ワルナスビ(悪茄子)ってどんな植物? 開花時期•名前の由来•オニナスビ•ノハラナスビ | 室内ガーデニング

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室内で土を使わず、観葉植物を育てています。街中で見つけた植物についても綴ります。

6月も後半戦ですが、散歩道の草むらの中に

薄紫から白色の花を発見♪ 正体はワルナスビ

(悪茄子)びっくり 名前がスゴいです。。


 開花時期は6-9月ナス科の植物です♪

ただどんどん根を伸ばして増えてしまい

植物自体は葉の裏までトゲトゲで開花後に

黄色いプチトマトのような毒の実

つけますびっくり さらにこのワルナスビが畑に

生えると、ナス•トマト•ジャガイモなど

同じナス科の作物に連作障害が発生しますえーん

これはなんとも悪いナスビです。。


北アメリカ原産で日本にも明治時代に

帰化したようですが、英名も”悪魔のトマト”

”ソドムのリンゴ”となかなかの

悪者扱いっぷりですえーん


※ソドムとは旧約聖書に出てくる都市の

名前。住民の素行の悪さのため、街ごと

神の火で滅びたとされています。。



そんなワルナスビの花言葉ですが、

“欺瞞”と”悪戯”となります。。欺瞞(ぎまん)

とは人を欺すことですが、ワルナスビの花が

ジャガイモの花にそっくりなことに由来する

ようですびっくり また悪戯もこの美しい花の外観と

その悪さっぷりから付けられたようですガーン

しっくりと来る花言葉ではありますよね(笑)


ちなみにこのワルナスビに含まれる毒素は

ソラニンと呼ばれ、実だけでなく全草に

含まれるので、牧草として混入すると大変

です。同じナス科のジャガイモの芽は食べては

いけないとよく言いますが、同じソラニンに

よるものですびっくり 注意しないとですね。。


いつも悪者扱いで可哀想なこのワルナスビ。

和名の別名としては、オニナスビ(鬼茄子)

ノハラナスビ(野原茄子)とも呼ばれるようですびっくり 名前はどちらも納得ですね。。

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