「被ばく感受性」を(先天性疾患としての)

乳がんの遺伝子DNA(ゲノム)レベルで再考

~参考~
〔BRCA1、BRCA2遺伝子:がんリスクと遺伝子検査〕
(リファレンス&米国国立がん研究所(NCI) 2018年4月19日)

~参考~
〔後代の日本民族に健常者が皆無になる理由

【暴走するゲノム操作技術~分子生物学者からの警告~】〕

 


 

 

 

 

 

 

 

 

〔乳がん予防で学会のガイドライン改訂

/がんでない乳房も条件付きで「切除」強く推奨 〕
(2018年5月15日  NHK)

女性のがんとして最も多い乳がんの治療法に関する
日本乳癌学会のガイドライン
が改定され
BRCA遺伝子の変異によって
再び乳がんになるリスクの高い患者に対して
条件付きで
がんになっていない乳房も切除し予防すること
を強く推奨することになった。
 

~乳がん患者は年間8万人。~

一度乳がんになった患者が
10年以内にもう一方の乳房にもがんが見つかる確率は
(通例)2%程度。
(但し)遺伝子に変異がある場合は
約20%と約10倍になる。
予防する手術では
再び乳がんになる確率を低下させ
受けていない患者より生存率が
12ポイント高くなるとの報告がある。
一方、
遺伝子の変異があるものの
がんが見つかっていない人に対して
両方の乳房を予防のために切除することは
弱く推奨するとしている。
この手術は
5年前、ハリウッド女優・アンジェリーナジョリーが
予防のために
両方の乳房を切除したことで注目された。
健康保険の対象となっておらず
これまで国内では普及してこなかった。

女性にとって大きな不安が伴う。
東京都内在住の女性、

順天堂医院ゲノム診療センター・新井正美副センター長は

「発症自体を減らせるということ、

生存率の低下を防ぐことが大きなメリット」とコメント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参考~
〔「AYA世代」(15~39歳)がん罹患数:約4800(2010)⇒約21400(2011)〕

~日本国内「AYA世代」がん罹患数~
(全国年齢階級別推定罹患数)
 
 
2010年:約4800人
(全国年齢階級別推定罹患数、2010年)
2011年:約21400人⇒僅か1年で約4倍超に
15歳~19歳:約900人
20歳代:約4,200人
30歳代:約16,300人
2012年~:更に爆増傾向

~参考~

【特集記事】
AYA世代病棟の挑戦 思春期、若年成人のがん患者さんの治療、ケアを集約
~石田裕二医師(「静岡県立静岡がんセンター」小児科部長)
(2016年5月31日)

 

 

「男性の乳がん」:

約56人(2004年)560人(2015年)*約10倍

 

 

 

 

 

 

悩み抱え孤立 女性からの視線に傷つくことも〕
(2018年3月1日  西日本新聞)
 
~参考~

〔放射能事故の影響から

女性と子どもの健康をまもるための近代的アプローチ〕
ユリア・V・ダヴィドヴァ

(ウクライナ国立医学アカデミー 小児科・産科・婦人科研究所)

(2016年10月8日「第6回市民科学者国際会議(2016)」2日目)

 

~参考~

 

 

ベラルーシにおける乳ガンの発病率 1990~2002

これは乳ガンの発症率です。
乳ガンはチェルノブイリ後10年たってから増大しました。
特に15キューリー/km2
(18万5000ベクレル/m2)以上の高汚染地域では、
10年後から急激に上昇しているのがわかります。

*

日本においても同じ状況になると思います。

 

 

 

 

~参考~

 

〔がんセンター:がん生存率188病院公表 肝、肺で高低差 〕

(毎日新聞 

【グラフ 肺がんと乳がんのステージ別の5年生存率】 

参考

〔【福島原発事故による健康被害者の会

<講演会>

「3.11被ばく被害とがん患者

講師:藍原寛子さん(医療ジャーナリスト)

「健康被害者の会」の当事者メンバー

(UPLAN 2016年9月7日)