鎖をかけた心に
いとも容易く侵入して
隠した傷すらも
暴かれてしまった
押し込んだ想いさえも
気付かぬうちに引き出され
その指に唇に
甘く支配される
囁かれた声に逆らえず
微かな吐息を漏らしては
押さえ切れない衝動に
仰け反る私の身体
満たして溺れて堕ちて沈んで
独占と愛欲すら受け入れて
纏わりつく生温い禁忌に
多大なる理解と称賛の声を
否する事は無く
受け止めその腕で抱いてくれるなら
私は、私の全ては
貴方に捧げる贄で構わない
きっと恍惚の笑みを浮かべ
美しく儀式の最期を飾る事でしょう
何度も殺され
何度でも生かされ
切り裂かれた傷口は深く紅く
次の瞬間を待っている
貴方を待っている