【放射線被ばくを学習する会】
〔あなたの初期被ばく、計算できます〕
~山田國廣氏(環境学者/京都精華大学名誉教授)
(2018年9月29日)
VIDEO
~質疑応答~
VIDEO
~参考 ~
~参考 ~
↓の個別のリンク先は↑リンク元参照のこと
~参考資料 ~
福島県
~参考~
〔2号機漏れ/東京都内の放射線量の平均値が
2017年3月~急激に上がり始めている(山田國廣氏)〕
〔第15回廃炉・汚染水対策福島評議会〕
(2017年9月29日 福島市)
https://www.youtube.com/watch?v=BDfstZ_vESg
増田尚・宏福島第一廃炉推進カンパニー最高責任者
「 2号機『圧力容器』真上の現線量:880mSv/h(MAX)」
VIDEO
~参考 ~
~参考~
〔「福島の放射線量上昇」情報、米の学会が火消し 〕
(日本経済新聞 2017年2月9日)
【「脱被ばくネット」&「ふくしまと全国の集い」共催】
〔福島2号機の放射能漏れが続き
東京都内の放射線量の平均値が最近でも上がり始めている〕
~山田國廣氏(環境学者/京都精華大学名誉教授)
(2017年6月24日)
https://www.youtube.com/watch?v=ublW9pUWOTg&t=3107s
~資料① ~
~資料② ~
VIDEO
<東京・講演会「被ばく被害 そして、その先にあるもの」>
〔福島原発2号機の放射能プルームは今も全国・世界へ拡散中〕
(2017年6月24日)
[人民新聞 2017年7月17日]
山田さんの資料によれば、
福島からの風で山や川を伝って
西日本や北海道まで放射能は広がり続けている。
~参考~
~放射線量と放射性物質濃度が一時ピークに〕
(Business Journal 2014年7月4日)
●3月15日10時台に降り注いだ「テルル」系核種
●「安全」強調、縦割り態勢で生じた「死角」
~参考~
(日本経済新聞 2017年6月11日)
事故で広がった放射性物質の影響を調べている
科学者らの間に懸念を呼び起こした。
セシウムボールは水に溶けない微粒子だったからだ。
(⇒本来は、放射性セシウムやヨウ素は、「水溶性」核種として知られている。 )
2017年5月には
東京理科大学などが、
セシウムボールが
関東地方の広い範囲に飛んできたことを学会で発表した。
炉心が溶融した原子炉から出る
放射性セシウムは、
大気中の成分と結合し
化合物(水酸化物や硫化物など)の微粒子となり広がる。
これらは可溶性で地面に落ちるとセシウムは水に溶けた後、
土壌粒子と固く結びつく。
表土をはがせばセシウムは除去できる。
体に取り込んだ場合、
1~3カ月程度で半分が体外に排出される。
(⇒いわゆる「生物学的半減期」 )
セシウムを含む食物をとらないよう
心がければ内部被曝(ひばく)は減らせる。
一方、
セシウムボールは地面に落ちてもセシウムは溶け出さず、
土壌に固定されない。
微粒子は再飛散の恐れがある。
体内に入ると肺の中などに長くとどまり やすい。
大きさが大気汚染の原因となる微小粒子状物質PM2.5と同程度で、
吸い込むと出にくい。
森口祐一東京大学教授は
「健康影響を知るうえで
従来の考え方が適用できない」
と話す。
現在、複数のチームが謎の粒子を追いかけている。
小暮敏博東大教授らはセシウムボールの構造や成分を詳しく調べた。
ケイ酸塩ガラス(窓ガラスの主要成 分)の中に
セシウムや鉄、亜鉛などが閉じ込められていた。
原発に近い場所では
10マイクロメートルを超える大きさで丸くないものも見つかった。
健康影響を把握するうえで何より知りたいのは、
放出量と放出のタイミングだ。
東大や東京理科大などの研究者らは
東北、関東地方にある
大気中の浮遊粉じん観測装置のフィルターを集めて調べ、
セシウムボールがいつ、
どれくらい飛んでいたかを割り出そうとしている。
2011年3月12日ころに 北に流れた
1回目のプルーム(放射性物質を運んだ空気の流れ)では
セシウムボールは見つからず、
2011年3月15日に関東に到達した
プルームに多く含まれていたことがこれまでに判明。
九州大学などの分析では、
2011年3月15日に
東京都内でとらえた放射性セシウムの8~9割が不溶性だった。
つくば市より南の関東地方南部でも
2011年3月15日に飛来したと考えられる
セシウムボールが見つかった。
中島映至東大名誉教授らは
福島第1原発からは9回のプルームが出たと推測する。
このうち
福島第1原発2号機から出たと考えられる
2回目のプルームが2011年3月15 日に関東に来た。
2号機は
2011年3月14日夜から冷却ができなくなり
2011年3月15日にかけて炉心溶融が進んだと考えられている。
粒子が2号機のものだということは
放射性物質 の構成比から推定できる。
2号機では
2017 年2月、
東京電力などが格納容器内にロボットを入れたところ、
原子炉本体(圧力容器)の外側で非常に高い放射線を検出した。
その正体は不明だが、
炉心溶融で発生した様々な放射性物質が
相当な量、原子炉の外側に広がることを示唆する。
セシウムボールの主成分のケイ素はコンクリートや断熱材に含まれる。
溶けた核燃料がコンクリートなどを蒸発させ、
それが大気中で急冷しガラス状に固まる際に
セシウムなどを取り込んだというシナリオが想定されている。
東京理科大チームは、
直径約1マイクロメートルのセシウムボール1個に含まれる
放射性セシウムの量は1ベクレル以下と報告する。
飛散地域の空間放射線量 を上げるほどではなく
外部被曝を心配する必要は小さい。
ただ帰宅困難地域の住宅内のホコリの中に
セシウムボールがあったと東大が報告している。
掃除や除染のために立ち入る際には
吸い込まないようマスク着用などの注意が必須だ。
事故の進展過程を知り、
健康影響の全体像を把握するためには
セシウムボールについてさらに詳しい研究が必要だ。
~参考 ~
〔第11回 「飲食セーフティネットワーク」第2部
川根眞也 氏
(内部被ばくを考える市民研究会/埼玉中学理科教諭)
「ホットパーティクル」〕
(2015年1月20日)
VIDEO
(中日新聞 2016年6月27日)
東京電力福島第1原発事故の発生から
4日後に東京に降下した放射性セシウム
の89%は、
ガラス状の微粒子に溶け込んだ状態だった
との研究結果を、
九州大の宇都宮聡准教授らが27日までにまとめた。
セシウムは
雨などで洗い流されると考えられていた が、
直接的に除去する方法でなければ
環境に存在し続ける可能性がある
という。
チームは
「健康への影響について考え直す必要がある」
としている。
チームは、事故発生後の2011年3月15日、
原発から約230キロ離れた
東京都内で採取された放射性降下物を分析した。
【酷く放射能まみれの東京の空気(ウラニウム約3,000ベクレル/kg等)の恐怖】
〔福島第一原発、各原子炉等で起きた主な事象〕
◎1号機(2011年3月12日午後3時36分『水素爆発』)
◎2号機 (2011年3月15日午前6時20分『爆発(水素爆発?)』)
←大気汚染の8割を占める
◎3号機(2011年3月14日午前11時1分『爆発(水素爆発?)』)★
◎4号機(2011年3月15日午前6時10分『水素爆発?&大火災』)
〔 東日本汚染地帯から避難せよとECCRの勧告 〕
~英ウェールズとラトビアのリガで放射性物質の観測開始
2011年3月15日深夜 には,
(日本時間14日午前11時1分)に3号炉の爆発 が起きたことから,
放射線量の観測が重要になるとして、
LLRCは 英ウェールズのアバリストウィスと
北ヨーロッパは バルト海に面するラトビアのリガにある モニタリング・ステーション、
そしてボランティアから送られる放射線量の記録を集めはじめたとするメールがあった。
また,LLRCのホームページでは,MOX燃料を装荷した3号炉の猛烈な爆発は,
格納容器は無事だと言う当局の言い分は疑わしく,
核燃料の一部が大気中に放出されたという懸念を示していた。
2011年3月15日未明に
福島第一原発から
100km離れた茨城県の東海村で5μSv/h 、
250km離れた東京の本郷で0.5μSv/h
と平常より約100倍~10倍高い放射線が観測され,
福島第一原発から放射能が漏れ広がっているとする報道が伝え始められていた。
当時、世田谷区の自宅のベランダにおいた放射線測定器が、
16日には,1日分の積算線量で通常よりほぼ1μSv多くなっていることがわかった。
テレビ報道で各地の放射線量の測定値が報道されるようになり,
16日の新宿区で0.16μSv/hを観測 した。
(その後の報道によると関東地方北部に最初の放射性プルーム(原子雲)が
広がってきたのは、3月14日深夜~15日にかけてのことだった。
〔→「フクイチ⇔東京への飛来時間は約12時間 」。〕
また,世田谷区では15日の終日にわたって高い空間線量を観測したという報告もある)。
PS