凄く久しぶりに記事を書いている気がします。

 

さて、早速ですが表題に移りましょう。

 

 

・釣り道具には売れるシーズンがある。その詳細。

 

 

 

毎年この時期が来ると嫌でも釣り道具が売れてゆくから安泰だな、というシーズンがあります。

 

それは5月~6月にかけてです。

 

そのシーズンは早ければ4月から始まりますが、安定して多く売れるのは5月から6月。特に6月が多くなります。

 

その売り上げは、売れないシーズンの3倍以上になることもあります。

 

これは何年も売ってきて毎年同じ傾向なので、間違いないでしょう。

 

売れる商品はここまでの間に仕入れが済んでいないと、後々悔しい思いをすることになるので、3月くらいから発注をかけたりします。

 

なぜ5月から6月に釣り具が売れるかというと、おそらくは魚が活発になってきて、色々と釣れ始める時期だからです。

 

 

 

 

 

 

その釣り具が売れる流れは7月を境に少しだけ落ち着いてきますが、10月~11月頃までは安定して同じ水準で続きます。

 

 

 

 

 

 

それが12月に入ると、途端に商品が売れなくなります。

 

クリスマスや年末を意識して、別の消費が拡大する時期でもありますし、寒くなって釣り道具が売れなくなるシーズンでもあるからだと思います。

 

昔レゴを販売していた時期がありますが、12月は品薄になるくらいレゴが出ます。

 

それはクリスマス前後のトイザらスに行ってみればわかると思います。

 

棚の中がスカスカで、あれだけ所狭しと並べられていた商品が全然ありません。

 

面白いものですね。

 

 

 

 

 

また1月から3月にかけての厳寒期は、釣り具の販売も当然厳寒期を迎えます。

 

ただ、どういうわけか1月と3月の売り上げが良いという年もあるので、一概にこの時期がダメとは言えないですが、

 

2月だけは、どの年も軒並みダメです。

 

確定申告が絡んでいるかもしれませんし、2月というと1年で最も寒いシーズンなので、釣りに行かない人が多いから、というのもあるとは思います。

 

 

 

 

 

4月は良い年とダメな年がありますが、ここ何年かはとても良い年が続いています。

 

春の入学・就職のシーズンと被るので、釣りどころじゃないという方も多いとは思います。

 

ここ何年かの好調は、おそらくコロナ渦のアウトドアブームが関連しているものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

といった感じが、釣り具の売れ行きの1年の変遷になります。

 

大体想像通りだったでしょうか?

依然として品薄状態が続いている「ゆうパケットポストminiの封筒」。

 

1日に30通以上発送する身としては、近所で抱えている在庫だけでは足りなくなるため、少し遠征して封筒を買う旅に駆られました。

 

そこで得られた経験とは…

 

 

 

 

 

・1日で確保出来た数量

 

郵便局は、大規模なところを除けば営業時間が9:00~17:00に固定されています。

 

よって、1日に巡ることが出来る郵便局の数にも自ずと限りが出てきます。

 

その中でも、

購入数量に制限がある郵便局、

全部持って行けと言わんばかりに大盤振る舞いする郵便局、

在庫がない郵便局、

など様々でした。

 

購入数量に制限がある郵便局は、

その郵便局内で販売枚数の取り決めがキッチリされているところから、

たくさん必要な旨を伝えると、その場の判断で購入数量をガッツリ増やしてくれる郵便局まで様々でした。

具体的な数ですが、少ない所だと5枚、多い所だと100枚譲ってくれるところがありました。

 

また1ロット50枚で入荷してくるため、50枚で打ち止めとなる郵便局が多いようです。

 

その郵便局にどの程度の数量回すかや、回す優先順位は、郵便局の規模や、お客さんの数などを見て判断するようです。

 

1日に巡ることが出来る郵便局の件数は、自動車だと70~80は行けるだろうと意気込んでましたが、

 

実際は約半分の35件しか行けませんでした。

 

確保できた数量は大体1000枚ちょっと。

 

これでは1か月持ちませんね。

 

 

 

 

 

・なぜこんなに時間が掛かったのか

 

もう少し早く巡ることが出来て枚数を稼げる算段だったのですが、なぜこんなに時間が掛かったのでしょう?

 

 

敗因の一つに挙げられるのは、

クレジットカードを決済する郵便局の端末は時間がかかることです。

 

しかも、ほとんど客足がない郵便局では、郵便局の方のミスなのか端末を立ち上げていないところもあります。

 

こうなると2分ほど余分に時間を取られることになります。

 

 

 

 

その他にも、

 

鍵付きの倉庫に探しに行く、

上の人間に譲っても良い枚数を確認するために電話する、

遠方から来ていると知ると使い道を聞く件から談笑に花が咲いてしまう(話好きに会うと切り上げられない性格なのです

 

などから時間をロスすることもあります。

 

 

 

 

すいません、なんか時間ばっかり気にすると自分が嫌な人間に見えますね。

郵便局の方には感謝してます。

 

 

 

 

郵便局の滞在時間が平均3分と見積もると、35件巡った場合は、滞在時間だけで105分かかります。

 

郵便局間の移動が10分かかるとすると、それだけで350分。

 

足して455分(7時間35分)。

 

郵便局の営業時間が中8時間と考えると、まぁ35件は妥当な数字なんだろうなと今思えば納得出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

・簡易郵便局にゆうパケットポストminiの封筒は無い

 

都市部に住んでいるとあまり馴染みがないかもしれませんが、自分が住んでいる地域は山間の過疎集落や漁村などが多く点在する地域なので、通常の郵便局ではなく、簡易郵便局と呼ばれる、通常の郵便局の縮小版と呼べる小さな郵便局があります。

 

 

調べてみたところ簡易郵便局というのは、

郵政民営化以前に郵便局の窓口事務を地方公共団体や組合、個人等に委託していた郵便局。

だそうです。

 

 

 

簡易郵便局で出来ないことは

  • 国際郵便の取り扱い
  • 特別割引を適用される郵便物の取り扱い
  • 保冷サービスの取り扱いが無いため、ゆうパックの局留めには事前に確認が必要
  • ATMを設置していないため、他金融機関への口座送金ができない
になります。
 
 
この簡易郵便局にもゆうパケットポストminiの封筒は置いていません。
 
簡易郵便局を複数回って職員の方に尋ねてみましたが、
 
「簡易郵便局で置いているというのは聞いたことがないですね」
 
との返答が返ってきました。
 
 
 
 
 
 
 
・郵便局の方も人間なので、様々な方がいる
 
 
基本は職務から好意的な態度で接してくれる方がほとんどですが、めっちゃ冷たい郵便局の方が1割くらいいます。
 
それは単に性格的な問題なのか、
転売するために買っているのではないか?という疑念を持っているためなのか。
 
そのためにスマホで取引履歴を見せて説明したこともありますが、回る件数が多いとそれも疲れてくることがあります。
 
 
 
逆によくある良い方のパターンは、
「近隣の郵便局は入荷したらしい」
「この先の郵便局に電話をかけて聞いてあげる」
などと気を回してくれます。
 
自分としては回るルートをキッチリ決めているため、そこまでしてくれなくても大丈夫なのですが、その気持ちだけはとても嬉しいです。
 
 
 
 
今回の旅の最後に16:59という、終了間際ギリギリの時間に立ち寄った郵便局では、
 
miniの封筒が50枚欲しいと言ったら、「なんなら100枚でも持っていかんか?」と逆に言われて、「いいんですか?」となりました。
 
 
 
 
また、見た目と言動が完全に小沢仁志とか竹内力と同じ世界観の局員の方もいて、本当にカタギなのか?と疑問に思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
・子供を連れて行くと色々くれる
 
子供を連れて入ると粗品をくれる郵便局があります。
 
もらった物としては、風船・ゆるキャラのぬいぐるみ・飴・チョコレート・クリアファイル・シールなんかがありました。
 
地方の小さな郵便局なんかは、2回に1回くらいは何かをくれるので、子供が調子に乗って毎回ついてきてました。
 
段々と物乞いみたいな気分になってきますよ。
 
 
 
 
 

自分はかれこれ10年ほど前まで、DVDのせどりをしていました。

 

ゲオやブックオフでレンタル落ちのDVDやブルーレイが結構安価に売っていた時期があり、旅行がてら各地のゲオやブックオフを巡って歩くのが好きでした。

 

今となってはあまり参考にならないかもしれませんが、ちょっと思い出に浸りながら、どういったDVDが売れるか、どういうタイミングで売れるか、などを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・金曜ロードショーで放映直後のタイトルは5倍以上の値段で売れる

 

今でもそうなのかはわかりませんが、これは当時は絶対外さないキラータイトルの条件でした。

 

ただ、1週間程度で価格が落ち着いてきてましたので、直後だけ売れるという感じでした。

 

借りぐらしのアリエッティの放映直後なんかは、結構凄かった記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・最も高く売れたDVD

 

それは、「ありあまるごちそう」という2005年のドキュメンタリー映画です。

 

ガンガン農薬を使って大量生産される農作物、工業的に生産される畜産物、

 

それらが消費されることなく捨てられるという世界的な課題を見せつけてくれた作品です。

 

器具で首を固定されて、ベルトコンベアーで運ばれた鶏が、その先にあるカッターで1匹また1匹と首を切り落とされるシーンはとてもショッキングで、色々と考えさせられる映画です。

 

あまり評価は高くない作品ですが、子供の教育DVDとしては良いと自分は思いました。

 

なぜこれが一番の高値がついたDVDなのかハッキリとはわかりませんが、当時あまり出回っているものではなかったというところが大きいと思います。

 

買い値の15倍の値段になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

・レンタル落ちしたばかりのDVDは基本的に売れる

 

何度も店舗に行っていると、見たことがない綺麗なDVDがレンタル落ちのところに並んでいることがあります。

 

これを見つけた時はチャンスで、そこから1~2週間程度は売れ筋になっていました。

 

ただ、ゲオでは一つのタイトルを全店舗で一斉にレンタル落ちさせるため、出回ってしまうと高値では売れなくなります。

 

調子に乗って仕入れすぎると、後からはけるのが大変になるため、ほどほどにしておく必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

・ブルーレイでも出ているタイトルは手堅い

 

ブルーレイでも出ているということは、元のタイトルがそこそこ売れた作品になります。

 

そうなると、レンタル落ちしたばかりのタイミングからしばらくは売れ続けます。

 

そうでないタイミングでも、手堅く買値以上で売れるのが強みですが、凄まじい高値がつくといったギャンブル要素は少ないです。

 

また、同じタイトルでもDVDは売れないけどブルーレイは売れる、またはその反対もあるんです。

 

それは出回りの悪さなのか、特典の違いなのか、それぞれのタイトルに要因があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・有名な役者が出ている作品は手堅い

 

DVDやブルーレイのタイトルの下には、有名な役者が出ている場合は必ず名前が書かれています。

 

その名前に見覚えがある場合は、さほどハズレを引くことはないです。

 

逆に、あまり聞いたことがない役者の作品はハズレの確率が高いです。

 

知名度があるということは、それなりの理由があるんですね。

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・名探偵コナン

 

ドラえもん・クレヨンしんちゃん・アンパンマンなど、誰もが知る国民的なアニメは多数ありますが、

 

名探偵コナンの映画は興行収入の多さもさることながら、他の国民的なアニメよりも根強いファンが多くいます。

 

ハッキリとした起承転結、ドラマチックなストーリーの作り込み、張り巡らされた伏線と謎解き要素によって、何度も見たくなるため、DVDやブルーレイを買う、という人が多いのだと思います。

 

 

 

 

 

「はるか」というみかんは、聞いたことがない方のほう多いと思います。

 

自分も収穫に参加するまでは聞いたことがなかったです。

 

収穫に参加してみて、その果実のレモンのような黄色さに驚き、今まで収穫してきたどのみかんよりも綺麗で整っていることに関心しました。

 

それと同時に、JAに安価に卸すのではなく、自分で販売してみたいと思った最初の果実でした。

 

 

 

収穫の合間の休憩時間に早速農家さんに、無選別で良いので、全てA品(精品)の価格で譲ってほしいと提案したところ、OKがもらえました。

 

最初は収穫した量の半分の350kgだけを販売する予定だったのですが、ネットで出品してみたところ思いのほか売れ行きが良く、

 

後から追加で350kg、合計700kgのはるかをいただくことになりました。

 

 

 

出品していた「はるか」は1週間も経たずに全て無くなり、クレームなども一切なく、お客さんにも大変喜んでもらえました。

 

美味しいと直接感想を聞けることは農家さんにとってはあまりないでしょうし、

 

自分も、販売したものでこれだけ盛況をいただいたことはないので、みかんの農家もいいな、と思いました。

 

 

 

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さて、はるかについてのまとめです。

 

 

 

 

・外皮が硬く腐りが出にくい

 

・酸味がほとんどなく程よい甘みで女性に隠れた人気がある

 

・産地以外で売っているところが少ない

 

 

 

 

こうした点から、手に入らない地方の方はネットで購入するしかないため、

 

ネットで販売するには非常に向いている果実だということがわかりました。

 

 

 

 

また、普段釣り具を売っていてここまでのポジティブな感想を多く聞くことがないため、人に喜ばれるって純粋にいいものだな、と思いました。

 

みかんの農家を目指すのであれば、はるかは絶対に植えたいですね。

 

 

 

 

 

あ、はるかにも難点がありました。

 

・他のみかん類と違って木が大きくなりにくい

 

実の付きはそこまで悪くないみたいですが、木が大きくならないので、たくさん収穫できるということがあまりないです。

 

あと収穫時にバラのようなトゲが刺さって痛いです。

 

 

 

 

あとはカットする時は包丁やハサミが必須になることくらいですね。

 

 

 

 

そこを除けば目でも楽しめる、とても良いみかんですよ。

デコポンは全国的にも出回りがよく、見る機会があるため、知名度は高い柑橘だと思います。

 

しかしこの柑橘は、ネットで販売する上で注意点があります。

 

 

 

 

 

・「デコポン」というのは熊本果実連の登録商標であること

 

デコポンとして出荷して良いものは厳格に定められていて(糖度13度以上、酸度1度以下)の綺麗な物に限定されます。

 

それ以外は全て不知火(しらぬい)として売らなければいけません。

 

JAでしたら光センサーを通して糖度や酸度を測定することが可能でしょうが、

 

実際問題、全ての果実の果汁を取って酸度と糖度を計るなんてことは出来ないので、

 

しらぬいとデコポンが混在している、と明記して、全てがデコポンであるようなことを書かないのがベターだと思います。

 

 

 

 

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今年はデコポンの収穫時期までに大規模な寒波が入ってきたため、凍結して売り物にならなくなったり、雪に当たって腐りが出ないようにするため、早めに収穫しました。

 

しかしJAがデコポンの出荷を受け付けるのは2月からだったため、1か月弱、倉庫で貯蔵しなければいけなくなりました。

 

そうなると当然、腐りが出始めます。

 

B品を譲ってもらう約束をしていて、それをネットで販売してみようと思っていましたが、最初の段階から少しリスクはあるなと思っていました。

 

 

 

 

 

早い段階で譲ってもらえれば良かったのですが、

 

選別作業をして良い品とB品を分ける

B品のほうを譲ってもらう

 

という流れだったため、JAで出荷を受け付ける前のギリギリのタイミングで選別することになったのです。

 

 

 

もっと早い段階から選別していたら、綺麗な品のほうも腐りが出て、JAに腐ったデコポンを出荷することになってましたからね。

 

 

 

こればかりは仕方ないです。

 

 

 

 

 

 

 

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1か月弱も貯蔵したデコポンは腐りが多く出始め、

 

箱詰めする段階では丁寧に選別したものを選んでいても、

 

3日も経って到着する頃には、いくらか傷み始めている、なんてことがありました。

 

 

 

 

 

 

 

デコポンは雪に当たって腐りが出始めるリスク、

 

しらぬいとデコポンで分けるか、全部しらぬいで販売しなければ行けないこと、

 

この2点の問題があった果実でした。

 

 

 

 

 

これは、自分で栽培して出荷していたなら、せめてお客さんからのクレームだけは、もっと最小限に留めておけたのかな、と思いました。

 

みかんの農家になってみたいな、と、ポジティブとネガティブ両方の意味で思った果実でした。