野原の主役が春の草花から初夏の草花に
変わろうとしていますが、一見ぺんぺん草
にも似た植物を見つけました♪
ヒメコバンソウ(姫小判草)です
開花時期は5-8月です。
イネ科らしく、シュッとした姿は美しい
です背丈は20cm程度でしたが、大きい
ものは60cmくらいにまでなるようです♪
ヒメコバンソウの名前の由来は、コバンソウ
よりも付いている花•穂が小さいためです!
実はコバンソウは本当に小判のような形の
穂をつけるのですが、このヒメコバンソウ
は少し三角っぽい形の花•穂になります
三角と言えば、三味線のバチのような
三角の形をした実をつけるぺんぺん草♪
ぺんぺんは三味線の音に由来していますが
この2つは見間違えることがあるかもです
ただヒメコバンソウは初夏、ぺんぺん草は
春の花になります
左:ヒメコバンソウ 右:ぺんぺん草(ナズナ)
またヒメコバンソウの穂の部分ですが、
風に揺れると、かすかに音がなるため、
別名スズガヤ(鈴茅)とも呼ばれます♪
小判より鈴のほうがしっくり来ますね
※茅(カヤ)はイネ科の総称🌾
そんなヒメコバンソウの花言葉は、
かすかな音を出すというスズガヤとも
繋がっており、“私の心に気がついて”に
なりますか細い姿と、かすかな音から
その存在に気づいて欲しいとの思いが
込められているようです♪
イネ科で和の雰囲気があるヒメコバンソウ
ですがヨーロッパ原産で、江戸時代に
日本に帰化していますドライフラワー
にもよく使われるようですよ♪
お散歩 植物日記56
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