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憂さ憂さうさぎ

世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

4月21日。今日は約2週間ぶりの外出。

地震の後、太白区の大型ショッピングセンターばかりうろついていたが、

今日は久しぶりに、いつも行っていた激安スーパーを目指す事にする。

地震後その地域へ行くのは初めてだ。

その地域とは南仙台方面。

さあ、車で出発。

長町駅前を通過し、あすと長町方面へ。

そこでは広い範囲で工事が行われていた。

良く見ると、同じ形の白いプレハブが並んでいる。

『そういえば、ここも仮設住宅の建設地だったな。』

仮設住宅を見た友人が一言いう。

「今まで静かな所で生活していた人達が、急にこんな大通りの真横で

生活するようになったら、きっとうるさくて眠れないし大変だろうな。」

少し走ると、崩れた壁や塀の残骸、屋根をブルーシートで覆った家が見える。

それも1,2軒ではない。

普段行っていた激安スーパーに到着。

スーパーはやっていなかった。

ガラス越しの店内は真っ暗で、中の状態はわからない。

店の外側はところどころ壊れているようだ。

仕方なく、そのスーパーに近い 『ドン・キホーテ』 へ。

そこの店は開いていた。友人と共に店内へ。

店の入り口付近では、被災した商品が激安で売られている。

一通り物色してみた。

自分が購入したいと思うようなものは、被災した商品の中には見当たらな

かったが、ミニサイズのホッカイロが10個入りで50円だったので、購入

する。寒い時期にまた何かあれば役に立つだろう。

店内に入っていくと、滑り止めのマットが目についた。

震度6以上で毎回テレビ台から落下し、畳の上で突っ伏している自宅の

ブラウン管テレビを思い出し、購入する。

これで、多少は違うだろう。

更に店の奥へ進み、食品コーナーへ到着。

そこには、大量にレトルトカレーが積まれていた。

良く見ると、被災商品で、どれも箱が多少つぶれている。

中身は問題ない。

賞味期限を見ると一年近く大丈夫。

値段は一つ50円。買いだ。

自分の横にいた年配の女性が

「○○さんにも配るから。」 等と、横で見ている彼女の御主人らしき男性

に言い訳しながら、大量に買い物かごへ投入しつづける。

『すんません・・・もうちょっと寄ってもらえません?』

ど真ん中に陣取り、激安レトルトカレーをかごに投入し続ける御婦人に

苦戦しながら、自分もレトルトカレーをかごへ投入。

ふと見ると、そのエリアの横に、ワンランク高級なレトルトカレーが

80円弱で売られていた。

それも含めて、自分は全部で10個のレトルトカレーを購入する。

『地震対策、着々と進行中。』

会計を済ませて店を出る。

次はマックスバリュー郡山店へ行こう。

仙台バイパスを走る車の窓から、海の方向を眺めた。

自分の視界には、テレビで見るような酷い状況は入ってこない。

しかし、ここから数キロの地域には、まだまだ酷い光景が広がって

いるに違いない。

そう考えると、今はまだ海へ向かって車を走らせる勇気は出てこない。

あとどれくらい時間が流れたら、自分はその地域へ足を運ぶ勇気を

振り絞る事が出来るのだろうか。

自分が普段行き来する地域では既に、一見地震前とさほど変わらない

と思える情景が広がっている。

しかしそのすぐ隣では、まだまだ沢山の人達が苦しい状況に置かれ、

瓦礫の撤去もままならない状況におかれているのだ。

震災の復旧・復興は終わっていない。

もしかしたら、まだスタートラインにも立てていないかもしれない。

復旧・復興の本番は、まだまだこれからなのだ。

【補足】

先日友人がある方から言われた言葉を教えてくれました。

「津波の被災地の状況は、ちゃんと自分の目でみておいた方がいい。

テレビの画面を通して見るのとは、やはり違うから。今はまだ、ほとんど

復旧が進んでいない状況で、仙台東部道路を越えた途端、海が見える

状態 (遮る構造物が何もない) だから。」

確かに、このような大災害に見舞われた状況を、自分の目で見て、

しっかりと心にとどめておく事は必要だと感じています。

もう少し、自分に勇気があったなら・・・。

でも今はまだ、その地域に足を運ぶという気持ちにはなれません。

その気になれば、車でなら10分や20分程度で行ける距離なのに。

いつになるのか今はわかりませんが、津波に襲われた地域の状況を

その現実を、自分の目でしっかりと見ておくために、いつの日か行かな

ければと思っています。

アメーバピグで 『東北地方太平洋沖地震募金風船』 というものを行って

いると知ったのが約2週間程前の事。

『地震情報交換広場』 という場所で売られていた赤い風船をアメG

購入すると募金できるらしい。

そして、募金の総額と同額をサイバーエージェントが拠出しその総額を

日本赤十字社へ募金するのだそうだ。

要するに、みんなで募金した金額が倍となって日本赤十字社へ募金される

という事。

期間は3月12日~4月12日である。

昨日で終了してしまった。

『地震情報交換広場』 自体が、きれいさっぱりなくなってしまい、ピグ達の 

“おでかけ”一覧のトップには “NEW” と称して新しいお出かけ先が、

次々と登場する。

そのお出かけ先は数週間もすれば、どんどん入れ替わっていくのだ。

みんなが注目しそうな事柄を選んでは、それに関連したお出かけ先を

つくっていく。

自分の心の中に、悲しいという気持ちが少しだけ湧いた。

もしかして、このサイトの運営者にとっては、『東日本大震災』 自体が

流行物の一つだったという事なのか。

確かに3月12日の時点では、日本中で最も関心の集まっているもの、

それが 『東日本大震災』 だったかもしれない。

しかし、『東日本大震災』 は、毎日メディアが垂れ流して行く、お気楽な

流行物とは全く違うのだ。

お気楽な流行物と同列の扱い方がとても悲しく思える。

きっと日本中に、同じようなとらえ方をしている人達が沢山いるのだろう。

そんな風に考えてしまうのは、自分だけなのだろうか。

この広場では、時々腹の立つ事を目にする時がある。

ある時福島にいるという女の子が、みんなの前で必死に話をしていた。

話によると、福島の事を誹謗中傷するピグがいるとの事。

ここで、福島の事を誹謗中傷するのは、自分がいかに無知であるかを

さらけ出している事だとも気付かずに。

今回の福島原発の事故において、福島自体には全く落ち度はない。

落ち度があるのはあくまでも東電であり、彼らが好き勝手出来る環境

を整えてしまった人々だ。

今回の事では、福島の人達は被害者なのだ。

その被害者を誹謗中傷するなんて・・・。

また4月12日の赤い風船募金最終日には、みんなで輪になり赤い風船

を飛ばしている人達の所へ、一人の乱入者が。

たしか、「おまえら%#%&#$%#$%$&&%&#ないんか!!」

と、全く同じ文章を何度も表示させながら走り回っていたな。

内容があまりにもくだらな過ぎて、ちゃんとした内容は覚えちゃいないが。

ひまぐまさん、そのピグを 『 ♡ 』 で覆い隠していたな。

自分は、“ ♡ ” で埋め尽くされた画面を、ボーゼンと眺めていたが。

『ああ、世界中がこんなに “ ♡ ” で埋め尽くされたら楽しいのに。』

などと、呆けた事を思っている自分。

最後の “赤い風船の輪” は、程度の低い陳腐な乱入者にかき回され

たまま、幕を閉じてしまった。

人と一緒にいる時、電話は取るほう? 取らないほう?  ブログネタ:人と一緒にいる時、電話は取るほう? 取らないほう?  参加中

私は取るほう 派!


状況にもよるけど。
仕事の打ち合わせ中なら、電源は切っておくかな。
打ち合わせ中じゃなければ、電話の相手がどうでもいいことで
電話するような人かどうかで、決める。
一応家族や親兄弟なら、自分の仕事時間とかだいたいわかる
でしょ。
それでも電話かけてくるってことは、何かよほど重要な内容なの
かなぁって思って出ちゃうかな。
仕事と関係ないプライベートなら、だいたい電話に出るかも。
で、話が長引きそうなら、状況を話して後でかけなおすようにする。

電話で余計な事を言わずに、比較的簡潔に済ませる人いるでしょ?
まさにうちの母親がそんな感じなんだけど。
それってけっこう助かるよね。

逆に今それ言わなきゃいけないの?こっちの状況考えてる?
って言いたくなるタイプもいるでしょ?
それってちょっと、正直イラッとくるよね。
で、そういう人にかぎって要領得ない感じで。

まあ要するに、電話に出るかどうかは、自分の状況と相手の性格
を考えて決めるのがいいって事かな。

人と一緒にいる時、電話は取るほう? 取らないほう? 
  • 取るほう
  • 取らないほう

気になる投票結果は!?

友人の母親を送った後、途中にあるセブンイレブンに寄る。

公共料金の支払いが目的。


店内にはまだ、あまり物が揃っていなかった。

お菓子や雑誌や飲料等、なんとなぁ~くあるかなといった感じである。


この頃既に、全国展開のスーパーでは品揃えが良くなっていた。

実際この日行ったSEIYU系列の大型ショッピングセンターも、既に

文句のつけようがないくらいの品揃えだったのだ。

コンビニの品揃えが復活するには、まだまだかかるのかな。


自分は急に “甘いもの” が食べたくなって、スウィーツコーナーへ

ふらふらぁっとよって行く。

『・・・あまり選べないな。』

棚は、かなり寂しい品ぞろえで自分を迎えた。

でも、甘い物は食べたい。


仕方ないので、その棚の中から好みの2品を選び、ジュースと一緒に

レジへ。


あまり選ぶ余地は無かったものの、久しぶりの高級()スウィーツに

心は弾んでいた。