誰かの為の料理だなんて
心の不安定な時にするもんじゃねーなと思い知った
身体が憶えてる極上レシピ
美味しくならない筈が無い
料理が失敗なのではなく心が失敗なんだ
味わうなんて
とてもじゃないけど今は出来無いのさ
誰かの為の料理だなんて
心の不安定な時にするもんじゃねーなと思い知った
身体が憶えてる極上レシピ
美味しくならない筈が無い
料理が失敗なのではなく心が失敗なんだ
味わうなんて
とてもじゃないけど今は出来無いのさ
零れ落ちたそのひとしずくは
差し出した手をするりとかわし
冷たい満月の夜この地に落とされた
託された想いに
気配だけは残して生まれ変わる
美しくも儚いその姿
憂いを湛えて哀しげに微笑う
その声は柔らかな雨音にも似た響き
冷淡と優しさを 併せ持つ不安定な心に
強い意思への安心と注がれる愛情
崩せないバランスに
密やかなる嫉妬の花を
分け与えられた英知と使命
あなた自身の涙は何を孕んでいるのか
一度だけ囁かれたあなたの言葉
許された二度と言えないわたしの言葉
もう憶えてはいないでしょう
気が触れそうな程の歓喜を必死に隠した夜を
あなたは知らないでしょう
月の満ち欠けと共に
絶望と希望が繰り返す
せめて安らぎの中でと願わずにはいられない
あの日と同じ満月の夜
何が出来るのかと問われたら
何も出来ないとしか言い様が無いのだけど
期待なんてされていないのは最初から解っていた筈で
それでも正解なんて有る筈の無い理不尽な問いに
必死で答えようとしていた自分
囚われていた心は苦しくも締め付けられ
自我さえも抑えられ死んでゆく感情
自由な筈の魂は重い枷によって縛られ
時折与えられる甘露な劇薬で洗脳されていた
それは表面上の寛大なる虚構
もう開放してもいいよね・・・
狙っていたのはこの瞬間
逃れられないのは果たしてどちらだろう
認めたくない現実を見ないでいられるのはいつまでか
時は無常にも過ぎていく
冷酷な私は死んではいない
寧ろ全ての影で全てを見つめ全てを把握していた
残酷な優しさと巧みに扱われる言葉
手に入れた私だけの真実
神は案外近くにいるものだ・・・
さぁこれから幕が上がるのか下ろされるのか
最大の見せ場が用意されているよ
込み上げる笑いを堪えながら
滑稽な主役に盛大なる拍手と称賛を与え給え!
盲目の貴方に導きを
光の無い哀しげな微笑みに
絶望の涙は無常にも溢れ出て
切り開いた胸から取り出したのは
この世の終わりと生への葛藤
心を天秤にかけても
闇の深さは計り知れない
震える貴方をこの手で抱きしめて
命を吹き込む慈愛のキスを
温かく融けた体温に
少しばかり色付く白い肌
微かな光を取り戻した眼で
この世界から私を見つけて
広がる視界の先に
本当の貴方が微笑っている
じわじわと軋む痛みは
苦痛ではなく
むしろ
幸せさえ感じる
悦楽の痛み
縛られ
抑え付けられ
その先で
得られる快楽の解放
剥き出しの欲望は
膨張する事を止められず
脳の隙間すら埋め尽くし
思考回路を破壊する
壊れた玩具でも
愛してくれるでしょう?
夢を見るには
充分過ぎる程の
貴方の残痕・・・
鎖をかけた心に
いとも容易く侵入して
隠した傷すらも
暴かれてしまった
押し込んだ想いさえも
気付かぬうちに引き出され
その指に唇に
甘く支配される
囁かれた声に逆らえず
微かな吐息を漏らしては
押さえ切れな い衝動に
仰け反る私の身体
満たして溺れて堕ちて沈んで
独占と愛欲すら受け入れて
纏わりつく生温い禁忌に
多大なる理解と称賛の声を
否する事は無く
受け止めその腕で抱いてくれるなら
私は、私の全ては
貴方に捧げる贄で構わない
きっと恍惚の笑みを浮かべ
美しく儀式の最期を飾る事でしょう
何度も殺され
何度でも生かされ
切り裂かれた傷口は深く紅く
次の瞬間を待っている
貴方を待っている
自分の中に
答えがあるなら
わたしに聞かないで
費やした時間は
最後の一言によって
まるで無かったかの様に
次々と消えて
使った脳も心も
いくつかの言葉によって
根底から覆される
笑っていられない
わたしの言葉が要らないのなら
聞かないで
聞かれると
こうされるのが解っていても
わたしはわたしを費やしてしまうから
聞かないで
笑えない
期待してる様な
言葉遊びは出来ないの