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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

私事ですが、今月でついに40歳になりました。


30歳を迎えたときは「20代が終わってしまった…」なんてだいぶ感慨深かった記憶がありますが、今回はあんまりそういう感じがなく普通に受け入れていますw


そんな淡々とした節目ではあるんですが、いちおうメモリアル(?)だからか、今年は妻からいつもと異なる趣向の誕生日プレゼントをもらいました。






それは、なんと…



YAMAHA MT-10(SP)!








…の、レゴブロックです(笑)




しかし、おもちゃと侮るなかれ。

かなり本物に似せて忠実に作られており、本格的です!
パーツ数はなんと1,478個。



ワクワクしながら開封してみると、大量のパーツが出てまいりました。


こちらは、組立手順の説明書。


すごい分厚さですw
バイクの取説かサービスマニュアルのようなボリューム。



完成形がこれで、


各部分ごとに、こんな順番で組み立てていくようです。


何ヵ月で完成まで持っていけるかな?


2025年内の完成を目標に、頑張ってみることにします!

SV650 カスタムのお話です。


V-STROM250SXに続き、ハンドルブレースを装着することにしました。


SXで取り付けていたのは、複数のパーツから構成されていて長さ調整が可能なもの(カエディア)でした。

 


特に不満はなかったし、アルマイトの鮮やかなレッドが良いアクセントになっていて気に入っていたんですが、


・SVのブルーにはカラーが合わない(個人的見解)

・せっかくなら違うアイテムを試したい


という理由から、使い回さず別のものをチョイスしたました。



それがこちら。



POSH(ポッシュ)
クイックリリース ブレースシャフト タイプ2

※パーツに分かれておらず一体ものなので、剛性に期待できそうです。


クイックリリース ブレースクランプ

※シャフトとクランプは別売。カラー展開がかなり多いので、シャフトとクランプそれぞれでお好みのカラーリングが選べます。


ちなみに私が選んだのは、
・シャフト:チタンカラー
・クランプ:ブラック


SV650のブルー(2024モデル)は落ち着いたカラーリングでわりとシックな感じ。派手なパーツは浮きそうなので渋めを選択しました。



では早速取り付け。


①クランプでハンドルとシャフトを挟んで
②シャフトがハンドルに対して平行になるよう位置決めし
③六角ボルトで締め付ける

以上の簡単な作業です。



華奢で無味乾燥なハンドル周りが、


ちょっぴり強そう&自分好みの見た目になりました。



そしてここに、スマホマウントを装着。
VストSXからの移植で、カエディアの「手裏剣」です。

※脱着操作が片手ワンタッチでラクラクなうえ、がっちり固定されて安心感抜群な高コスパアイテム!


ちなみにアドベンチャーバイクと違い、見る角度によっては大きく飛び出しててだいぶ目立ちますが、


運転時の視界や横からの写真撮影では特に違和感ありません。

ハンドルバーに直接取り付けるよりも目に近い位置にスマホを載せられるので、見やすくてむしろ良いと思います。



というわけで、ハンドルブレースを取り付けたお話しでした。

 


なお、このポッシュのハンドルブレースはいくつかのサイズ展開があり、自分のバイクに合うものを選択する必要性があるので注意が必要。


今回取り付けたものの仕様は以下の通りです。

・シャフト長:226mm

・最大径:22.2mm

・シャフト+クランプ長:274mm

(購入した商品の説明からコピペ)




ちょっとした変更ですが、なかなか満足感の高いカスタムでした!


 

 


スマホホルダーはコチラ。


 









納車から1ヶ月半ほどが経過したSV650。

ちょこちょこカスタムしているので、順に少しずつ紹介していきたいと思います。


まずは納車時点!
ショップにガード類を2点取り付けてもらいました。



 エンジンガード


SV650はシート高785mmと抜群の足つきを誇るので、エンジンガード無しでもいいかなと若干思いましたが…

約200kgの装備重量でそれなりに重いこと
ラジエーターが横にけっこう飛び出していて、転倒したら壊れるんじゃ?と不安なこと

を考慮して、付けることにしました。


幸い、色んなメーカーから商品が出ていて選択肢はけっこう多いです。


[キジマ]

 


[エンデュランス]

 

 [SW-MOTECH]

 


[HEPCO&BECKER]

 



安価なのはキジマかエンデュランスですが、強度の期待度や見た目の好みから総合的に判断してSW-MOTECHを選択しました。


前から見るとこんな感じで、横にしっかり張り出していて万が一の際はきっちり仕事をしてくれそうな予感。



一方、斜め前とか、


横から見ると、全然目立ちません。


もともとトラスフレームが特徴的なSV650ですが、このガードはフレームのパイプワークを邪魔することなく非常に良くマッチしていると思います!



ちなみに…HEPCO&BECKERも有力候補で防御力が一番高そうだったんですが、トラスフレームの上に重なってしまうのが気に入らなくて選びませんでした。


せっかくのトラスフレームに余計なパイプが被っている…。



 ラジエーターガード


高速道路(虫アタック)や荒れ気味の道(小石等の跳ね上げ)が気になるので、取り付けることにしました。


ちゃんとしたメーカーの商品は数種類あって、見た目のアクセントになるこちらが気になりましたが…

納期が長かったので却下。

 


結果、定番(?)のエッチングファクトリーを選択しました。

 


これが付いていると、気持ち的に安心感があります。


さらにいうと…

SV650のフロントフェンダーは、車体側がやたら短い。この点からも付けた方が無難だろうと思ったわけです。



ちなみに一回ツーリングしたら、予想通りラジエーターまで何かが跳ね上げられて当たっていました。


前回のツーリングにて、慣らし運転のノルマをほぼ達成することができました。

なので後日、初回点検とオイル交換のためレッドバロンへGO!


ちょうど1,000kmで到着です。



店舗内で待つこと1時間少々で、作業完了。


ちなみに…「事前予約なしで来てください。工場の混み具合でお待たせする可能性はあるのですが」と言われていたので、指示通り突然の来店です。
で、すぐに作業開始してくれました。

予約無しで作業してくれるショップなんて、いままで経験したことがありません。(といっても、ディーラー2店舗しか知らないんですが)

よって飛び込みで作業してもらうなんて発想はまるでなかったので非常に驚きましたが、これはユーザー側としてはとてもありがたい。

作業受け入れのキャパが潤沢で、軽整備程度なら突然来たお客も回せるようにしてるんですかね?
ちょっと感動しました。



そんなこともありつつ5,000回転縛りからめでたく解き放たれたので、今後のSV650がますます楽しみなわけですが…

1,000km乗った感想を書いておこうと思います!



 Vツインエンジンの味わい


以前にも書きましたが、「拍動」を感じられるエンジンです。


選択しているギヤによって多少違うのですが、概ね3,000rpmくらいまでは特にはっきり感じられて非常に気持ち良いです!


擬音で表現するならば、

ドコドコ…

いや、

ドルドル…

って感じ。


これを体感しながらダラダラ走るのが、なかなかに楽しいです。

「エンジンを味わう」ってこういうことなのかな。

10年以上バイクに乗っているくせに、
恥ずかしながら初めてその感覚を少しは理解できたかもしれません(笑)


一方、回転を上げていくとこの感覚はだんだん消えて薄味となっていきます。

高めの回転で走るとひたすらスムーズという感じ。まだ5,000回転までしか回していませんが、振動も全然気にならないし高速道路なんかもすこぶる快適。

そんなわけで、回転域によって得られる感覚が変わる表情豊かなエンジンだと思います。



 コーナリング


かなり楽にコンパクトな旋回ができるという感覚があります。


正立フォークのわりにハンドル切れ角が小さくて最小回転半径=3.0mなんですが、それに反してコーナリングがすごく軽快

頑張らなくても、タイトコーナーをすいすい~っとクリアしていけちゃいます。


色々調べると「Vツインは細身だから倒し込みが軽快」などと語られていたりするので、おそらくそこが主要因なのかな?

また個人的には、リアのタイヤサイズ(幅)がこのクラスのオンロード車の標準に比べて細いのも影響してるんじゃないかと思っています。
(180が主流と考えていますが、SV650は160)

リアタイヤは太い方が迫力あって良いという意見が多そうですが、自分は全然そう思わないしむしろこのくらいの方が見た目も好みなので良かったです。



 安定感


コーナリング性能と多少相反しそうなものですが、安定感(直進安定性や、極低速時のぶれにくさ)に関しても非常に好印象


発進時に顕著で、走り出しの極低速でふらつくことがありません。

200kgというそれなりの重量のためか?

理由はわかりませんが、ビシッと直立で安定してくれるんです。このバイクなら一本橋いけそう!って感じ。


一方、V-STROM250SXは多少ふらつくことが少なくなかったです。ハンドルが真っ直ぐじゃない気がしていたのも一因だと思いますが…
(ショップに伝えて修正はしてもらったものの、完全に治ったとは感じられなかった)


特段気負わずともふらつかず安定して発進できるというのは、些細なことですがストレスがなく、なかなか気持ちが良いもんですね。



 シート


短時間で尻が痛くなります(笑)


ペラペラのケツ痛シートを持つバイクとしてたぶん有名なSV650(笑)


見た目からして明らかに薄いわけですが…


想像通り、お尻に優しくないw
1時間でも走っていればけっこうなケツ痛を発症します。


社外品のシートに換装するなどして快適さを手に入れることはできそうですが…

オフ車にも乗っていた身としては、まあこんなもんかなという感覚もあります。別に我慢できないほどじゃないしそのままで良いかな。

といったところです。

ステップに荷重を分散させたり、スタンディングでお尻の回復を時々やれば大きな問題にはなりません。



 サスペンション


かなり固く感じます。路面のちょっとしたギャップでの突き上げが強い。


V-STROM250SXに比べると当然だいぶ固く、
その前のMT-25、XSR700あたりよりもたぶん固いと思います。

荒れた道じゃなくても、走っていてけっこう気になるレベルなので…
リアサスの設定を1段階弱くしました。
(7段階中の、3→2に変更)

乗り心地がどう変わるか、次のツーリングで確認してみるつもりです。



以上、つらつらと書いてみました。







7月の終わり、SV650で酷暑のなか八ヶ岳方面へツーリングしてきました。
歴代のバイクで走り続けてきた定番エリアを、新たな相棒で初走行です!

朝の用事を済ませてからの出発だったので、東京を9時過ぎにスタート。
それはそれは凄まじい暑さに心折れそうになりましたが、ぐっと堪えて中央道までたどり着き韮崎までワープしました。



 明野ひまわり畑


まずは茅ヶ岳広域農道。

年に何度も走っている超定番コースなんですが、今回は久しぶりに最盛期のひまわり畑に遭遇しました。


意外と会場はこぢんまりしていてスケールは微妙なんですが、写真で切り取るとなかなか圧巻。


みんな元気で、ラッキーなことにまさに見頃という感じです。


これが最初の、SV650と夏の風景になりました。



 八ヶ岳の絶景


明野から北上し、清里高原&野辺山エリアへ。

道の駅 南きよさとにて信玄ソフト。

暑さで急速に溶けていくので急いで食べましたが、最後は「黒蜜ミルクドリンク きなこ風味」状態でしたw


栄養補給後は、大展望の八ヶ岳高原大橋に到着。


この日は夏のわりに空気が澄んでいるようで、南アルプスの眺めもよし。


これぞ夏の八ヶ岳!という素晴らしい景色です。


暑さに負けず出てきてよかった…としみじみ実感。


標高が上がるにつれ少しずつ涼しくなってきたし、最高の気分で再び出発。



続いて、平沢峠にやってきました。


夏らしい雲が、八ヶ岳を隠すことなく浮かんでる。


これぞまさにbestな夏のお姿って感じです。絶景!



ちなみにこの日は平日だからか、駐車場はまばら。こんなにクルマがいない夏の平沢峠は珍しい。

そのおかげで、お邪魔なもの無く写真撮影できました。


お気に入りのスポットに連れてきて、このショットも撮れたことでSV650が名実共にmy bikeとなったような気分です(笑)


そしてこのSV650、彩度低めのブルーやブロンズカラーのフレームが風景とうまく調和していている気がする。

この風景と相性が良いのは、個人的に嬉しいポイントです。



さて、SVを置いて獅子岩へ。


岩の上から眺める八ヶ岳は、やはり格別!


夏だなあ。


ここまで来るとだいぶ涼しくなるので、実に爽やかで清々しい。


そんな気分でこの絶景を堪能できるから、夏の平沢峠は最高です。



 八ヶ岳高原ライン


これでメインのツーリング目的は達成しましたが、慣らし運転を進めるため少々遠回りしながら帰路に着きます。

まずは平沢峠から国道に出て少し北上し、裏道の快走路を使って折り返し。

そして小淵沢へと八ヶ岳高原ラインを走りました。

途中、まきばレストランにて休憩とお土産調達。


雲が多くなってきたけど、良い眺めでした。



 中央道


小淵沢から下道を適当に走り、須玉ICから中央道へ。

しかし、しばらく走ると…
一宮御坂 - 勝沼 事故通行止め」の表示が。


たまにありますよね、高速道路の通行止め。

これまでも数回遭遇したことがありますが、特に記憶に残っているのは北海道ツーリングのため青森へ向かっているときのこと。
東北道の二本松あたりが通行止めで降ろされ、たしか土湯のあたりを走りました。

津軽海峡フェリーの時間もあるし、あれは多少焦りましたね。結果的には問題なく到着できましたけど。


そして今回は、帰宅時間が遅くなるのはもちろんのこと…
灼熱の甲府盆地を多くのクルマと一緒にダラダラ走るのを強制されるという別次元のしんどさを味わいましたw


そんなわけで最後に辛い思いをしましたが、絶景を見られたり慣らし運転が進んだりでトータルでは良いツーリングでした!