何が起きてるのか判断出来ない
頭の回転が著しく鈍り
言動と行動が伴わない
これじゃあただの莫迦女だ
いっそ
全部あなたのせいなんだから
と、言えるくらい
本当に莫迦なら良かったのにね
身を委ね恍惚のうちにもがれた片翼
神の意思か気紛れか
無抵抗のまま与えられた服従の証は
地に堕ちる事も許されない創られた奇形
片割れなどと対等な期待はするだけ無駄だ
もう飛べやしないのに繋がれ縛られた自由
哀しみの瞳の奥に微かな悦び
ソレヲ望ンデイタノハ誰…?
憂いも迷いも、隠せない醜い傷跡も
全てを拐って至上の愛を
未だ流れ続け拡がる血の上で
溺れて融けて沈められる幸福を味わいましょう
私の意思ごと
完全なる支配
新しい世界の扉が開いた
私は扉の前で悦びを感じながらも
そのあと1歩が踏み出せない
貴方が待っているのに
飛び込む事に躊躇してしまった
ほんの少し入ってしまえば
ぬるりと温かな快楽に包まれるのに
踏み留まった身体は強ばり
呼吸さえ出来ないでいる
冷たい眼で
それでも手を離さないでいて
私は既に呑み込まれた生贄
この全てを捧げると
自覚した夜
心を隠して悟られないようにしたのに
聞き流してくれていいのに
意図した言葉はすぐに見透かされ
かと言ってわたしを責めるでもなく
くしゃくしゃにして投げたひとつひとつを
丁寧に拾って拡げて
「どうしてそう思うの?」
と、聞いてくれる
とてもとても言いにくい事でも
理解の手がそこにあって
否定せずに
拒絶せずに
全てを呑み込んで
「そんな事もう思わなくてもいいんだよ」
と、言ってくれる
わたしは相変わらず捻くれてて
素直になるのは怖くて
本心とは逆の言葉を使ってしまう
でもちゃんと自分の気持ちを言えた時には
褒めて貰える事も少しずつ覚えた
「こうやって少しずつ理解していけばいいんだ」
決して急ぐ事は無く
むしろわたしに合わせて傍に居てくれる
ずっと繋がっていたいんだ
わたしは変われるかな・・・
うずうずと
湧き上がる衝動に
ただただ
溺れていたいと
思う
今日この頃
独りで訪れたその場所は
以前の賑やかさは全く感じられず
同じ場所なのに
とても空虚な空間に変わっていた
誰もいない
何もない
想いだけが駆け巡っても
所詮は空回り
ほんの少しだけ佇んで
何もしないで帰って来た
ぽつんと空い ていたあのベンチにも近づけず
もうきっと二度と座る事は無い・・・
それでもまたここへ来てしまうのかな