「おばあちゃんの家」; 新鮮?な韓国映画。
初めて見たときの印象は、韓国って儒教文化なのにこんなにお年寄りを邪険に扱っていいの?!!という感じでした。それくらい、この少年がおばあさんに会った時の振る舞いがひどかったからです。だって頭をなでようとしたら「汚い、さわるな!」でしたから。。。
二人で一緒に暮らすようになってからも、少年の態度は一向に改まりません。何しろ都会生活に慣れた子供が何にもない田舎に来て何にもないところで生活するわけですから。
その後の微妙な少年の心の変化がこの映画の軸になるわけですが、正直言って、素直に面白いと思えませんでした。なぜかというと、この映画はあまり韓国映画らしくない。どちらかというと古い日本映画みたいな感じなんです。どこかで見たことあるような、ないような。この違和感のなさ過ぎさが、新しいものを見たかったという期待を裏切ったのかもしれません。韓国でこの映画が大ヒットしたのは、先に述べたような、韓国文化を裏切るような内容だったからかもしれません。つまり韓国人にとってはそれが新鮮だったから。かも。
でもこんなこと言っていてもちょっと泣いてしまいました。恥ずかしながら。
『少年H』; 隠されている大きなテーマ
いやはや長い物語だった。でも考えてみると、戦争に関わる本を読んだのはこれが初めてかもしれない。
この本は、第二次世界大戦の状況を少年の目から書いたものである。もちろん脚色されている部分もあるだろうが、それはそれで十分面白いからいいと思う。
読んでいる途中、この本に書かれていることが現代にも通じるのではないかと感じた部分が多かった。
例えばメディアによる国民操作。これは読んでいて恐ろしくなった。国民の戦意を下げないために、激しい爆撃の被害も小さなものとして新聞の記事に載せる。広島の原爆でさえその扱いだ。信じられなかった。私たちは新聞やテレビのおかげで何でも知っているという気分になっているが、そのメディアが国の都合のいいようにしか報道していなかったとしたら。いや多分そうなのだと思うが、私たちは自分たちの感情でさえ、他人に操られていることになる。Hの父親のように、どんなときでも冷静に客観的に物事を見つめられたら問題はないのだが。
これは、日本の戦争論を根本的に覆すものを持っているかもしれない。特攻隊は国のために、家族のために敵に飛び込んで死んでいった。しかし、彼らが真実だと信じていたものは作り上げられた「嘘」だったら。
日本が起こした戦争を「聖戦」だといって神格化する人もいるが、その人たちはまだこの国家の「嘘」に縛り付けられている人なのかもしれないと思わずにはいられなくなった。靖国神社の問題も、中国・韓国との確執も、従軍慰安婦の問題も、日本は全て自分のいいように解釈するようにしている。新聞やニュースを見ればそういっているのだから間違えないように思えてくる。まさか自分の国が間違っていることを言っているとは思わないからだ。
しかし、私はこの本を読んで思った。これらの問題(靖国神社の問題も、中国・韓国との確執、従軍慰安婦の問題)が小さく扱われるのは、日本が戦時中原爆の被害を小さく扱ったのと同じなのではないかと。本当はもっと大きな問題で、韓国や中国が反日運動をしても文句が言えないくらい甚大なものなのではないかと。
真実は分からない。しかし国家ではなく個人として、世界を見つめられる心を持ちたい。
この本を教えてくれた人ありがとうございました。(^_-)-☆
地味な映画ですが・・・
ユアンマクレガーとキャメロンディアスが出ていた『普通じゃない』という映画の音楽はかなりいけています。かれこれ7、8年くらい前になるのでしょうか。映画の内容はまあまあという感じで、見たすぐ後も内容が良く思い出せないような映画だったのですが、とにかく音楽は良かったと言い合った記憶があります。その後サントラを買いましたが、参加しているアーティストがかなり豪華でした。ベック、R.E.M.、エルヴィス・プレスリー、カーディガンズ、アンダーワールド等々です。ベックは当時ぶれーく寸前のころでしたので、かなり先駆けの映画だったのではないかと思います。私が一番好きなのはカーディガンズの『war』でしたが。映画のストーリーはこちらで↓
他に、映画の音楽でどうしても避けて通れないのが『マイフェアレディ』と『雨に歌えば』です。どちらも映画自体も面白くて私の好きな映画ベスト5に入ります。『雨に歌えば』に出てくる『good morning』という歌は暗い心を一気に明るくするくらいさわやかで陽気な歌です。お勧め!
一番好きな音楽
ここ3年くらいすっかり音楽を聴かなくなっていた。最近ぽつぽつと聴き始めた。良かったのはレイチャールズとかジャックジョンソンとか。とてもさわやかである。聞いていて心地よい。しかし、さわやか過ぎる。
私が本当に好きなのは、もっとどろどろした、そう、グラムロックが大好き。それが始まったのはもう17年位前、イカスバンド天国、通称イカ天で「マルコシアスバンプ」というバンドを見たときだった。音楽のことはよく分かっていなかったけど、魔女のようないでたちで色っぽい歌声を出す男のボーカルの声と、重圧な演奏に中学生の私もすっかりとりこになってしまった。その後マルコシがT-REXを意識して作ったバンドだと聞いてT-REXを聞いたらやられた。かっこよすぎた。彼らの魅力は何だろう。声、音楽、ファッション、どれをとっても魅力的。中性的なイメージもかっこいいなあ。
中性的といえばデヴィットボウイも大好き。「ジギースターダスト」は試聴したとき初めの5秒で買うことを決めた。あのアルバムは1年間くらい繰り返し聞き続けた。
最近もメイクをして中性的なカッコウをして歌う歌手は多いが、昔のマークボランやデヴィットボ ウイのようにいるだけで美しいと思えるような人がいないなあ。
『火車』; 社会派ミステリーの最高傑作
これはもう名作に”超”をつけてもいいと思う。
話は突然失踪した妻の甥の婚約者を探し始めるところから始まる。
自己破産の経歴を持っていた彼女がそれが婚約者にばれたために逃げ出したと思ったいたのだが、真実は・・・・!!もっと衝撃的。
この作品のすごいところは、まず社会背景がしっかりと書かれているところ。弁護士の言葉を借りて、自己破産の仕組みを詳しく話してくれる。意外に知らなかった事実を客観的に詳しく教えてくれる。
それから登場人物一人一人の描写が非常に細かい。まるでその人が実在するような錯覚を覚える。
最後になんと言ってもストーリー展開の面白さは誰もかなわない。少しの手がかりを元に主人公の刑事は北へ南へ縦横無尽に走っていく。多少強引な気がするところもあるが、全体的に見れば小さなところは気にならなくなる。
物語はつらく悲しいのだが、とても考えさせる作品であり、また、社会的なメッセージを含んでいる。若い人にも是非読んでもらいたい。
仕事を楽しくする5か条
最近、というか初日からずっと仕事がつらい。つらくて涙が出そう。分かることは一つ。仕事が好きではない。それならば。。仕事以外で楽しみを見つけようではないかと思い、考え付いたことを並べてみる。
1、電車の中を楽しく過ごす・・・一つは本を読むということだけど、満員電車の中では結構むずかしい。ということでどんなに混んでても大丈夫なCDウォークマンを聞くことにした。MDは残念ながら持っていない。CDは、お金がないので図書館で借りよう。
2、身だしなみを美く・・・やはり職場には出会いのチャンスがある。仕事はさておき、かっこいい男の人にアプローチすることに専念しよう。やはり服装は大事。あまりくらい服を着ていると目立たないので、なるべく春らしい色の服を着ていこう。口紅はやっぱりラメ入りで。マスカラは1日3回。コロンも忘れずに。どこかで誰かが見ていると信じて。。。
3、昼休みを有効に使おう・・・昼を外で食べるとかなりの出費になる。もちろん手作り弁当は欠かせない。問題はどこで食べるか。公園のベンチもいいが、雨の日は困る。それではどこが・・・そう、マンガ喫茶。飲食は自由だし、おまけに飲み物はサービスである。マンガ代入れて380円だったらまあ外食するよりはお徳だろう。マンガ買わなくてもいいしね。
4、職場の人と仲良くする・・・これ、難しいようで意外に簡単です。秘訣は、”権力者を仲間にする”です。権力者の子分とあれば、どんな人でも簡単にはシカトできません。
5、好きな人の写真をいつでも見れる場所においておく、もちろん他の人には見えないように。・・・やっぱりこれが一番ききそうです。
好きではない仕事でも契約期間は守らなければならないと思うこんな私、まじめすぎるのかなあ。。。
『地下鉄(メトロ)に乗って』;現実と過去と真実と。
これは今まで読んだ本の中でベスト5にはいるくらい面白くて面白くて面白い小説だった。
父親がにくくてにくくてたまらない中年の主人公。あることをきっかけに突然過去にタイムスリップしてしまうのです。そこで、主人公は若いころに死んだ兄をどうにか助け出したいと必死で探しまわすのだが、なぜか時代はいったりきたり。しかし行き着いた末に見せられた真実は残酷で、主人公の運命を決定付ける出来事だった。推理小説のように第三者の探偵が事件を追うような展開ではなく、主人公自身が、自分の過去に向き合っていくところが悲しいけど、新鮮で面白い。地下鉄が現在と過去の橋渡しをしているというのもロマンチックです。
読んだあと、お父さんやお母さんと一緒にゆっくり話をしてみたくなります。
新入社員; 超お勧めの最新韓国ドラマ
これ、私が韓国にいたときにやっていたドラマなんですが、めちゃめちゃ面白い!
元プロボクサーでめちゃめちゃ勉強ができない男が会社の手違いで超大手会社に就職してしまうというありきたりのような話なんですが、恋あり、家族愛あり、友情あり、会社のどろどろあり、全てが一緒になってるんです。主人公が会社の中でどんどんのし上がっていくのも痛快だし、目当ての女の子との恋の行方もはらはらどきどきです。
なんといっても俳優陣がすばらしい。主人公は韓国のアイドルグループ「エリック」。これから大ブレークしそうです。ドラマの中でもシリアス、コメディ、何でもやってのけています。それに劣らず、ライバル役の男は元モデルという経歴の持ち主。出てくるだけでため息が出るくらいかっこいいです。その彼がコメディもやるからまた面白い。
なんかこんど日本でも放送予定があるとかないとか。これを見たら冬ソナウぜーとか言ってた人も絶対韓国ドラマはまると思います。






