世界最強の雑草!? チガヤ(千茅)ってどんな植物? 開花時期•花言葉•名前の由来•原産地 | 室内ガーデニング

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室内で土を使わず、観葉植物を育てています。街中で見つけた植物についても綴ります。

初夏の日差しに照らされて、キラキラキラキラ

白い穂を輝かせる植物を見つけました♪

チガヤ(千茅)です照れ 白い穂を揺らす

開花•結実時期5-6月です♪


このチガヤ(千茅)ですが、チガヤ群落を作り

当たり一面を埋め尽くす姿は圧巻ですびっくり

茅(かや)はイネ科の植物の総称ですが、

もともとはこのチガヤの事を指し、

この群落のように”千(せん)”の茅と書くのが

チガヤの名前の由来のようですニコニコ

ちなみに茅という漢字も”草の矛(ほこ)”と

書き、イネ科の植物の葉の槍(やり)のような

姿に由来するようです。面白いですねニコニコ


さてこのチガヤ、種子を風で飛ばし地下茎を

横に広げて増えますが、除去が難しい

世界最強の雑草とも呼ばれていますびっくり 

ただ原産地の一つとして日本にも古くから

自生しているため、生態系への影響が小さく

地域の緑化植物としても使われるようです♪ 

初夏に白い穂、秋には葉が紅葉🍁するので

風物詩としても素敵ですよね。



古くから身近にある植物なので、人の生活

とも関わりが深いようです♪実は

サトウキビとも近縁で若い花穂は少し甘く

江戸時代の子供のおやつだったようですびっくり

また根は茅根(ぼうこん)という生薬としても

使われるようです。そして茅(かや)なので、

茅葺き屋根としても使われますが、

イネ科の植物の茎は油を含み、水をはじく

耐水性が高いため屋根に使われたようです♪

昔の人々の知恵って凄いですね。


そんなチガヤの花言葉は、”親しみ深い”、

“子供の守護神”、”みんなで一緒にいたい”

になります♪ 納得できますニコニコ 世界最強の

雑草の花言葉とは思えません。。


また先の尖った葉には厄除けの力があると

言われますが、6月末には”茅の輪くぐり”

(ちのわくぐり)と言って、チガヤで作った

大きな輪っかを神社でくぐって厄除けをする

風習も全国各地であるようです♪

チガヤってすごい植物ですねウインク

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