『博士の愛した数式』
今日は今まででも一番の大雪。外にも出れず、時間をもてあましていたので久しぶりにゆっくり読書する時間が持てました。(^.^) 外の猛吹雪を窓越しに見ながらの読書はなんというか最高。
第一回本や大賞受賞とかで何かと話題になっていたこの作品。文庫化されたのを機に買ってみました。正直に言います。またこんな話か、、、とちょっとがっかりです。なんというか、小説というよりも映画の台本のような。
母子家庭の母親が家政婦先の元大学教授(数学)の初老の男性のもとで働き始めるところから始まります。ところがその元教授は20年前?の交通事故の後遺症で80分しか記憶が保てないという障害を持っている。もちろん、毎日訪れるたびに初対面の挨拶をしなければならない。しかも彼は根っからの数学者。常に数学の問題について考えていて、新しい家政婦など目もくれない。しかしある時彼女が息子の話をしたところ、異常な関心を示し、その翌日から息子同伴の家政婦の仕事が始まる。
この話のおもしろいところは、題名にも出てくる数学の話。「素数」「完全数」「自然数」「三角数」など、聞いたことがあるようなないような数学の専門用語がたくさん出てくる。果ては「オイラーの法則」「フェルマーの最終定理」なんて難解な問題まで持ち出してくる。しかし元数学教授のおじいさんが知識のない主婦と子供に説明するわけだからおのずと分かりやすい解説になる。こんな小説の中に出てくる「知識的な内容」は読んだ後のお徳感を感じさせる。
しかし内容にちょっと新鮮味がない。記憶の話とか、数学の話とか、今までにはない題材を使った工夫は見られるけど、「母子家庭」とか、「子供と老人の交流」とか、感情に訴えかけるテーマや、全体的な流れは今までにどこかで見たことがあるような印象を否めない。本のキャッチコピーにもなっている「あまりに悲しく暖かい軌跡の愛の物語」というのには、もううんざり。ちょっと辛口かもしれませんが、この本が人気があったのは、そんな心温まる話がブームだからだったんじゃないかなと思います。それとも私の心がすさんでいるだけなのかな・・・。
「いま、会いに行きます」を読んだときもそうだったんだけど、多分いかにも現実にありえそうもない設定とか、心が温まるような展開とかそんな感じのものが私は好きじゃないんだと思います。私はよく分からないけど、きっとこういう類の本って、読んだすぐ後は心が温まるかもしれないけど、長い間記憶に残らないんじゃないかなと思います。そう、メッセージがない。だからといってこの本を読んだ3時間あまりの時間が全く無駄だったとは感じない。たまにはこんなのもいいのでは。
役に立たなくない日本語
面白いことを言ったときに
「座布団一枚!」
やっぱり私は日本人。どんな言葉よりこの言葉を言われることが一番幸せを感じます。
こんな言葉を韓国人に教えてしまったことにちょっと後ろめたさを感じます。。。が
「座布団全部もってって!」
も教えました(^v^)。これも意外にうれしい・・・。
でも日本で生きていくうえで必ず一度は覚えなければならない言葉だと信じています。なんて・・・
こんな先生でごめんなさい。<(_ _)>
群山のおいしいもの紹介♪
昨日で韓国生活とうとう3ヶ月になりました。長く辛い道のりでしたが、その中でも私を癒してくれたのが群山のおいしい料理たち。ソウルは都会で何でも揃っている町だけど、群山は食べ物では負けません!ということで、今日は私が好きな食べ物特集。順位は適当です。
第一位! カルビタン
辛いものがだめな私でも安心して食べられる料理の一つ。スープの中に牛肉の骨付きかルビと薄焼き卵が入っているだけですが、このカルビがめちゃめちゃうまい!!そのエキスが入っているスープも♪ちなみに韓国式では、いきなり左のご飯(五穀米?)をスープの中に全部入れてしまいます。スープの中にごはんを入れることに抵抗がある私は別々に食べましたが、「まだまだ韓国人にはなれないですね」と言われてしまいました。確かに、、でも私はスープの中のご飯がどうも苦手。食べる時熱いじゃないですか。。。ちなみに、ご飯が入っていたカマには熱湯を入れて、へばりついたご飯粒をお茶漬けのように食べます。米を残さないところがえらいです。
同じく第一位! ポッサムキムチ
一見普通のキムチのように見えますが、格段においしい!!!すっぱさがないというか、甘いというか、なんともいえない上品で独特な味わいです。隣の豚肉と一緒に食べると(●^o^●)!このキムチを食べると他のキムチが食べられなくなります。ちなみにポッサムキムチは北朝鮮から来たようです。
第二位 サムギョプサル
これは豚の三段バラのことですが、韓国ではなにかのお祝い事には良く食べる料理のようです。簡単でおいしいから。まあお祝い以外でも普通に食べることも多いみたいです。(^_^;)
日本で豚肉って言うと、なにか安っぽい料理のイメージがあるけど、韓国の豚肉は牛肉を上回るうまさです。というか種類が違うのかな。ソースは酢醤油のようなものにつけますが、これがまたさっぱりしていてうまい。とにかく「肉厚」「ジューシー」「ソースがうまい」ということなしです。焼酎との相性が最高です(^.^)
第三位 韓定食
これは私が韓国に来て初めてのころに食べたものですが、あまりの素晴らしさに感動しました。
まず、食べる場所が食堂ではなくて、広い座敷の個室。出てくる品目数が半端ではない。韓国に「テーブルの足が折れるまで」という言葉がありますが、まさにその通りで、次から次へと出てきて、テーブルに乗り切れません。そして盛り付けの美しさ。まさに芸術品です。もちろん味も最高です。そのころ韓国料理の辛さに嫌気がさしていたのでよろこびもひとしおでした。しかし油断は禁物です。上品な味のスープの中に入っていた青唐辛子をもろに食べてしまい、それまでの喜びは一瞬にして消え去ってしまいました・・・。(-_-)
しかし高価なためなかなか食べる機会がないのが残念。それでも
第四位 ワンマンドゥ
見てください。この美しさ・・・。見るだけで楽しい食べ物です。
ちなみにマンドゥとは日本で言う餃子のこと。ワンとは漢字で書くと王で、餃子の王様というところでしょうか。私が疲れて死にそうなときに職場の人が家に届けてくれました。疲れが一気に吹っ飛んだのはいうまでもありません。韓国人のそんな情が大好きです。
ちなみに、肉まんとかアンマンとかの種類は、「ホットパン」といいます。味も形もおんなじです。
他にもおいしいものいっぱいあります。でもやっぱり料理は一人で食べるより、大人数でワイワイ食べるのが一番。特に韓国料理はそういう要素が強いかも。韓国人が一人では絶対に食堂に入らないというのもなんだか納得できます。
ソウル!ソウル!!ソウル!!!後半&買い物編
チムチルバンでの一夜は本当に辛かった。(-_-)/ あそこはあくまでも休憩する場所であり、泊まる場所として使うわけではないと言っておきます。そういう人はいっぱいいましたが。起きたときは二日酔いと寝にくさからの疲労感と、寒さからのふるえで最悪な気分。でもその後入った銭湯は気持ちよかった。ここのチムチルバン、サッカー場に併設されていて、ショッピングや映画館もついていてかなり楽しい場所。思わずお土産やさんでTシャツ買ってしまいました。サッカーのTシャツってかわいい。
その後は地下鉄を乗り継いでインサドンへ(駅はチョンノサンガ)。ここは前にも紹介した、ハングルで書かれたスタバの看板がある場所で、韓国の伝統的なもの&現代アートが密集していて、とっっても私好みの素敵なところ。韓国の和紙やら小物やら食器やら、人へのお土産やら目に付いたものからどんどん買っていきました。職場にはキムチ味のチョコを。本当はもっと見ていたかったけど、時間がないので泣く泣く離れました。(T_T) しかしお金がいくらあっても足りません。ひょっこり入った食堂も、インサドンならではの味のある店で大満足。味は不満足でしたが。
←インサドンにあるアート村。新進気鋭のアーティストの個展のような店が並んでいます。建物自体もアーティスティック。
そして連れて行ってもらったのが、ソウル最大の本屋さん。規模こそ小さいですけど、紀伊国屋顔負けの美しい店内。夢のようでした。そこにあった日本語コーナーはもうまるで日本の書店さながら。雑誌でもマンガでも哲学書でも小説でもほとんどのジャンルが揃っていました。最近ほしくてたまらなかった「博士の愛した数式」(文庫版)をゲット(^.^)。そのほか雑誌やら本やら結局5千円分くらい買いました。日本の価格の2割高くらいです。
←付録の靴下につられて買ったキューティー。しかも11月号。しかし意外におもしろかった。
そして最後に、お目当ての日本の食材。意外にもバスターミナルに併設されているデパートの中にたくさんありました。若干高くはありますが(1,5倍くらい)、1区画日本の食材で埋め尽くされていて、他にはない充実度でした。私は韓国人が大好きなお好み焼きの材料(ソース、かつお節)を買ったのですが、、、後で見たら買ったソースは焼きそばソースでした。(T_T)
ということでほぼ買い物三昧のソウル訪問でしたが、友だちと楽しく過ごすこともできたし、ほしいものは全て買えたし、それ以外にも新たな発見も多く、とっても楽しかったです。(^.^)
なつかしの群山に戻ると、もうあたり一面雪景色。しかもふぶいていました。それでもソウルよりはずっと暖かく、帰ってきた喜びをしみじみと味わいました。タクシーの運転手の優しさもソウルにはかないません。
ソウル!ソウル!!ソウル!!!前半
行ってきました夢のソウル!!結論から言えば楽しかったー!久しぶりに羽を伸ばしました。
今回はあまり時間もなかったので、行ったのは前回も行ったことのあるミョンドン。日本で言えば原宿のような感じで人がた~くさん。お店もたくさん。いたるところにスタバがあるし(本物)、服やも食べ物やも充実しています。屋台も多く、安いものがたくさん買えます(^.^)もちろんばったものもたくさんありますが。今までかちかちに固かった私の財布の紐は一気に緩まり、暴走を始めました。これは後の買い物編に続きます。
感動したのは①カフェで飲んだカプチーノにリーフが描かれていたこと。それからカフェにケーキが売っていたこと!群山でケーキを注文しようとしてもメニューにありません・・・。お菓子は出てきますが。思わず買ってしまいました。
そして町のいたるところに日本語の看板があります。ほとんどの店の人が日本語を話します。日本人もたくさんいました。やっぱり見たらすぐ分かります。
石焼ビビンペツ、チげ。突っ込みどころ満載です。こんなのばっかです。
1年ぶりに友だちとの再会を果たしました。でも会うのにちょっと苦労しました。というのはミョンドンは店が多すぎて、○○の前ね!と待ち合わせをしてもなかなか会えない。その店が同じエリアに2つも3つもあるから。ぐるぐる回ってやっとこさ会うことができました。
1軒目、安くて珍しいものが食べたいといって入ったのがふつーの食堂。ちょっとがっかりでしたが、そこには見たことのないイカのスンデが。スンデの味はいまいちでしたが、マッコリはおいしかった。(^.^)
2軒目は私の日本人の知り合いも加わり、焼肉やへ。友だちが呼んだ友達も加わって、男4人が集まり、かなり盛り上がって楽しかった。みんな同じ年だったのでパンマルで(^.^)3軒目はちょっと歩いて日本の居酒屋へ。群山にはない、日本のメニューや酒を発見。さっそくお好み焼きと(日本風)おでんを食べました。そしてとにかく飲み続けました。
解散後はバスとタクシーを乗り継ぎ、ワールドカップスタジアムについているチムチルバンへ。
書きたいことがたくさんあるけど、うまくまとまりません・・・。でも死ぬほど寒いという情報はぜひ書きたい。群山より寒くないというがせねたを信じきった私はかなりの軽装。やられました。こんな寒さは初めてなので、うまく表現ができませんが、あえて言えば、心臓まで凍りそうな寒さです。私の足はその寒さに衝撃を受けたのか、関節がおかしくなってしまいました。今でもうまく歩けません。
2日目に続きます。
先に、買ったもの大公開♪(大後悔(^_^;))
明日はソウル♪
韓国に来てはや三ヶ月。田舎の生活もすっかり慣れてきました。しかしとうとう、ソウルに行くときがやってきました。バスでたかが3時間。行こうと思えばいつでもいけたはずなんだけど、なかなか決心がつかなかったのです。今回決めたのは、単なる気まぐれですが。ああ、この胸の高まりはいつ振りくらいだろう。
いつも一本道しか歩いていない私がソウルの複雑な道で迷わないだろうか。地下鉄は間違えないで乗れるだろうか。田舎くささが伝わってしまわないだろうか・・・。心配はたくさん。でもこんな心配している自分も楽しいヽ(^o^)丿そして楽しみもたくさん。友達に会うぞー(1年ぶり)!がんがん買い物するぞー!群山にはないおいしいもの食べるぞー!!
ちなみにソウルは去年旅行で行ったので今回は2回目。正直言って初めて行ったときはそんなに楽しくなかったんだよなあ。食事もあんまりおいしくなかったし。でも今回は憧れもあるので、きっと何を見てもおもしろいと思う。多分。行っても帰ってきてもカルチャーショックを受けたりして!それも楽しみ~ヽ(^o^)丿
「クァンシクの弟クァンテ」 ;韓国の庶民的映画
そういえば、昨日映画を見ました。韓国で、映画館で韓国映画を見たのは初めてです。字幕なしなのでかなりチャレンジャーな感じでしたが、感想は、おもしろ~い!です。日本に入ってくる韓国映画はイケメンばっかりでよくできすぎなものが多いけど、これはなんか庶民的な面白さで、派手な展開はないけど、落ち着いて見れる、上質な作品だと思います。それもそのはず、韓国でも興行収入NO1のようです。
話は細部は分からなかったけど、かいつまんでいうと、恋愛べたの兄と、それとは対照的にプレイボーイの弟のそれぞれの恋の物語。30にもなっていまだに大学時代の初恋の人を忘れられない兄。その彼女と劇的に再会を果たすけど、相変わらずの彼は自分の思いを伝えられずに、おたおたしている間に弟の親友に横取りされてしまう。それとは対照的に弟はきれいな女に目がない根っからのプレイボーイ。マラソン大会で一目ぼれした女に猛烈にアタックしてベッドインするのだが・・・。
そこら辺にいそうな平凡な顔をした主人公(兄)と新宿あたりをぶらぶらしてそうな軽薄なイメージの弟のキャラクターが面白い。また、その2人が兄弟して女に振り回されて思い悩む姿がいじらしくてかわいい。ちなみに、映画のキャッチコピーは「女性たちが恋愛をする時、知っておきたい男性に対する全てのことを見せてくれるロマンティックコメディー」セリフが理解できなかったのが悔しい・・・。日本で発売されたら絶対に見てやるー。詳しい内容はhttp://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=7858
***関係ない話
最近はテレビでも韓国映画をやっていると見る気もなく見てしまうんだけど、日本映画との決定的な違いは、セリフの多さかもしれない。男も女も本当に良くしゃべる。特に男!現実には映画以上にしゃべるかも(^_^;)。言葉に出さなくても気持ちが通じてしまう日本人とは全く対照的です。韓国人が日本映画を見たらどう思うんだろう。日本人は、現実ではドラマや映画以上に言葉が少ない気がします。韓国で生活するうえで韓国人になりきるか、日本人を貫き通すか、悩むところです。本当に。。。
「スパイダーマン2」
久しぶりに見たのは定番中の定番というべきこの作品。今更ながら見てみました。このシリーズの1をみたときは大満足でした。なんといっても分かりやすいのです。映画館で字幕なしで見たのですが、内容が面白いように分かる。善と悪がはっきり分かれていて、どんでん返しなどがないのもいいです(それが物足りないと思う人も多いと思いますが)。しかしシリーズ二作目のこの作品、はっきり言って1とほとんどかわらない。劇的な展開を期待していた私はちょっとがっかりでした。
1でもそうだったんだけど、どうもスパイダーマンの活躍というよりも主人公の心の成長面や葛藤に焦点を当てすぎて、アクション映画としてのエンターテイメント性がちょっとかけている感じ。もっと、スパイダーマンとしての活躍を見ていたかったよ。1作品につき大きな敵が1人というのは少ないんじゃないかな。しかも今回の敵はちょっと目的がはっきり分からなくて弱い感じだったし。
それからこの作品の見所はやっぱりスパイダーマンの正体が一般市民や友人や恋人に分かってしまうシーンなんだけど、かなーりあっさりばれてしまい、ドラマチックな展開がないのがまた拍子抜け。自分でマスクとってるじゃないかと突っ込みたくなる。
しかし、私はトビーマグワイアの演技は大好き。よく知らなかった私はスパイダーマンだけかと思っていたけど、「サイダーハウスルール」という映画に出ていて、その映画での彼の演技には大感動しました。現代のアメリカ映画でこんなに人を感動させる演技ができる人がいたなんて、本当に驚きと嬉しさでいっぱいでした。まっすぐな心を持った青年を演じさせたら彼の右に出るものはいないんじゃないかな。スパイダーマンの主人公に抜擢されたのも納得できます。
ちなみにこの映画は3に続きます。今度の敵は手ごわそう。次は絶対に最終章だと分かるからつまらなくても見なくては。結局映画会社に踊らされている自分が悲しい・・・。
























