指先まで
日本でいつものストレッチバレエクラス。
このクラスの先生は、首や手の動きも教えてくれるところが好きなのですが、先日は、生徒の一人の人差し指が立っているのを発見して、「この指、現行犯」といたずらっぽく捕まえていました。
「バレエを見るときに、よくジャンプの高さや、回転について言われるんですけど、バレエの美しさというのは、指先やそういうところにも現れるので、しっかり意識してくださいね」
おお、それなら我々でもできそうだ!
と思うのはアサハカというものです。
中指を内側に入れて親指と軽く合わせるようにし、全部の指をまとめて、手が先細に見えるようにするのがいいとされるのですが、これが意外に
できない
しかも、足や、首や、姿勢やと、他のことにも注意を払いながら、手先も同時に動かすというのは、中年バレエには至難の業。体全体をコーディネートして動かすというのは、半端じゃないのです。手足だけでもいつもばらばら、どころか左右の足だけでもばらばらです!コレってアタシがニブいだけか?
片足を後ろに出して立つポーズで全員静止させられ、アシスタント先生チェックが回ってきました。
「後ろ足は、もっとこう、(外向けて、親指をしっかり床につけるようにひねられる)」
「はい・・・(苦しい)」
「軸足はもっと開きませんか?」
「・・・(立てねぇ)」
「ここ(おしり)にしっかり力を入れて立ってください」
「あ・・・(ちょっとマシかも)」
「こっちの足(後ろ)も、膝から下からじゃなく、もっと足の付け根から真っ直ぐ出して、腰が開かないように力を入れてください」
「
(なるほろ!)」
アフォな私はそれまで漫然と立って、漫然と足を出していました。しっかり足の付け根から動かし、お尻に力をこめて、腰を決めないといけないのです。それやってたら、ぷりぷりヒップも夢じゃないかもしれません。
・・・と、肝心なのはヒップアップではありません。
技術の向上は望めませんが、指先に気を配ったり(できるかできないかは別として)、足の動かし方や、お尻の筋肉の使い方を意識したり、そういう努力は今日からでもできるというものです。
そう、できるかできないかは別問題←ここ重要
まずは指先からの意識改革を目指します。
このクラスの先生は、首や手の動きも教えてくれるところが好きなのですが、先日は、生徒の一人の人差し指が立っているのを発見して、「この指、現行犯」といたずらっぽく捕まえていました。
「バレエを見るときに、よくジャンプの高さや、回転について言われるんですけど、バレエの美しさというのは、指先やそういうところにも現れるので、しっかり意識してくださいね」
おお、それなら我々でもできそうだ!
と思うのはアサハカというものです。
中指を内側に入れて親指と軽く合わせるようにし、全部の指をまとめて、手が先細に見えるようにするのがいいとされるのですが、これが意外に
できない

しかも、足や、首や、姿勢やと、他のことにも注意を払いながら、手先も同時に動かすというのは、中年バレエには至難の業。体全体をコーディネートして動かすというのは、半端じゃないのです。手足だけでもいつもばらばら、どころか左右の足だけでもばらばらです!コレってアタシがニブいだけか?
片足を後ろに出して立つポーズで全員静止させられ、アシスタント先生チェックが回ってきました。
「後ろ足は、もっとこう、(外向けて、親指をしっかり床につけるようにひねられる)」
「はい・・・(苦しい)」
「軸足はもっと開きませんか?」
「・・・(立てねぇ)」
「ここ(おしり)にしっかり力を入れて立ってください」
「あ・・・(ちょっとマシかも)」
「こっちの足(後ろ)も、膝から下からじゃなく、もっと足の付け根から真っ直ぐ出して、腰が開かないように力を入れてください」
「
(なるほろ!)」アフォな私はそれまで漫然と立って、漫然と足を出していました。しっかり足の付け根から動かし、お尻に力をこめて、腰を決めないといけないのです。それやってたら、ぷりぷりヒップも夢じゃないかもしれません。
・・・と、肝心なのはヒップアップではありません。
技術の向上は望めませんが、指先に気を配ったり(できるかできないかは別として)、足の動かし方や、お尻の筋肉の使い方を意識したり、そういう努力は今日からでもできるというものです。
そう、できるかできないかは別問題←ここ重要
まずは指先からの意識改革を目指します。
バレエ3連荘
亀の歩みほどにも進歩しないバレエ。久々にイントロクラスに参加して感じたのは、ワガノワにこだわらずに、自分のペースに合ったクラスに参加すべきだということ。手の動きや首の動きどころか、細かいことを指導するクラスなんてありゃしません。ワガノワはDVDでも買って研究することにし、自分に合ったクラスを探した方が精神衛生上よろしいと思い、大人クラスを再度探し始めました。
今まで行っていた市内のAというバレエカンパニーには、3段階のイントロクラスがあったのですが、なんとこれが廃止になり、Introduction to BalletとBasic Balletというクラスに統廃合。お試しにBasic Balletに行ってきました。
スタジオに入ると、顔ぶれは、前の週のイントロ2で見たのと似たりよったり。会社の近所のクラスと違い、だれーもストレッチなんかしていません。バーを並べて、床に座って、先生のお出ましを待っている。
バーの動きもそんなに難しくはなし。たまについて行けなくなって周りを見たら、みんなばらばらの動作をしている。おおお、すごい、自分だけじゃない(笑)。会社の近所とは大違いです。
木曜、早めに会社を出れば問題なく通えそうなので、ここは候補としてキープ。
もう一件、家から歩いて15分ぐらいのところにダンスセンターCを発見。金曜の夜にクラスがあっているので、こちらもお試し。
こんな場所にこんな建物があったのかと言う様な、大通りから少し入り込んだ一角にある、一見掘っ立て小屋かと見まがうダンスセンター。中は、割ときれいで広くてスタジオが少なくとも3つはあります。ちょうどお子様クラスが終わったところみたいで、子供がたくさん。親御さんが安心して子供を通わせられるクラスというのは、いい兆候。
大人バレエがあるのは一番小さなスタジオでした。後から入ってきた男性に、こないだ見たねと言われ、誰だっけ?と思ったら、前日のクラスにいた人。着るものがあまりないので前日と同じパンツをはいていたのですが、全身紫だった彼も同じいでたちだったので、ちょっと安心。
遅れて来た人もちらほらいたのですが、なんと、生徒の構成、男4、女3。男性の方が多いのは初めてです。バーレッスンは、こんなもんかな、という感じ。ついていけなくなったときは、周りもみんなめちゃくちゃで、誰を見ていいかわからないのも前日と同じ。
先生は若い女性ですが、口頭と実演での説明が多く、好印象。
そしていつもは憂鬱なセンター。スタジオ狭い、ということは、アンシェヌマンを長く出来ない→覚える内容が少ない→難易度下がる、ということを発見!
しかも、距離が短い分、同じフリをなんどもやるので、ちゃんと練習になるのです。
ここ、いいじゃん
男の人たち、四苦八苦しながら、動き回っていました。自分だったら立ち止まっちゃうけど、ああでないといけないんだなぁ・・・
本日は珍しく、学びもありました。
ルルベ(爪先立ち)は、一番高くできるところまで持っていくこと。
これができるようになったら、中途半端なルルベよりももっと簡単に立てるようになる。
ピケターンで踏み出す足は、ちゃんと真横に出さないと、真っ直ぐ進まない。
水曜日の望さんと同じく、軸足を真っ直ぐにしろ。
こんなの、今まで教えてくれた先生はいなかったと思います。自分が聞いてなかっただけか?
というわけで、ここも有力候補としてキープ。
あと一件、通勤途中にあるBというバレエカンパニーも気になっています。紫の人もお薦めと言っていたので、レベル的には問題なさそうですが、家と会社の近くでこれだけ確保できれば、もういいかな、と感じているのも事実。どのみち来週からまた日本なので、しばらくは行くこともできません。戻って気が向いたら行ってみようかな。
今まで行っていた市内のAというバレエカンパニーには、3段階のイントロクラスがあったのですが、なんとこれが廃止になり、Introduction to BalletとBasic Balletというクラスに統廃合。お試しにBasic Balletに行ってきました。
スタジオに入ると、顔ぶれは、前の週のイントロ2で見たのと似たりよったり。会社の近所のクラスと違い、だれーもストレッチなんかしていません。バーを並べて、床に座って、先生のお出ましを待っている。
バーの動きもそんなに難しくはなし。たまについて行けなくなって周りを見たら、みんなばらばらの動作をしている。おおお、すごい、自分だけじゃない(笑)。会社の近所とは大違いです。
木曜、早めに会社を出れば問題なく通えそうなので、ここは候補としてキープ。
もう一件、家から歩いて15分ぐらいのところにダンスセンターCを発見。金曜の夜にクラスがあっているので、こちらもお試し。
こんな場所にこんな建物があったのかと言う様な、大通りから少し入り込んだ一角にある、一見掘っ立て小屋かと見まがうダンスセンター。中は、割ときれいで広くてスタジオが少なくとも3つはあります。ちょうどお子様クラスが終わったところみたいで、子供がたくさん。親御さんが安心して子供を通わせられるクラスというのは、いい兆候。
大人バレエがあるのは一番小さなスタジオでした。後から入ってきた男性に、こないだ見たねと言われ、誰だっけ?と思ったら、前日のクラスにいた人。着るものがあまりないので前日と同じパンツをはいていたのですが、全身紫だった彼も同じいでたちだったので、ちょっと安心。
遅れて来た人もちらほらいたのですが、なんと、生徒の構成、男4、女3。男性の方が多いのは初めてです。バーレッスンは、こんなもんかな、という感じ。ついていけなくなったときは、周りもみんなめちゃくちゃで、誰を見ていいかわからないのも前日と同じ。
先生は若い女性ですが、口頭と実演での説明が多く、好印象。
そしていつもは憂鬱なセンター。スタジオ狭い、ということは、アンシェヌマンを長く出来ない→覚える内容が少ない→難易度下がる、ということを発見!
しかも、距離が短い分、同じフリをなんどもやるので、ちゃんと練習になるのです。
ここ、いいじゃん
男の人たち、四苦八苦しながら、動き回っていました。自分だったら立ち止まっちゃうけど、ああでないといけないんだなぁ・・・
本日は珍しく、学びもありました。
ルルベ(爪先立ち)は、一番高くできるところまで持っていくこと。
これができるようになったら、中途半端なルルベよりももっと簡単に立てるようになる。
ピケターンで踏み出す足は、ちゃんと真横に出さないと、真っ直ぐ進まない。
水曜日の望さんと同じく、軸足を真っ直ぐにしろ。
こんなの、今まで教えてくれた先生はいなかったと思います。自分が聞いてなかっただけか?
というわけで、ここも有力候補としてキープ。
あと一件、通勤途中にあるBというバレエカンパニーも気になっています。紫の人もお薦めと言っていたので、レベル的には問題なさそうですが、家と会社の近くでこれだけ確保できれば、もういいかな、と感じているのも事実。どのみち来週からまた日本なので、しばらくは行くこともできません。戻って気が向いたら行ってみようかな。
片足デミポワントができません
デミポワントというのは、トウシューズじゃなくて、バレエシューズでの爪先立ちです。
両足でも爪先立ちできない人間が、それを片足でやるなんてとんでもない話なのですが、バレエのクラスでは、これは避けて通れない課題。
でもこれが出来れば、バランス改善に大きな進歩ともなるわけで。
先日、火曜日夕方の2つのミーティングが奇跡的に両方キャンセルになったので、SF市内のイントロ2クラスに初参戦。クラス終了後になんとなく先生をつかまえることが出来たので、「立てないんです」と相談してみました。
まず、実際に立てないところを見せてみます。
「ふぅ~ん。脚力がないのかもね。」
そうです。私はふにゃふにゃです。脚力もコアもありません。
しかし先生は、そんな私にいくつかエクササイズとコツを伝授してくださいました。
1.壁に向かって立つ
2.まずは爪先立たずに片足で30秒立つ
3.OKだったら目をつぶって30秒にチャレンジ
うわー、できません!
でもこれって実は深い。
日本のピラティスにも、フェルドンクライスのワークショップにも共通して言えるんだけど、自分がどういう姿勢になっているのか、自分で感じて矯正できるようになれると強いのです。
もひとつついでに先生に質問。
ターンアウトして片足で立つと、体がターンアウトしない方に(つまり爪先の方に)回ってしまう問題。これってバランスが崩れる一因でもある。
それはお尻のほっぺたにしっかり力をいれること、との回答。
両方のお尻じゃなくて、軸足側だけに力を入れなさい、と、実演して見せてくれました。
おおお、そういうものなのか!
いろんなサイトを見てると、ピルエットに苦しむ大人バレエの人へのアドバイスとして、まず片足パッセ/ルティレで5秒立てるか?というのが出ていて、攻略としてはまず、この片足立ちからだという結論に達しました。これなら家でもできそうだし、この辺からぼちぼち攻めて行くかなぁという感じです。
両足でも爪先立ちできない人間が、それを片足でやるなんてとんでもない話なのですが、バレエのクラスでは、これは避けて通れない課題。
でもこれが出来れば、バランス改善に大きな進歩ともなるわけで。
先日、火曜日夕方の2つのミーティングが奇跡的に両方キャンセルになったので、SF市内のイントロ2クラスに初参戦。クラス終了後になんとなく先生をつかまえることが出来たので、「立てないんです」と相談してみました。
まず、実際に立てないところを見せてみます。
「ふぅ~ん。脚力がないのかもね。」
そうです。私はふにゃふにゃです。脚力もコアもありません。
しかし先生は、そんな私にいくつかエクササイズとコツを伝授してくださいました。
1.壁に向かって立つ
2.まずは爪先立たずに片足で30秒立つ
3.OKだったら目をつぶって30秒にチャレンジ
うわー、できません!
でもこれって実は深い。
日本のピラティスにも、フェルドンクライスのワークショップにも共通して言えるんだけど、自分がどういう姿勢になっているのか、自分で感じて矯正できるようになれると強いのです。
もひとつついでに先生に質問。
ターンアウトして片足で立つと、体がターンアウトしない方に(つまり爪先の方に)回ってしまう問題。これってバランスが崩れる一因でもある。
それはお尻のほっぺたにしっかり力をいれること、との回答。
両方のお尻じゃなくて、軸足側だけに力を入れなさい、と、実演して見せてくれました。
おおお、そういうものなのか!
いろんなサイトを見てると、ピルエットに苦しむ大人バレエの人へのアドバイスとして、まず片足パッセ/ルティレで5秒立てるか?というのが出ていて、攻略としてはまず、この片足立ちからだという結論に達しました。これなら家でもできそうだし、この辺からぼちぼち攻めて行くかなぁという感じです。
バレエクラスに行ってよかったと久々に思った日
ワガノワ方式のクラスがいいとほざいてあれこれ大人クラスをさまよったのはわすか数ヶ月前。会社の近くの教室に落ち着いた・・・はずが、ついて行けないことが発覚。
日本でも今までと違うクラスを試して底上げを図ったが、敢え無く撃沈。
そもそも
1.バレエ教室はただやらせるだけで、あまり教えない
2.スケートと違って一般滑走の時間も場所もないので、自主連ができない
の外的悪条件
そして
1.身体能力の低さ
2.年齢の高さ
3.メンタルの弱さ
の内的要因
これらのもろもろが重なり、技術の向上が阻まれている。
というか、技術向上は最初っから目指していないのだが、お金を払って情けない思いをするのはあまりにも割り切れないし、クラスについて行けなかったら、本来の目的であるバランスの向上が達成できるはずもなく、ただ無駄に洗濯物が増えるだけである。
もやもやしつつも、バレエを辞めたら、体がなまらないようにするために他に何をしていいかわからないので、どうにか続けている。会社の近所のクラスもまたまた10回券を購入。まだ5回分も残っている。
水曜日のクラスに行ったら、望さん(仮名)が来た。彼女はいつもフレンドリーで親切だ。
この日のクラスは初心者っぽい人がいたせいか、それほど辛くはなかったが、それでもセンターではやっぱりもたもた。ピケターンではなんと、初心者と二人だけ、ターンしなくていいから、パッセで立ち上がって、進んで行ってくださいと免罪符をいただいた(いいのか?)
ほかの人が終わった後で二人だけカニのようにパッセでスタジオを横切り、むこうの端にたどりついたら、望さんが、あんまり足を大きく踏み出さない方がいいよとささやいた。
おお、貴重なアドバイス!
クラスが終わった後、望さんは、「あんまり足を大きく踏み出すと、立ち上がったときにバランスが崩れるのよ、だからこうやって」と、例を示しながら詳しく説明。「あと、しっかり膝に力を入れて、足を真っ直ぐにしないと、足が曲がっていたら立てないから」と追加。クラスの後、パンダ先生に個人的指導を受けている上手な生徒オナシスさん(仮名)を見ながら、「あれも足が曲がっているのよ。言ってあげればいいのにね~」と。
「そういうのって、先生が教えるべきなのに、バレエのクラスって、先生教えないですよね」とかねてからの疑問をぶつけたら、バレエやっている人は、子供の頃からやっててそういうの当たり前だから、という答えが返ってきた。
あああ、そうなんだ。子供の頃から動きを体に刷り込んでできるようになったってことは、意識しないでやっているということなのか。だから気がつかないのか・・・
スタジオの外で、望さんの監修(?)の下、歩幅を大きくしないことと、首をつけることに気をつけて、シェネーとピケターンをやってみる。音楽がなくて短い距離ならいい感じだ。
「できてるできてる」
あとは回転をシャープにしなきゃいけないんだが、それは次の課題・・・か。スケートのように、技の克服のために何度も同じことを練習したり、コーチがコツを教えてくれたりということがないのがバレエの辛いところだが、今日のようにヒントが得られると、小さな達成感。たとえ少しでも前進している感覚がなければ、続けるのはちょっと辛い。人に甘えちゃいけないんだけど、望さんのヘルプは超ありがたかった。今日はクラスに来てよかった。
日本でも今までと違うクラスを試して底上げを図ったが、敢え無く撃沈。
そもそも
1.バレエ教室はただやらせるだけで、あまり教えない
2.スケートと違って一般滑走の時間も場所もないので、自主連ができない
の外的悪条件
そして
1.身体能力の低さ
2.年齢の高さ
3.メンタルの弱さ
の内的要因
これらのもろもろが重なり、技術の向上が阻まれている。
というか、技術向上は最初っから目指していないのだが、お金を払って情けない思いをするのはあまりにも割り切れないし、クラスについて行けなかったら、本来の目的であるバランスの向上が達成できるはずもなく、ただ無駄に洗濯物が増えるだけである。
もやもやしつつも、バレエを辞めたら、体がなまらないようにするために他に何をしていいかわからないので、どうにか続けている。会社の近所のクラスもまたまた10回券を購入。まだ5回分も残っている。
水曜日のクラスに行ったら、望さん(仮名)が来た。彼女はいつもフレンドリーで親切だ。
この日のクラスは初心者っぽい人がいたせいか、それほど辛くはなかったが、それでもセンターではやっぱりもたもた。ピケターンではなんと、初心者と二人だけ、ターンしなくていいから、パッセで立ち上がって、進んで行ってくださいと免罪符をいただいた(いいのか?)
ほかの人が終わった後で二人だけカニのようにパッセでスタジオを横切り、むこうの端にたどりついたら、望さんが、あんまり足を大きく踏み出さない方がいいよとささやいた。
おお、貴重なアドバイス!
クラスが終わった後、望さんは、「あんまり足を大きく踏み出すと、立ち上がったときにバランスが崩れるのよ、だからこうやって」と、例を示しながら詳しく説明。「あと、しっかり膝に力を入れて、足を真っ直ぐにしないと、足が曲がっていたら立てないから」と追加。クラスの後、パンダ先生に個人的指導を受けている上手な生徒オナシスさん(仮名)を見ながら、「あれも足が曲がっているのよ。言ってあげればいいのにね~」と。
「そういうのって、先生が教えるべきなのに、バレエのクラスって、先生教えないですよね」とかねてからの疑問をぶつけたら、バレエやっている人は、子供の頃からやっててそういうの当たり前だから、という答えが返ってきた。
あああ、そうなんだ。子供の頃から動きを体に刷り込んでできるようになったってことは、意識しないでやっているということなのか。だから気がつかないのか・・・
スタジオの外で、望さんの監修(?)の下、歩幅を大きくしないことと、首をつけることに気をつけて、シェネーとピケターンをやってみる。音楽がなくて短い距離ならいい感じだ。
「できてるできてる」
あとは回転をシャープにしなきゃいけないんだが、それは次の課題・・・か。スケートのように、技の克服のために何度も同じことを練習したり、コーチがコツを教えてくれたりということがないのがバレエの辛いところだが、今日のようにヒントが得られると、小さな達成感。たとえ少しでも前進している感覚がなければ、続けるのはちょっと辛い。人に甘えちゃいけないんだけど、望さんのヘルプは超ありがたかった。今日はクラスに来てよかった。
人間の條件
仲代達矢さんのインタビューを読んで興味を抱き、
「人間の條件」という映画を見た。
http://www.gruri.jp/article/2015/08110815/
第二次世界大戦中の満州が舞台。
撮影されたのは、昭和30年代。
主人公、梶は、一言で言えばヒューマニスト。
暴力を否定し、自分の信念を貫こうとすればするほど
ほかの日本人と衝突し、不利な立場に追い込まれていく。
ほかの日本人の恨みを買ったがために、
陥れられるというパターンが多い。
梶は自分の身を守るために妥協したり、あきらめることはせず
頑なに戦い続けようとする。
しかし、残してきた妻の元へ戻るという目的を達するため
彼自身も手を汚さずにはいられなくなってしまう。
出演者に本物の初年兵教育を施し、
足かけ4年かけて撮影した、6部9時間以上の超大作。
スタントマンを使わず、殴るシーンは本当に殴るという、
今では到底撮影不能なおそるべき映画である。
この映画は左翼のプロパガンダだなどと言うネトウヨもいるみたいだが、
私にとっては反戦映画というよりは、
自分の信念を貫くこと、人が人であり続けることについて問うている
そんな映画だった。
自分だったら果たして正しいことを貫けるのか。
最近「空気を読む」なんて言葉があるけど、
空気を読みすぎたら、正しくない場所にいたときにも
悪い流れに一緒に乗ってしまうのではないか。
周りが同じ方向に行こうとしているときに、
一人で手をあげることができるのか。
まったく自信なし。
梶だって、もし嫌がらせが奥さんにまで及んでいたら、
果たしてあそこまで抵抗できただろうか。
人間守りたいものは、自分の信念だけではないはず。
映画全編の出来事が、どこまで事実か、どこまでフィクションかは
知る由もないが(原作は、作者五味川順平の体験を基に書かれている)
第一部と第二部が事実なら、中国人が日本人を嫌うのも無理はない。
長い長い映画の中で、印象に残った部分、以下二箇所。
*************************************************
梶の管轄の中国人労働者7名が脱走を企てたとして、死刑が確定。
梶は脱走ではないと主張し、手を尽くすが、当然誰も取り合わない。
中国人労働者収容所を取り巻く、電流が通った鉄条網越しに、
リーダーの王と、梶が交わす会話。
梶:正直に言おう。希望は100に1つだ
王:これはわれわれだけの問題ではない。7人の仲間が生死の境目に立っているのとまったく同じ意味で、あんた自身が重大な岐路に立っているのです。
梶:その通りだ。
王:この瞬間にあんたが失敗すれば、誰もあんたを人間として信用しなくなる。あんた自身が自分を信用できなくなる。
梶:その通りだ。
王:わかっていて何もしないのですか。
梶:何をしろって言うんだ。
王:鉄条網の外を自由に歩いている人間が、 それを聞くのですか。
・・・
王:この山の日本人みんなが、殺人鬼の仲間ばかりではないでしょう。その意志をひとつにまとめて、処刑反対の立場を取れば、一人で行動するより効果的だとは思わないですか?
梶:俺が、お前の好みに合うように行動してたら、この山に梶などという男はもうとっくになくなってる。おれは、お前が俺の立場にいたら、どうするか見たいよ。
王:小さな過失や誤謬は、あんたも犯すだろうし、わたしも犯す。だが、それは訂正すれば許される。しかし、決定的な瞬間に犯す誤謬は、決して許されることのできない犯罪になる。私の見る所、梶さんは、職業と、あんた自身の矛盾に引き裂かれた。過失の長い連続だった。だが、これは、訂正の希望が持てたでしょう。しかしこれから来る瞬間に、その希望はない。
梶:それって・・・
王:その瞬間が、人道主義の仮面をかぶった、殺人狂の仲間になるか、人間と言う美しい名に値するかの、分かれ道です。
梶:わかった。
王:あなたは、自分で思っているほどには人間を信じていない。あなたがどう考えようと、人間には、人間の仲間が、いつでも、どこかに、必ずいるものです。
*************************************************
邪悪な心はばらばらでも、正しい心は一つ、集めればより強くなれる・・・だろうか。
*************************************************
ロシア軍との交戦で、梶の所属する部隊は数人を残して全滅。
右も左もわからない中、森や原野をさまよう。
途中、女性たちの一行が列をなして歩いているのを目撃するが、
そこをロシア軍のトラックが通り抜け、
荷台からレイプした日本女性を捨てて去って行く。
人民の軍隊は、日本軍と違って人道的だと信じていた梶や仲間の丹下は
その光景が信じられない。
夜、焚火の前で。
梶:信じられない、俺には。赤軍が地方人に乱暴するなんてことは。
女1:地方人ったって、日本人にだけよ。満人がまたロシア人に告げ口するんだから。囚人部隊が通ったあとなんかひどいもんよ。女でさえありゃなんだっていいんだから。
女2:負けた国の女ぐらいみじめなものはありゃしない。
丹下:赤軍の中にだって、ろくでなしはいるだろう。何百万のうちの何人か。何十人か、何百人かがそうだとしても、赤軍、いや、労働者の軍隊の意味が台無しになるものじゃない。過渡期の誤りだよ。必ず、必ず訂正される誤りだよ。
丹下:赤軍はナチや日本の軍隊とは違うはずだ。アメリカの軍隊などとも根本的に違ってるはずだ。
梶:歴史の中では些細な事実だって、個人的には絶大な事実だ。その人間は、それを見た人間は、絶対にその傷跡を忘れやしない。その傷口の一つ一つから、憎しみの血が噴き出る。人から人へ伝わって、消え去りがたい不信を養うだろう。
君はこの些細な、しかし大きな人間の汚辱を、人間の前に何と説明するんだ。
*************************************************
これ、世界中のいろんな紛争の原因を言い当てているかもしれない。
誤りが歴史の中で訂正されることはあっても、人の心の中に残した誤りは、訂正できないし、語り継がれていく。自分が犯した誤りではなくても、先人が犯した過ちが語り継がれているということは、知っておいた方がいいのかもしれない。それをさらに膨らませたり、利用したりしている人がいるかもしれないんだということも。
長い映画だったけど、週末、一気見。
興味のある方は、YouTubeで発見できます。
一部と二部は字幕なしの中国語が頻繁に出てくるので
わけわからないところが多いですが…。
昭和の子だったら知っている役者さんが多数出演の超豪華キャストで、元祖水戸のご老公様も出ています。
「人間の條件」という映画を見た。
http://www.gruri.jp/article/2015/08110815/
第二次世界大戦中の満州が舞台。
撮影されたのは、昭和30年代。
主人公、梶は、一言で言えばヒューマニスト。
暴力を否定し、自分の信念を貫こうとすればするほど
ほかの日本人と衝突し、不利な立場に追い込まれていく。
ほかの日本人の恨みを買ったがために、
陥れられるというパターンが多い。
梶は自分の身を守るために妥協したり、あきらめることはせず
頑なに戦い続けようとする。
しかし、残してきた妻の元へ戻るという目的を達するため
彼自身も手を汚さずにはいられなくなってしまう。
出演者に本物の初年兵教育を施し、
足かけ4年かけて撮影した、6部9時間以上の超大作。
スタントマンを使わず、殴るシーンは本当に殴るという、
今では到底撮影不能なおそるべき映画である。
この映画は左翼のプロパガンダだなどと言うネトウヨもいるみたいだが、
私にとっては反戦映画というよりは、
自分の信念を貫くこと、人が人であり続けることについて問うている
そんな映画だった。
自分だったら果たして正しいことを貫けるのか。
最近「空気を読む」なんて言葉があるけど、
空気を読みすぎたら、正しくない場所にいたときにも
悪い流れに一緒に乗ってしまうのではないか。
周りが同じ方向に行こうとしているときに、
一人で手をあげることができるのか。
まったく自信なし。
梶だって、もし嫌がらせが奥さんにまで及んでいたら、
果たしてあそこまで抵抗できただろうか。
人間守りたいものは、自分の信念だけではないはず。
映画全編の出来事が、どこまで事実か、どこまでフィクションかは
知る由もないが(原作は、作者五味川順平の体験を基に書かれている)
第一部と第二部が事実なら、中国人が日本人を嫌うのも無理はない。
長い長い映画の中で、印象に残った部分、以下二箇所。
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梶の管轄の中国人労働者7名が脱走を企てたとして、死刑が確定。
梶は脱走ではないと主張し、手を尽くすが、当然誰も取り合わない。
中国人労働者収容所を取り巻く、電流が通った鉄条網越しに、
リーダーの王と、梶が交わす会話。
梶:正直に言おう。希望は100に1つだ
王:これはわれわれだけの問題ではない。7人の仲間が生死の境目に立っているのとまったく同じ意味で、あんた自身が重大な岐路に立っているのです。
梶:その通りだ。
王:この瞬間にあんたが失敗すれば、誰もあんたを人間として信用しなくなる。あんた自身が自分を信用できなくなる。
梶:その通りだ。
王:わかっていて何もしないのですか。
梶:何をしろって言うんだ。
王:鉄条網の外を自由に歩いている人間が、 それを聞くのですか。
・・・
王:この山の日本人みんなが、殺人鬼の仲間ばかりではないでしょう。その意志をひとつにまとめて、処刑反対の立場を取れば、一人で行動するより効果的だとは思わないですか?
梶:俺が、お前の好みに合うように行動してたら、この山に梶などという男はもうとっくになくなってる。おれは、お前が俺の立場にいたら、どうするか見たいよ。
王:小さな過失や誤謬は、あんたも犯すだろうし、わたしも犯す。だが、それは訂正すれば許される。しかし、決定的な瞬間に犯す誤謬は、決して許されることのできない犯罪になる。私の見る所、梶さんは、職業と、あんた自身の矛盾に引き裂かれた。過失の長い連続だった。だが、これは、訂正の希望が持てたでしょう。しかしこれから来る瞬間に、その希望はない。
梶:それって・・・
王:その瞬間が、人道主義の仮面をかぶった、殺人狂の仲間になるか、人間と言う美しい名に値するかの、分かれ道です。
梶:わかった。
王:あなたは、自分で思っているほどには人間を信じていない。あなたがどう考えようと、人間には、人間の仲間が、いつでも、どこかに、必ずいるものです。
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邪悪な心はばらばらでも、正しい心は一つ、集めればより強くなれる・・・だろうか。
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ロシア軍との交戦で、梶の所属する部隊は数人を残して全滅。
右も左もわからない中、森や原野をさまよう。
途中、女性たちの一行が列をなして歩いているのを目撃するが、
そこをロシア軍のトラックが通り抜け、
荷台からレイプした日本女性を捨てて去って行く。
人民の軍隊は、日本軍と違って人道的だと信じていた梶や仲間の丹下は
その光景が信じられない。
夜、焚火の前で。
梶:信じられない、俺には。赤軍が地方人に乱暴するなんてことは。
女1:地方人ったって、日本人にだけよ。満人がまたロシア人に告げ口するんだから。囚人部隊が通ったあとなんかひどいもんよ。女でさえありゃなんだっていいんだから。
女2:負けた国の女ぐらいみじめなものはありゃしない。
丹下:赤軍の中にだって、ろくでなしはいるだろう。何百万のうちの何人か。何十人か、何百人かがそうだとしても、赤軍、いや、労働者の軍隊の意味が台無しになるものじゃない。過渡期の誤りだよ。必ず、必ず訂正される誤りだよ。
丹下:赤軍はナチや日本の軍隊とは違うはずだ。アメリカの軍隊などとも根本的に違ってるはずだ。
梶:歴史の中では些細な事実だって、個人的には絶大な事実だ。その人間は、それを見た人間は、絶対にその傷跡を忘れやしない。その傷口の一つ一つから、憎しみの血が噴き出る。人から人へ伝わって、消え去りがたい不信を養うだろう。
君はこの些細な、しかし大きな人間の汚辱を、人間の前に何と説明するんだ。
*************************************************
これ、世界中のいろんな紛争の原因を言い当てているかもしれない。
誤りが歴史の中で訂正されることはあっても、人の心の中に残した誤りは、訂正できないし、語り継がれていく。自分が犯した誤りではなくても、先人が犯した過ちが語り継がれているということは、知っておいた方がいいのかもしれない。それをさらに膨らませたり、利用したりしている人がいるかもしれないんだということも。
長い映画だったけど、週末、一気見。
興味のある方は、YouTubeで発見できます。
一部と二部は字幕なしの中国語が頻繁に出てくるので
わけわからないところが多いですが…。
昭和の子だったら知っている役者さんが多数出演の超豪華キャストで、元祖水戸のご老公様も出ています。
Carmen on Ice
この顔ぶれ!

映画だそうです。こんなのあるって知らなかった。
YouTubeで探したら、ビデオ見つかります。
(不精ですんません)
最近のスケーターでこの映画作るとしたら
配役は誰がいいかと考えてみる。
最近カルメンやった中ではサマンサ・セザリオかなぁ。
理華ちゃんは私的には悪女のイメージがない。
メダリストならキム・ヨナだ。
闘牛士はハビア君にやってほしい。
マタドールの衣装似合いそうです。
ドン・ホセは・・・
ライサチェクかパトリック・チャンか・・・
みなさんのカルメンキャストはいかがなものでしょうか?

映画だそうです。こんなのあるって知らなかった。
YouTubeで探したら、ビデオ見つかります。
(不精ですんません)
最近のスケーターでこの映画作るとしたら
配役は誰がいいかと考えてみる。
最近カルメンやった中ではサマンサ・セザリオかなぁ。
理華ちゃんは私的には悪女のイメージがない。
メダリストならキム・ヨナだ。
闘牛士はハビア君にやってほしい。
マタドールの衣装似合いそうです。
ドン・ホセは・・・
ライサチェクかパトリック・チャンか・・・
みなさんのカルメンキャストはいかがなものでしょうか?
誰かが鬼にならなければ
お年寄りというものは、体温調節の機能が鈍るのだそうだ。
暑さ寒さの感覚も鈍感になる。
夏でも寒がり、綿入れを着る人すらいるらしい。
血行が悪いので、実際足が冷えることもあるが、
それでも季節は真夏。実際の体温が低いわけがない。
汗もあまりかかないし、体内に熱がこもり、熱中症になってしまう。
施設の職員は、寒がるお年よりの声を無視して、
無理やりエアコンのスイッチを入れるという。
苦情が出れば、ひざかけなどを与えたりするけど、
夜は寝付いたあと、余分な寝具ははがしてしまう。
「鬼になります」と、コメントが書かれていた。
鬼になるのはエアコンのことだけではないはずだ。
鬼のいる暮らしは、精神衛生上よくなかろう。
本人がいいと言うなら、それで喜ぶなら、
脱水しようがどうしようが、好きにさせてあげてもいいんじゃないか。
そう思うけど、他人様の面倒を見る分には、
そういうわけには行かないのだろう。
訴えられたりするのもいやだろうし。
でも自分だったら、鬼に面倒を見てもらうのはいやだな。
そんな記事を読んでいて、あることを思い出した。
友人の年老いた父親に、いつ悪化するかわからない病気が見つかった。
お兄さんが有無をも言わせずご両親を老人ホームに入所させ、家を売り払ってしまった。
病気が悪くなったときの対応、自分への負担、
意識がしっかりしている間の資産の処分、
などなどを考えて、と理由はいろいろあるけど、
友人は、せめて本人たちが納得する時間を与えて、
体験入所からはじめて、
ゆっくり持ち物を処分させてあげればよかったのに、とこぼしていた。
いきなり新幹線のチケットを渡され、
身の回りの物だけ持たされたご両親のことを考えると、友人の嘆きはもっともだ。
しかし結局お父様が亡くなられた今、
一人になったお母様を老人ホームに送るよりは、
ある程度元気だったうちに移転させて、
資産も処分していたのは正解だったのかもしれない。
車がなければどこにも行けないところで、
老人が一人暮らしをするのはどう考えても無理。
それでも本人の希望を聞いていれば、
老人ホームには行かないと言い張っていたかもしれない。
もしかして、世の中には鬼も必要なのだろうか。
誰かが悪者の役を引き受けなければ、
動かないこともあるのだろうか。
そんなことをふと思った。
暑さ寒さの感覚も鈍感になる。
夏でも寒がり、綿入れを着る人すらいるらしい。
血行が悪いので、実際足が冷えることもあるが、
それでも季節は真夏。実際の体温が低いわけがない。
汗もあまりかかないし、体内に熱がこもり、熱中症になってしまう。
施設の職員は、寒がるお年よりの声を無視して、
無理やりエアコンのスイッチを入れるという。
苦情が出れば、ひざかけなどを与えたりするけど、
夜は寝付いたあと、余分な寝具ははがしてしまう。
「鬼になります」と、コメントが書かれていた。
鬼になるのはエアコンのことだけではないはずだ。
鬼のいる暮らしは、精神衛生上よくなかろう。
本人がいいと言うなら、それで喜ぶなら、
脱水しようがどうしようが、好きにさせてあげてもいいんじゃないか。
そう思うけど、他人様の面倒を見る分には、
そういうわけには行かないのだろう。
訴えられたりするのもいやだろうし。
でも自分だったら、鬼に面倒を見てもらうのはいやだな。
そんな記事を読んでいて、あることを思い出した。
友人の年老いた父親に、いつ悪化するかわからない病気が見つかった。
お兄さんが有無をも言わせずご両親を老人ホームに入所させ、家を売り払ってしまった。
病気が悪くなったときの対応、自分への負担、
意識がしっかりしている間の資産の処分、
などなどを考えて、と理由はいろいろあるけど、
友人は、せめて本人たちが納得する時間を与えて、
体験入所からはじめて、
ゆっくり持ち物を処分させてあげればよかったのに、とこぼしていた。
いきなり新幹線のチケットを渡され、
身の回りの物だけ持たされたご両親のことを考えると、友人の嘆きはもっともだ。
しかし結局お父様が亡くなられた今、
一人になったお母様を老人ホームに送るよりは、
ある程度元気だったうちに移転させて、
資産も処分していたのは正解だったのかもしれない。
車がなければどこにも行けないところで、
老人が一人暮らしをするのはどう考えても無理。
それでも本人の希望を聞いていれば、
老人ホームには行かないと言い張っていたかもしれない。
もしかして、世の中には鬼も必要なのだろうか。
誰かが悪者の役を引き受けなければ、
動かないこともあるのだろうか。
そんなことをふと思った。
白鳥の湖
日本にて、ストレッチバレエ再開。
最近アメリカのクラスが難しいので、日本でもそろそろ難易度を上げて、グレードアップしたクラスを受けようかなどとたわけたことを考えていたら、ふらつくわ、いつの間にか足が逆になってるわで、1000年早いと実感。今までやったことのないシソンヌも教えてくれたので、ストレッチバレエクラスは当分続けるべきか・・・。
前回の日本滞在時に、バレエ鑑賞経験豊かなクラスの人と話す機会があり、某バレエカンパニーの大人クラスが安いという話をしていたので、行って見たかどうか、早速聞いてみた。安さの理由はおそらく、クラスが1時間10分しかないから(日本でもアメリカでも、今まで行ったところは全部1時間半)かと思うのだが、とにかくペースが速くて、次から次にいろんなことをやらされるのだとか。しかもそれが入門クラス。クラスの人数が10数人で、長くやっている人が多いのは、会社の近所のバレエクラスそっくりだ。
更衣室でそんな話をしていたら、今日始めてクラスに来た人が入ってきた。私とあまり年齢が変わらなさそうな感じだったが、踊り慣れている風のその人、唐突に、バレエ公演のチケットいらないかと聞いてきた。
「自由席なんだけど」
聞けば、件のバレエカンパニーの白鳥の湖に出るのだそうだ。本人曰く、「背後に立っているだけ」。それでもバレエのステージに、コスチュームを着て立たせてもらえるだけでもすごいというものだ。我々二人はありがたく頂戴。
何を隠そう、私は本物のバレエ公演を見たことがない。母に言わせると、子供のときに一度連れて行ったことがある、そして居眠りもせず、食い入るようにみていたらしいのだが、まったく記憶にない。。そして「本物の」と書いたのは、唯一記憶にあるバレエ鑑賞が、コスチュームリハだったからだ。それがいきなり、誰もが知る「白鳥の湖」。しかも全幕。(おまけにタダ)
白鳥さんによると、ステージに立つ、というのは、普通の練習よりお金もかかるが、そのための練習では学ぶことが非常に多いのだそうだ。首の角度や細かいことまで、普段よりも厳しく指導が入るのだとか。たとえその他大勢でも、一人でも変なのがいたら、主役よりも目だってしまうかもしれない。脇役だからと言って、手抜きはできないのだ。
ステージやるといいですよ、と言われ、これってスケートで言えば、人前でプログラムを滑るようなものかもと納得はできたが、自分がバレエでステージに立つことは絶対ありえない。なんたって、ストレッチバレエから抜け出すだけでも1000年かかる見込みなんだから。
この公演、海外のダンサーを招き、群舞には普段教えている先生たちも登場して舞うと言う。降って湧いたバレエ鑑賞の機会。土曜日が楽しみである。
最近アメリカのクラスが難しいので、日本でもそろそろ難易度を上げて、グレードアップしたクラスを受けようかなどとたわけたことを考えていたら、ふらつくわ、いつの間にか足が逆になってるわで、1000年早いと実感。今までやったことのないシソンヌも教えてくれたので、ストレッチバレエクラスは当分続けるべきか・・・。
前回の日本滞在時に、バレエ鑑賞経験豊かなクラスの人と話す機会があり、某バレエカンパニーの大人クラスが安いという話をしていたので、行って見たかどうか、早速聞いてみた。安さの理由はおそらく、クラスが1時間10分しかないから(日本でもアメリカでも、今まで行ったところは全部1時間半)かと思うのだが、とにかくペースが速くて、次から次にいろんなことをやらされるのだとか。しかもそれが入門クラス。クラスの人数が10数人で、長くやっている人が多いのは、会社の近所のバレエクラスそっくりだ。
更衣室でそんな話をしていたら、今日始めてクラスに来た人が入ってきた。私とあまり年齢が変わらなさそうな感じだったが、踊り慣れている風のその人、唐突に、バレエ公演のチケットいらないかと聞いてきた。
「自由席なんだけど」
聞けば、件のバレエカンパニーの白鳥の湖に出るのだそうだ。本人曰く、「背後に立っているだけ」。それでもバレエのステージに、コスチュームを着て立たせてもらえるだけでもすごいというものだ。我々二人はありがたく頂戴。
何を隠そう、私は本物のバレエ公演を見たことがない。母に言わせると、子供のときに一度連れて行ったことがある、そして居眠りもせず、食い入るようにみていたらしいのだが、まったく記憶にない。。そして「本物の」と書いたのは、唯一記憶にあるバレエ鑑賞が、コスチュームリハだったからだ。それがいきなり、誰もが知る「白鳥の湖」。しかも全幕。(おまけにタダ)
白鳥さんによると、ステージに立つ、というのは、普通の練習よりお金もかかるが、そのための練習では学ぶことが非常に多いのだそうだ。首の角度や細かいことまで、普段よりも厳しく指導が入るのだとか。たとえその他大勢でも、一人でも変なのがいたら、主役よりも目だってしまうかもしれない。脇役だからと言って、手抜きはできないのだ。
ステージやるといいですよ、と言われ、これってスケートで言えば、人前でプログラムを滑るようなものかもと納得はできたが、自分がバレエでステージに立つことは絶対ありえない。なんたって、ストレッチバレエから抜け出すだけでも1000年かかる見込みなんだから。
この公演、海外のダンサーを招き、群舞には普段教えている先生たちも登場して舞うと言う。降って湧いたバレエ鑑賞の機会。土曜日が楽しみである。
日本でピラティス
日本に戻って3日目。早速いつものピラティスへ。
これまで2人クラスだったのが、この日は初めて3人。しかもほかの2人はヨガインストラクターなんですと?!
アメリカのあちこちでリフォーマークラスを試したあとの日本のピラティスは、至れり尽くせりの感あり。どうしてアメリカだと「筋トレ」と言われるのか、ブートキャンプみたいな印象を受けるのか、改めて確認。日本の先生は、生徒一人一人の姿勢を確認して回り、時には手を取り足を取り、腹筋を触っては、ここ力入れちゃだめよとアドバイスし、正しい姿勢で動作を行っているかに主眼を置いてクラスを進める。これに対し、アメリカの先生、矯正は最小限。デモンストレーションはしてくれるが、号令をかけ、はい次~。これじゃグループのヨガやズンバのクラスとあんまり変わらない。
この面倒見のよさが、この先生だけなのか、日本全国すべてそうなのか、確かめる気はないのだが、国民性から見ると、後者なのかなという気がする。
そう言えば、バレエのクラスも同様。
最高でも6人ぐらいしか来ないクラスに、アシスタントの先生までついて、踊るときは一緒に踊ってお手本ま で見せてくれる、贅沢仕様。アメリカだと、先生の取り分が少なくなるから絶対やらないだろう。
こちらもこの先生が丁寧なのか、日本使用なのか。ほかの安いクラスを試して見たいと言ってた人がいるので、彼女の情報をぜひチェックしてみたい。
これまで2人クラスだったのが、この日は初めて3人。しかもほかの2人はヨガインストラクターなんですと?!
アメリカのあちこちでリフォーマークラスを試したあとの日本のピラティスは、至れり尽くせりの感あり。どうしてアメリカだと「筋トレ」と言われるのか、ブートキャンプみたいな印象を受けるのか、改めて確認。日本の先生は、生徒一人一人の姿勢を確認して回り、時には手を取り足を取り、腹筋を触っては、ここ力入れちゃだめよとアドバイスし、正しい姿勢で動作を行っているかに主眼を置いてクラスを進める。これに対し、アメリカの先生、矯正は最小限。デモンストレーションはしてくれるが、号令をかけ、はい次~。これじゃグループのヨガやズンバのクラスとあんまり変わらない。
この面倒見のよさが、この先生だけなのか、日本全国すべてそうなのか、確かめる気はないのだが、国民性から見ると、後者なのかなという気がする。
そう言えば、バレエのクラスも同様。
最高でも6人ぐらいしか来ないクラスに、アシスタントの先生までついて、踊るときは一緒に踊ってお手本ま で見せてくれる、贅沢仕様。アメリカだと、先生の取り分が少なくなるから絶対やらないだろう。
こちらもこの先生が丁寧なのか、日本使用なのか。ほかの安いクラスを試して見たいと言ってた人がいるので、彼女の情報をぜひチェックしてみたい。
パンダ先生の102クラスあげいん
日曜日、バレエの10回回数券を使い果たさなければならないので、会社の近所のバレエシアターまで早朝から出勤。モチベーションの欠如により、10分遅刻。
パンダ先生の102クラスは2度目である。前回は5月31日。その時もわけわからなくて、あまりついて行けなかったのだが、今回はすごく丁寧だった。
懸案のぐりっさーど→あっさんぶれも、ぐりっさーどとあっさんぶれを分解して教えてくれたし、バーでも一人ひとり見て回ったり、手や顔の向きを指導したり
おお、これぞ私が求めていたクラス
にかなり近いものだった。
ただあまり丁寧すぎて、最初にお手本を示した後で、ポイントをいろいろ説明するので、それを聞いているうちにお手本が何だったか忘れてしまう。結局近所の人の足元を見ながらしかできない わけで、何度chin upと言われたことか…。
結局どんなクラスでも、人の振り見ながらしか動けないじゃん…orz
でもやっぱり今までよりマシだった。少しは足の延ばしとか、開きを考える余裕もあった。願わくばこのペースのクラスを持続してほしい。しばらく日本なので、戻った時はみんなが進化している可能性もあるが…
パンダ先生の102クラスは2度目である。前回は5月31日。その時もわけわからなくて、あまりついて行けなかったのだが、今回はすごく丁寧だった。
懸案のぐりっさーど→あっさんぶれも、ぐりっさーどとあっさんぶれを分解して教えてくれたし、バーでも一人ひとり見て回ったり、手や顔の向きを指導したり
おお、これぞ私が求めていたクラス
にかなり近いものだった。
ただあまり丁寧すぎて、最初にお手本を示した後で、ポイントをいろいろ説明するので、それを聞いているうちにお手本が何だったか忘れてしまう。結局近所の人の足元を見ながらしかできない わけで、何度chin upと言われたことか…。
結局どんなクラスでも、人の振り見ながらしか動けないじゃん…orz
でもやっぱり今までよりマシだった。少しは足の延ばしとか、開きを考える余裕もあった。願わくばこのペースのクラスを持続してほしい。しばらく日本なので、戻った時はみんなが進化している可能性もあるが…