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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

SV650には、ヘルメットホルダーがついていません。

いや正確にいうと、シート下に引っかけられるような場所があったような気もするんですが。。

そんな面倒な場所にあっても全く使えませんので、ついてないのと同義。
シートバッグを乗せてのツーリングが基本だと尚更です。



…というわけで、社外品のヘルメットホルダーを取り付けることにしました。





通常、バイク左側後方のタンデムステップ付近にありますよね。ですが今回選んだのは、ハンドル周りに装着するタイプです。

場所はコチラ。ブレーキレバーホルダー(というのかな?)に共締めします。



ボルト2本を外しまして、装着完了。


横から見た図。
付属のスペーサーを2段かませての装着です。

スペーサー1段で済む車種もあるようですが、SVはホルダー本体がミラーアーム根本のカバーに干渉したので2段が良いでしょう。


で、こちらのホルダーはどういう仕組みかというと…


まず、ワイヤー+ダイヤルロック式です。ワイヤーを持ち歩かなくてよく、鍵も増えないのがグッド。


ワイヤーは、本体にクルクルっと巻き付けてこのようにコンパクトにまとめておけます。




後日、実際にツーリングで使ってみました。

それなりの大きさがありますが、ブラックなのであまり目立ちません。

(逆に色つきを選んで、アクセントにするのも良さそうですね)


バイクを停めたらワイヤーを引き出し、


ヘルメットのDリングに引っかけて、ダイヤルロック。


ハンドルブレースに付けているスマホホルダーが若干邪魔なのは否めませんが(笑)、問題なく置いておけました。


スマホホルダーがこの位置に無いあるいは小型のものであれば、より快適に使えそうです。




従来型のヘルメットホルダーと違って下記メリットがあり、
・汚れやすい足周り付近にヘルメットを置かずに済む
・ヘルメットが逆さまにならないので雨の日も使いやすい

見た目も意外とスマートなので、なかなか良いアイテムだと思いました!

少し前のこと。

新しいライディングシューズをゲットしました。


箱すらカッコいいガエルネさんです!




購入したのは…

GAERNE Gローム


カジュアルかつスタイリッシュな外観。

ゴアテックス搭載で防水ハイカットライディングスニーカーです。

前モデルのVOYAGER(ボヤージャー)というのが廃盤になりまして、それの後継モデルになります。

VOYAGERは昔履いてました。気軽さ・フィット感・履き心地・歩きやすさの全てが優れていて、すごく良いシューズだった印象です。

Gロームは、基本コンセプトはそのままに、正常進化した感じになっています。


サイドジッパーで楽々脱ぎ履き。金具を隠せるよう上部にプラップが追加されました。(これは無くてもいいかな)



ソールはユーズド加工。新品ピカピカ真っ白ではなく、程よい汚れ感が出ています。
バイクに乗るとすぐ黒ずんでくるのが白ソールの宿命なので、これは嬉しい。



そして一番の改良はソールの靴底部分だと思います。
ほぼフラットでありながら、グリップ力を高めるために刻まれた複雑なパターン。カッコいい!


また、VOYAGERは靴底表面と内部の色が違っていたため、靴底がすり減ったところの色が変わりみすぼらしく見えるのが気になったんですが…
Gロームはそんなことにならなそうです。たぶん。



まず室内で履いてみました。


あー、これこれ!

履き始めからめちゃくちゃフイットして抜群の履き心地です。素晴らしい。


ちなみにサイズ感は「普段履きと同じサイズ」でOkだと思います。
私は普通の日本のスニーカー・ビジネスシューズで概ね26.5cm、細身のものだと27.0cm、まれに27.5cmを使用しますが、Gロームは26.5cmでジャストサイズです。


で、後日実際にツーリングで何度か使用し、素晴らしい使い心地であることを確認しました。

ライディング用途に良いのはもちろんのこと、特筆すべきはその歩きやすさヘタな普通の靴よりもよほどコンフォートな履き心地だと思います。

ツーリング中の散策が実に快適ですし、先日は雨の中の出張(電車とバスと徒歩)でも履きました。
シンプルなスニーカーデザインなので普段履きはもちろんのこと、仕事でもオフィスカジュアルのスタイルなら全然OK。

やっぱりガエルネは良い!
改めてそう感じさせられる商品でした。

少し前になりますが、SUZUKIの新型モタード(オフロード) …


DR-Z4SM(S)国内正式発表がありましたね。






 1. DR-Z4S/SMの個人的注目ポイント


かつてオフロードバイクを楽しんでいた自分としては、かなり気になる存在なので発表に注目していました。

ワインディング、鋪装林道、軽めのダートなんかを走ったらめちゃくちゃ楽しいだろうというのは容易に想像できます。



で、国内発表の何に注目していたかというと…


まずは、価格


1,190,000円!


「100万超えは固く、120万円くらいいくかも?」というのが大方の事前予想だった印象ですが、予想レンジの上限に近い結果でしたね。



うーん、高い!


「新設計の箇所が多く、専用部品も多く、妥協なく作り込んでおり、電子制御も満載だから高くない」なんていうコメントが多々見受けられます。

それはもちろん理解できるんですが、、まあ一般ユーザーからしたらやっぱり高いですよ(笑)



次に、販売台数。

DR-Z4S 400台

この数だと、合算で250~400ccクラスの5位くらいに食い込んでくるかどうかというレベルだと思います。
オフモタで高級ハイパフォーマンスのモデルって、果たしてどれほどの需要があるんだろうか?

サーキットやオフロードコースへ行かない大衆ユーザーは金額的になかなか買いにくいと思いますので、、、
登場を待ち望んでいた一部のマニアックなユーザー(褒め言葉)に行き渡っておしまいなんじゃないか…?という気がしなくもないです。


ニッチなジャンルの高級バイクと言ってよいと思いますが、どれほど売れるか(特に、長期に渡って売れ続けるのか)にとても興味があります。



 2. 買いたい?


自分はどうかというと…

「乗りたさはかなりあるし魅力的なんだけど、購入は無いな」という感じです。

冷静に考えれば考えるほど、自分がバイクでやりたいことには合わない。(より正確には、ニーズのごく一部は満たせるけどその他の大部分ではダメ)


ただ、それがわかった上で、このバイクの魅力に惚れて買う!という選択も、もちろん全然アリだとは思います。バイクは趣味の乗り物ですから、自らに不便・不都合を課してでもこれに乗りたいから乗る!そんな道もまたロマンチックで良いですよね。


で、「自分に合わない」とはどういうことかというと次の通りです。


①メインバイクとしては、航続距離が短すぎる

タンクの小さいオフモタの常ではありますが…
WMTCモード値×タンク容量で計算すると、航続距離はなんとわずか250km

ツーリングならもう少し伸びると思いますが、300kmは厳しいでしょう。
というか、200km走った頃にはもう給油ポイントの目星を付ける必要があるという感じになるはず。

私は1日のツーリングで基本的には300km以上走るので、単純に考えて毎度のツーリングの途中で必ず給油しなければなりません。

さらに実際の運用を想像してみると、こういうことになります。

===
1.  高速道路でツーリングエリアへ。この時点で百数十km走行。そのまま山間部へ入っていくとガソスタが無い(または少ない)。
→まずここで1回目の給料発生。

2. 山間部やら田舎道やら色々走って150km程度走行。このまま高速に乗って帰るとガソリンもつかどうかギリギリなところ。
→ここで2回目の給油発生。

3.帰宅時、自宅最寄りのスタンドで満タン給油してツーリング終了。
→3回目の給油。
===

…という感じで、1回のツーリングで3回もの給油が発生することが珍しくなさそう。

これはけっこうなストレスと時間のロス(※)になりそうだと思うわけです。
※家庭のことがあるので、所定の時間に確実に帰宅することはとても大事!


つまり…

このマシンが本領発揮する酷道・オフロード遊びばかりでなく、「比較的長距離のツーリングまで、限られた時間で楽しみたい」というユーザーにはあまり向かないかなと。



②仮に買うとしたら2台目だが…

上記①の問題をクリアするためには、通常のツーリング用バイクを別に確保しDR-Zは酷道林道用特化のサブバイクとして運用することになります。

しかしそうすると、重さとシート高が気になるところ。

自分はコース走行やタイムを競うことには興味を持てないので、一般の林道をマイペースで楽しむという使い方になります。
であれば、もっと軽い250ccクラスのほうが明らかに適しています。ハイエンドなオフモタを活かせる腕も無いですしね。

そして何より、サブバイクに120万円というのはハッキリ言って高価過ぎます(笑)

サブなら確実にCRF250LとかKLX230を選びます。



 3. まとめ


誤解してほしくないのですが…単に自分のニーズには合わないというだけで、別にDR-Z4S/SMにネガティブなことを言いたいわけでは全くありません。

むしろ、オフロード・モタードというジャンルが盛り上がったら嬉しい。

日本ではあんまり需要無さそうな気がするこのジャンルに、新たな選択肢(しかも本気のモデル)を産んだSUZUKIさんにはあっぱれです。

正直、長期に渡って多く売れ続けるとはあまり思えないんですが、果たして…?

予想に反して売れまくったら嬉しいですね。









SV650カスタムのお話。

今回は、カッコよくするとか性能がどうこうとかではなく極めて実用的なアイテムです。





 1. SV650フェンダー短すぎ問題


とても気に入っているSV650ですが、気になるところもあります。


その一つがですね、、、

フロントフェンダーの後側(車体側)が極端に短い!


ジャンルが違うのでアレですが、V-STROM250SXと比べるとその差は歴然。


フロントフォークの後ろ…
少しだけ、ホント申し訳程度に突き出てますが、短すぎて役目を果たしてないんです。


大して汚れてない道を走っただけで、ラジエーターまで容易に汚れが巻き上がります

(ラジエーターガード付けといて良かった…)



ルックス的にはスパッと短く切れてる方がカッコいいんだろうとは思いますが、ここまで機能性を落とすのはいただけません。


私は鋪装林道のようなところを好んで走るので、なおさらです。





 2. Puigの延長キットを装着


というわけで、フロントフェンダー延長キットを取り付けました!


安心感のある適切な長さになりましたね。


というか、このくらいの長さがないと、「フェンダー」と名乗ってはいけない気がしますよ(笑)


選んだのは、Puig(プーチ)の「エクステンドフェンダー フロント」。


純正フェンダーと質感が同じで全く違和感がありません。

ちなみに取り付けでフェンダーへの穴空け加工が必要なので、作業はショップにお願いしました。




 3. 実走の結果、効果は…?


取り付け後、実際にツーリングして確かめてきました。


結論から言うと…

めっちゃ効果あります!


ツーリング先は伊豆で1泊だったんですが、以下の通り図らずも検証に適したコンディションでした。

・濃霧&霧雨で路面ががっつりウェット(箱根、伊豆スカイライン、西伊豆スカイライン)。
・前日の大雨の影響か、日当たりの悪い狭い山道では水が流れていたり、泥水が窪みに溜まっていた。


で、1日目の途中の状態がコチラ。

汚れが飛んでいるのは、エンジンを守っているゴム製のピラピラまで!


汚い路面を走り切った後がコチラ。

やはり、ラジエーターガードには特に泥はね無しのようです。


ちなみにリア周りはこんな感じ。なかなか汚れるコンディションだったことがよくわかるかと思います。

 


延長する前の走行では、リアがもっと綺麗な状態にもかかわらずラジエーターガードにハッキリと汚れが跳ねていました。


なので、この延長フェンダーは相当な効果があると思います!

SV650で色んな道をツーリングする方にはとてもオススメなアイテムです。



正直「最初からこのくらいの長さにしといてよ」とSUZUKIさんに言いたいんですけどね~



 











しばらく空いてしまいましたが、週末夜の自由時間を使って作業再開です。


スタートはここから。


1.5時間ほどで、こうなりました!


残るパーツはこれだけになりました。あとちょっと!
(パーツ群①~⑥のうち、いまやってるのはまだ①ですけどね)



翌日も続きを。


さらに1時間ほどで、ここまで出来ました。


これで、パーツ群①が終了です。


あれ?なんかパーツが若干余った…


説明書をよーく読みながら作業したので、つけ忘れてはいないと思うけど…

予備用って感じの残り方でもないので、見落としたのかな?
複雑すぎて、もはや確認不能です(笑)



というわけで…パーツ群①、完。


フレーム、エキパイ、弁当箱が組み上がった感じです。