迷彩と髑髏 -メイサイ ト ドクロ- -64ページ目

迷彩と髑髏 -メイサイ ト ドクロ-

ピグ日記と妄想駄文ぼちぼち更新中

制御出来ない狂った摂理

化学物質の統括

この声も涙も掻き消える世界

閉ざされた門は巧みに隠された

陽は昇るか

星は見えるか

月にすら見放されるのか

想いはひらひらと舞う蝶のようで

どんなに追っても届かず

ただそっと触れたかっただけなのに

気付かないうちに握り潰していた

足下に散らばる羽根

手のひらに残る美しい死の跡に

そっと口づけを

泣いていた?

笑っていた?

狂っていた…

出口の無い迷路の中で

朽ちて行くこの身体の上を覆う枯れない花


さようなら


優しい言葉はもう聴こえない
苦しくて

苦しくて

一頻り泣いて

切なくて

切なくて

一頻りうたって

歪んだ視界

廻る天井

頭の中心が振動と圧迫感で押し潰されそうで

想いはかすれた喉の奥で声にならずに消えた


出掛けよう

冷たい夜の中

体温を奪われ麻痺していく感覚も悪くない

千切れるような痛さを越えたら

何が待っているのか

寧ろ何も無いのかも知れないけれど


無理に塞いだ瞼の裏に残る微かな光

時を刻む針の音の陰から忍び寄るノイズ

不快ながらも逆らえない


何もかも閉じて

今ここから

さようなら
何も無いよ

そう、何も…

ただ涙だけが溢れる

可笑しいね

笑っていればいいか

そっか

何も考えないで

笑っていればいいのか

そんな簡単な事が

とても難しい


明日は笑っていられるかな

君の笑顔は見られるかな


眼を閉じて

おやすみ

さようなら
何度も名前を

何度も言葉を

繰り返し言う

繰り返し想う

声を殺して

流す涙

震える身体

それは夜通し

幾夜も続く

あぁ

終わりは無いのかと

今夜もまた独り

心を殺す
想いが交錯する

これで良かったのか?

いつもいつも気付くのが遅い

本当はどうしたかった?

後から気付いても遅い

なんで素直に

「うん」

って言えないのか

どうしよう

どうしよう

どうすればいいのか

どうしたい?

それは言っても良いのか悪いのか

何を思う?

誰を想う?

離れれば離れて行く

でも

近付いたら近付いてくれるのかが解らない

受け入れる

受け止める

ねぇ

そこに「心」はある?


あなたの「心」はそこにある?
脳の何処かで

記憶が暴走した

重なる断片

同じ言葉


息が出来ない

震える身体

噛み合わない歯が

いつまでも

ガチガチと音を立てる


怖い

恐い

コワイ


丸まってうずくまって

じっと耐えるだけ


寒い…


青ざめた顔に

充血し光を失った眼

これは誰?

誰?


わたし…
脳裏に焼き付いた文字列

あなたの声が聴こえる気がする

寂しさも苦しさも消える事は無くて

ただ祈る事すら罪の様で…


断片的な記憶は唐突に襲ってきて

どんなに抑えても制御出来ずに

でたらめに羅列した言葉を

次々と呪いの様に吐き出し続ける


止めなければ

止めなければ

昼夜の区別がつくうちに


真夜中に起きてると理性が奪われる

ここを越えると自我を失う

知っているだろう?
さあ今夜は何処へ行こう

静かな道路

闇の公園

振り向かないで突き進め

辿り着いた目の前のドアを

開けるも開けないも自由

それとも今日は壁の前?


さあ今夜は何をしよう

静かな旋律

闇の歌声

耳を塞いで突き進め

鼓動のノイズと風の音に

惑うも惑わないも自由

それとも今日は狂ってみる?



さあ今その一歩を

さあ今その想いを

さあ朝が来る前に

さあ気付かれる前に…