障害年金の審査では、重要なのが「診断書」。

診断書で9割が決まると言っても

過言ではありません。

 

では、どのような点に気をつけたら

よいのでしょう。

 

今日は、超重要書類!診断書のポイント

についてお伝えします。

 

 

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診断書のポイント

 

障害年金の請求には

たくさんの書類を提出します。

 

なかでも、もっとも審査に影響する

超~!重要書類なのが


「診断書」

 

その他の書類は 

診断書を補足する程度だと

思ってもよいぐらい。

 

実際の症状よりも軽い内容の診断書を

提出したことで、等級が低くなったり、

不支給になってしまうことはよくあるのです。

 

だから、診断書を書いてもらうときは

とにかく気をつけないといけません!

 

では、どういうところに気をつければ

よいのでしょう?

 

診断書のイラスト

 

※ちなみに

障害年金用の診断書は

障害の種類別に8種類あります。

 

 診断書はこちら↓
 【障害年金の診断書
 (日本年金機構HP) 

 

 

日常生活や仕事の状況を
伝えよう

 

診断書は、

カルテに基づいてお医者さんが書くものです。

もちろん、こう書いてくださいと

指定することはできません。

 

ただ、診断書のなかには

日常生活や仕事の状況などを

書く欄があります。

 

病気やけがによって

日常生活でどのようなことに支障があるのか、

仕事をするうえでどのような制限があるのか、

などを記入します。

 

でも、限られた診察の時間に

こうした細かいことまで

お医者さんに伝えることはできているでしょうか。

 

医者:「ゴハン食べられてますか?」

患者:「えぇ…まぁまぁ。」

 

みたいな会話になりませんか?

 

1日1食コンビニで弁当買ってくるだけ、とか

菓子パンやカップ麺ばかり、なんて場合でも。

 

実際は

「バランスよくゴハンを食べられていない」のに、

お医者さんには

「まぁまぁ食べられている」

と伝わってしまいますよね。

 

これでは、実際の状態よりも、

症状を軽く判断されてしまいます。

 

 

カップラーメンのイラスト

 

 

 

 

ひとり暮らしを想定しよう

 

特に精神疾患の場合は

この日常生活や、仕事の状況が

非常に重視されます!

 

そして、精神の障害用の診断書には

単身で生活するとしたら可能かどうかで

判断してください

と注釈があります。

 

※実際の診断書の裏面がこちら↓

赤字で書かれていますね。

 

精神診断書の画像

 

 

 

つまり、

「ひとり暮らしだった場合」を想定して

書いてもらう必要があるのです。

 

例えば

家族が用意してくれたゴハンを食べるだけ、

という場合でも

自分ひとりではどうなのか?を想像して

それを医師に伝えないといけません。

 

ひとりで栄養バランス考えて、食材買って

料理して、食べて、片付けまでできる?

ってことです。

 

このような内容を、きちんと医師に伝えないと

実際よりも症状の軽い診断書に

なってしまうのです。

 

ただ現実には、

診察時間内に伝えるのは難しいでしょうから

メモを用意するなどして、

渡せるようにしておくとよいでしょう。

 

 

ちなみに、社労士も

医師宛てに、日常生活などをまとめた

参考資料を用意することが多いです。

 

社労士選びのポイントでもあります下差し

 

 

 

メモをする男性のイラスト

 

 

何度もいいますが、

障害年金は

 

診断書が9割!

 


「いつも診てくれているから…」

「長いこと通っているし…」と、

主治医は自分を理解してくれているはずだと

信じる気持ちもわかります。

 

しかし、

お医者さんは障害年金のプロではありません下差し

 

 

 

厳しいことをいうようですが、

障害年金はそんなに甘くはありません。

 

お医者さんまかせにするの

やめましょう

 

良い結果を勝ち取るために

しっかりと事前準備をしてくださいね。

 

 


 

ちなみに。

 

出来上がった診断書は

必ずコピーを取っておいてください。

 

請求後、日本年金機構から問合せがあったり、

更新時の参考になったりもしますからね。

 

病院から受け取った診断書に封がしてある

場合でも開封してかまいません。

 

症状がきちんと反映されているか

確認しましょう。

 

 

 

それでは。

みなさまの人生に彩り虹