は、3日間ガイド兼運転手をしてくださったのはロンボク島の先住民族ササク族の方でしたが、海沿いの町を訪れた時は「このあたりの海岸で働く人たちはブギス族が多くて、彼らの言葉は私も全くわからないよ」と説明してくれました。インドネシアは多様性の国といわれますが、ここでもそんな一面を垣間見ることができました。

 

ロンボク島はインドネシア有数のビーチリゾートとして知られていますが、西部にあるスンギギビーチをはじめ、観光客も少なく静かな白砂の美しいビーチがいくつかあります。しかし、ダイビングやスノーケリングをするなら、ロンボク島の北西に位置するギリ3島(ギリトラワンガン島、ギリメノ島、ギリアイル島)が、ウミガメやマンタなどにも出会える可能性が高く断然お勧めです。

 

Giri「ギリ」とはササク語で「小島」という意味で、すでに「島」という意味が含まれていますが、Pulau Giri Trawangan「ギリトラワンガン島」、Pulau Giri Meno「ギリメノ島」、Pulau Giri Air「ギリアイル島」という人もいます。東南アジア最大の川、メコン川の「メ(メナムの省略形)」が「川」という意味で、本来は「コン川」ですが、習慣的にMekong Liver「メコン川」と言うのと同じですね。

 

 

水平線以外に何も見えないビーチ!        海の向こうに沈むロンボク島の夕陽

 

ロンボク島は第2のバリ島を目指して観光業に力を入れているようですが、夜になれば島の主要道路でも電灯は非常に少なく、ほとんど真っ暗になってしまいます。しかし、透明度の高い海は最高で、地元の人々も素朴でとても居心地がよく、ゆったりとした時間が過ごせます。

 

今回は訪れる機会がありませんでしたが、ロンボク島中央にあるリンジャニ山国立公園には、インドネシアで 3 番目に高い活火山として知られる標高3,726 mリンジャニ山があります。富士山とほぼ同じくらいの標高なので山頂まではかなりハードですが、体力に自信のある方はトレッキングを楽しむこともできますよ。

 

海も山も楽しめるロンボク島はまさに秘境のリゾートエリアで、観光客が増えすぎる前に行くことをお勧めします。

 


 

次回は、バリ島とロンボク島の間にあるウォーレス線について書きますね。お楽しみに!

 



現在、私はインドネシア語入門~中上級講座を担当しています。独学でなかなか上達しなくてお悩みの方は、わからないことがわかるようになるまでていねいに教えています。

 

今回のブログのように、レッスンではインドネシアの最新情報などのお話も交えて行っていますので、インドネシア好きの仲間といっしょに楽しくインドネシア語が上達できます。

 

全くの初心者の方も大歓迎です。苦手な項目を得意な項目に変えて、語彙、文法、読解、翻訳、リスニングの総合力をアップしましょう。お待ちしております♪

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