スケート断ちの日々 -20ページ目

新しいバレエクラスにて

金曜日のバレエクラスがなくなってしまったので、代わりのクラスをさがして、初めてのところへ行ってきました。

今日は代講の先生だそうで…

クラスには、スケートリンクで顔見知りだった人が。向こうはこちらのこと、ぜんぜんおぼえていない風でしたが、もうすぐISUの大会に出るんだとか。すごーい。

クラスの内容は結構ベーシック。速かったり複雑すぎたりするセンターもなし。ちょっとついていけないぐらいはもはや普通ですが、悲しくなったり、立ちすくんだりするほどではなかったので、リピ決定。

クラスにはここにも日本人の人がいて、しかもスタッフっぽい?感じがよくて、誰にでも声かけて、面倒見がよさそうで、合コンとかでもてただろうなというなタイプ。

「9月に発表会があるけど、興味ありますか?」

ええええっ!そんなもん100年早いんですけど!

大人クラスだけの振付があるらしい。木の役(立ってるだけ)とかでも出られたら面白いかもと思ったのですが、7月は完全日本だし、練習に参加できないので申し訳ない。出られないけどいる時には練習混ぜてもらえるか、お願いしました。

帰り間際に受付の人に「クラスはどうでした?」と聞かれたので、「よかったです。また来ますね」と挨拶。アメリカでは出入り口を通る時、ドアを押さえて後ろに人がいたら、開けておいてあげるので、手でドアを押さえて後ろに人がいないか振り向いたら、そこにはなんと…

パンダがいるじゃないか~!!!パンダ

なんでなんでなんでなんで、
なんでお前がここにいるんだよー!!


パンダ先生は、去年通っていた会社の近所のクラスの先生。チケットの有効期限が短いとか、クラスの人数が多すぎる、レベルが少し自分には難しいということもあったけど、彼のキャラクターに合わないものを感じたので、クラスに行くのを辞めたのでした。一瞬見間違いかも、と思いましたが、バレエであんなパンダ体型の人は滅多にお目にかかれるもんじゃない。

よくよく調べたら、まったくの初心者のクラスを、今日私が取ったクラスと同じ日の同じ時間に教えていました。先生たちもあちこちで教えないと、生活かかってるんですね。

同じ日時のクラスを持っているということは、自分のクラスの代講になることはないということですが、世間は狭い、ベイエリアは狭い。場所が変わってもコミュニティはどこかでつながっているものです。

Hip Square

最近(といってもここ数日)、急に気になりだしたこと

hip square

要は、腰が安定してて、右と左の高さ、前後が均等で、ねじれのない状態。

バランスが悪い一因は、これではないかと、突然思い始めたのです。
両足ルルベで立てない時点で、これですべてが解消するわけではないのは明白なんですが、安定性の向上と、故障予防にいいことは間違いない。

片足で立つと、足を上げた方の腰もいっしょに上がる。すると、姿勢がゆがんで不安定になる。腰をどっしりと安定させて、その上に上半身が乗れば、ふらつきも改善するのでは・・・

と考えるわけです。

今朝は、ピラティスのコアアラインのクラスに行きました。初めての先生だったのですが、まさにかゆい所に手が届くというか、腰の曲がりをしっかり矯正してくれました!いつもは男性の先生のクラスを取っていたのですが、やはり触りにくいのでしょうね。矯正系は、女性の先生のほうがいいかも。おさわり大歓迎!3月末のボランティアで痛めて以来、ずーっと不調だった右腰が、クラスの途中でこきこきっと鳴って、つかえが落ちたような感じがしました。

クラスの最後に先生が言ったことも、超、ツボにはまってました。といいつつ、完全なフレーズは覚えていないのですが、人間の体は、X字の形にサポートのシステムが走っている、というようなこと。だから左足の不調が右肩にも及んだりとかいうことがあるのだとか。最近右腰・右肩と左足が痛い私にはすごく説得力がありました。

来週も同じクラスの予約を入れているので、ちょっと楽しみです。男性の先生には悪いけど、もう戻れません。いっぱい矯正してくれー!

バレエ難民

せっかく見つけた近所のバレエ、金曜と日曜にクラスがあったのに、金曜がなくなってしまった。狭いスタジオで、センターが簡単だったのにぃ。。。

やっぱり週2日は通いたいので、またクラス探しです。

で、久々にモンチッチ先生のクラスに復活しようかな。もしかして私、ちょっとぐらい上達してないかしらん?と思ったのですが、そんな思いは日曜のクラスで見事に砕かれました。

グリッサード、アッサンブレ、パドシャ、パドシャ・・・って、速いとついて行けない。

こりゃだめだ・・・

家と会社の中間地点ぐらいに一軒、大人クラス見つけました。ちょうどいいレベルだといいんだが・・・

落し物

カード入れを落としてしまった。

急いで駅に向かう途中、改札ですぐに取り出せるように、バッグからデニムパンツのポケットへと移動したのが悪かった。ポケットが浅かった。

走って横断歩道を横切ってからポケットに手をやると、なかった。

すぐに引き返したが見つからず。

ん~、ポケットに移動させたのは何かの夢まぼろしだったのか?もしかして家に忘れたのか?

家に引き返して探したが、やっぱりない。

もう一度来た道を歩いてみたが、やっぱりない。

家から半径4分程度の距離のできごとである。


カード入れに入っていたもの

クレジットカード
バレエの会員証、名前と写真つき
バレエの回数券、10回分のうち、3回使用済み
ピラティスの回数券、多分一万円分以上残っていた
デパートや電気屋さんのポイントカード
体育館のプリペイドカード(残り数百円)
一万円札


大損害むかっ


誰かが拾って持っていったことが確定したので、家に戻ってカード会社に電話をした。その時点では、使われた形跡はなかったもよう。

これでカードは安泰 (だよね?)

それから派出所へ。

同じ道を通るので、また探しながら歩くがやっぱりない。4回も見てないのだから、本当にないのだろう。

バレエの会員証、回数券、ピラティスの回数券は、他人には何の値打ちもないのだが、私にとっては一番痛手である。願わくばこれだけでも戻ってきてほしいのだが、おそらく無理だそう。

家から徒歩4分圏内で誰かがちょろまかしたかもしれないということは、近所に盗人が住んでいるということでもある。非常に気分が悪い。とは言え、一番悪いのは無用心な自分なんだが。住所や電話番号がわかるものが含まれていなかったのは、不幸中の幸いだったかもしれない。

追記:

次の日バレエに行ったら、手数料432円で回数券を再発行してくれました(感涙)
会員証再発行は1000円だか2000円だかかかるらしいのですが、写真準備できなかったので、この次行ったときまで待ってもらうことにしました。これで損害がほぼ1万円分帳消しになりました。

小塚選手と高橋選手

テレビで小塚選手の引退パフォーマンスとインタビュー、高橋選手の特番があっていました。

どちらも引退したばかり。ん、辞めてしまったからもう選手ではないのか。ま、いっか。以下、選手、と書いておきます。

高橋選手は引退後、すべての仕事のオファーを断って、単身NYに行ったのは、周知のごとく。

自分は本当にスケートが好きなのか。何かやりたいことが他にあるんじゃないのか。

そんな疑問を持ったままスケートを続けられなかった。

8歳でスケートを始めて、そこからはすべてがスケートのための人生だったのでしょう。親元を離れ、次の試合、次の技と、何も考える間もなくすべてが決まっていた。自分が人より秀でることがあって、そこにちゃんとした居場所があって、しかも収入も得られるって、傍目からは幸せに見えても本人が納得する時間も何もなかったのですね。

8ヶ月のNY滞在後、結局自分が何をやりたいかはわからなかった。でも自分にはスケートがある、それに対する気持ちが0%か100%かじゃなくてもいいんじゃないか、という結論に達したのでした。普通に一生懸命生きている人たちを見て、何も見つからなくても、そのままがんばるのもありだと思ったみたいです。世の中すべて白と黒で分けられるものじゃないし、ダンスをやったり実況をやったり、いろんなことを経験しているうちに、何か方向性が見えてくるかもしれません。

一方小塚選手は、スケート界から去って、トヨタのサラリーマンになる道を選びました。

引退セレモニーでは思わず涙。

親子三代のスケート一家に生まれ育ったいわばフィギュア界のサラブレッドの小塚選手が、完全にスケートから身を引くのは、いろんな事情もあるのでしょう。日本選手権で入賞を果たしてオリンピック選考の条件を満たしながらも代表に入れなかったり、最終シーズンは怪我に苦しんだり、キャリアの終わりは苦しいこともあったけど、画面からはすがすがしさが感じられました。

この時代にスケートができてよかった。

彼も子供の頃から当然のようにスケートを始めたのでしょうけど、TVでちょっと見た限りでは、迷いのないスケート人生を歩んできた印象。そしてすっぱり辞める潔さ。もちろんこちらもトヨタという受け皿が確保されていたからこそでしょうけど。

迷いがあるから続ける人
やりつくしてやめる人

将来への決断は人それぞれ。人生はこれで終わりではないし、今後の人生もスケート同様全力で挑んでいくのでしょう。スケーターじゃなくても、現状に納得しないながらもとにかく前に進まなければいけないことはままあることです。高橋選手の気持ちはわかるところもあるし、小塚選手のやりきった感はうらやましくもあります。自分もふにゃふにゃしてないで、もちょっと努力しないとな、と励まされた感がありました。

スケートした夢を見た

夜中というか、今朝というか、夢の中でスケートをした。

スケートをしていた頃も、スケートする夢はあまり見たことがなかったのに。

きっと夜に、高橋大輔の番組見たせいだ。

夢の中ではストロークとバックぐらいしかしてなかった。どうやら怪我をしないように気をつけていたらしい(笑) ジャンプを一度か二度、軽く跳んだ程度。ターンはなし。せっかく夢なんだから、スピンでも何でもがんがん練習すればよかったのに~、って、それはそれで無意味か・・・

ショックだったのが、リンクでばったり会ったコーチが私のことをぜんぜん認識してなかったこと。記憶からすっぽり抜けて、忘れ去ってしまったようだった。

忘却・・・私の体はスケートを覚えているだろうか?

はじめてのいちごがり

連休真っ只中の日本列島5月3日。雨の中いちごがりへ。

友達が選んだ農園は、減農薬栽培のいちご園。いちごがりに一度行ってみたかった私は、大喜び。

高速道路に乗り損ねて一時間ちょっとのドライブでたどり着いたら、大雨で水浸しの駐車場には車が一台もいません。

「雨だから開けるのやめました、って言われたらやだねー」

と冗談を言っていたら、おじさんが、この傘使ってと、傘を持って駐車場までやってきました。

開いててよかった。


前々日の5月1日に、お客さんが100人ぐらい来てかなり食べつくされているので、いちごがあまりないけど、がんばって探してね、ということで、通常2000円の入場料が1000円に。いちごって、けっこうおなか一杯になるし、2000円分も食べられるもんじゃないから、こりゃ却ってラッキーと言うものです。おじさん曰く、ひとりで100粒ぐらい食べる人もいるとのこと。カップル客も現れ、おじさんは我々4人をいざなって、目の前のハウスへ。



まずは、おじさんが摘み方を指南。茎から摘みます。そして、いちごといちごの間のこんもりしたところは踏まないようにと注意事項。そして、おじさんが「こういうのがおいしいから」と摘んでくれたいちごを試食します。色が黄色くて、えっ、これが?という外見とは裏腹に、非常に甘い!ハウス入り口付近のいちごは、お客さんへの説明用にキープしたいので、残しておいてね、と最後の注意事項をいただき、レッツゴーです。

私と友人はまず、ハウスの一番奥へ行き、入り口へと向かって進みました。ちぎっては食べ、前に進み、ちぎっては食べる。おじさんが取ってくれたような甘いいちごにはなかなか当たりません。見た目がよけりゃ甘いというものでもない。プロのように、一目で甘いいちごを見分けるのは指南の技です。

気がつけば、手がいちごのごまだらけになって、手持ちのゴミ入れの容器にいちごのへたが山盛りに。

友人「Conakoちゃん、それ絶対100粒行ってるよ」いちご

うっ・・・反論できん

さすがにもうお腹いっぱいです。

トイレ休憩がてらハウスを出て、今度はお持ち帰り用に容器をもらってきます。夢中で狩っていると、へたとは違ってあっと言う間に容器はいちごで一杯に。友達は山盛り摘んでいました。ハウスを出て、小屋のひさしの下に戻りました。

雨は土砂降りだし、気温も上がらず。何かの缶で作ったようなストーブに、火が灯ります。いちごハウスの近所のおっちゃん?2人もなにやら仲間に加わって、一人がストーブに火をつけるのですが、なんと新聞紙と木切れを中に放り込みました。すごく原始的。



なんでもプロパンガスのボンベを改造した、手作りストーブなんだそうです。いちご農園でパートしている人のお父さんがこういうのを作っているんだとか?

しかし、この農園のDIY度のすごさは、まだまだこんなもんじゃありませんでした。

最初はおっちゃんたちや後から来た他のお客さんとストーブを囲んで、マメとかもらって食べてたのですが、いちごのおっちゃんが、輪切りにした肉を手のひらに乗っけて見せに来ました。

「この肉の黒いところがあるでしょ。これが血の塊なんだけど、これが入っていると焼いたときにアンモニアが出て、肉の臭みになるんだよ。殺したときに、きれいに血を抜いてしまえば、臭いはしないんだ。」

なんと、それはおっちゃんが捕らえたアナグマの肉・・・

そうこうしているうちに、いつの間に焼いたのか、鉄板に乗せた細切れの肉が登場。



来てすぐから、肉でも焼こうかと言ってはいましたが、本当に焼いちゃったんですね。みなさん、おいしいと言いながら食べているので、ラムですらだめな私も何の肉かわからないまま食べてみます。

おっかなびっくりだけど・・・大丈夫、食べられました。塩コショウで味付けしてある肉は、脂身まったくなし。確認したら、イノシシでした。初めて食べました。アナグマじゃなくてよかった(汗)

農産物を荒らすイノシシは、数が多くて、捕獲しないと死活問題。おっちゃん、自分で罠をしかけて、解体するのです。そのときみんなが囲んでいたテーブルに乗っけて解体したと言ってました。解体中にいちごがりに来てしまったら、すごくトラウマになりそうです。

鉄板一枚空けたら、次の肉が焼けるまでストーブに移動。
焼けたら隣のテーブルに移動。

これを繰り返します。

おっちゃんたち、割と強引です。体育の先生みたいです。

「早く食べてしまって。次を焼くから。あなた、残りの肉全部取りなさい」
「焼けたよー。こっち(テーブル)に来て!」
「ストーブの火を見て、ちゃんと燃えてるか番をしなさい」
(原文すべて方言)

缶ビール出てくるし、おっちゃん焼酎飲んでるし、半ば居酒屋と化して来ました。

肉が焼ける間、いちごのおっちゃんが見せてくれたクリーム。あかぎれにてきめんに効くクリームは、いのししの脂とアロエを煮詰めたもの。馬油よりもこっちの方がいいって言ってました(何故かは忘れた)。それからいのししの鼻はマムシ除けなんだそうです。最近いのししが増えたので、マムシが滅法減ったとか。

鼻だけ
クンクン
どうやって使うんですかねぇ・・・

そして、柱のそばにぶらさがっていたのは「胃薬」
たぬきか何かの肝で、超苦いんだそうです。


まるで昔話を聞いているようで、自分の住んでいるところから車で一時間半かそこらの所に、こんな暮らしをしている人々がいるなんで、驚きでした。

やがて

「野菜たべよっか?」

とおっちゃん。

近所の農家の人が「売っといて」と持ってきたズッキーニとたまねぎを、洗いもせず目の前でざくざく切ります。



バーベキュー進行中も、新たなお客さんがやって来たり、問い合わせの電話が入ってきたりします。

「いちごは、今日のお客さんの入り具合で、明日あるかないかわかりません」

この緩さ、いいなぁ(笑)

ひどい雨がハウスに流れ込んで足元も悪くなったようで、最後に来たお客さんは、長靴をはかされていました。

いのしし肉の次は、いのししの心臓とラム肉が鉄板に並び始めました。個人的に限界を感じたので、友達と「帰ろうか」と相談。しかし、友達がトイレに行っている間に心臓が焼けてきて、例のごとく強引なおっちゃんに食べろと迫られ、やむなく小さい切れ端をつまんで食べる羽目に。レバー風で、食べられないわけでもなかったのですが、好んで食べたいものでもありませんでした。

いちごを計量してもらい、ズッキーニとたまねぎも購入。

家を出てからまったく水分を摂っていなかったにも関わらず、いちご園を去るまでにトイレに行くこと3回。どんだけいちご食ったんだ>自分

常連風のおばあちゃんは、バーベキューは初めてだと言っていました。こんな雨の日、おきゃくさんもいちごも少なかったが功を奏したのでしょうか。

娑婆に戻った我々は、帰り道お茶をするために星乃珈琲店へ。そこでは苺フェアがあっていて、期間限定のいちごのデザートがメニューに並んでいました。推定100個以上いちごを食べた直後にそれは絶対無理というものです。粒の揃ったいちごの写真を見ていると、作り物のように見えました。

ダウングレード

木曜日のバレエはちょうど夕食時。
なので、クラスが終わって、外で夕食を食べて帰ることが多い。

本日は、クラスの前に夕食場所を物色。
終わったらまっすぐ食べに行けるように。
店の外でメニューを見ていたら、
牡蠣と生雲丹のクリームパスタというメニューを発見。

コレステロールの塊だが、うまそうだ。これに決定。

クラスが終わり、牡蠣と生雲丹クリームソースを目指す。
ピンクのクリームソースの中に、牡蠣が泳いでいる。
想像しただけでもたまらんわぃっ。

席に着き、一応メニューに目を通す。

ん?

牡蠣と生海老エビのクリームパスタ?

あんまりおなかがすいていたから見間違ったのか?
ウニクリームじゃないなら、魅力半減。
しかし生海老ってどういうこっちゃ?

他のものにしようかと思ってメニューを見たが
特に食べたいものも見当たらず。
まぁ、えびならいっかぁ?

メニューを最終確認していると・・・

なんとこれは・・・

牡蠣と生海苔のクリームパスタだぁ!?
生海苔ってなんなんですかっむかっ

これ以上ダウングレードする前に
急いでオーダーした。
牡蠣とウニのパスタくださいと言ったらどうなっていただろう。キャ~

プレゼンテーション

本日は、カルチャーセンターの発表会を見て来ました。いつものバレエの先生がそちらでも教えていて、ステージに立つというので、晴れ姿(?)を拝見するためです。

先生方の出番はわずか20分ほどでしたが、カルチャーセンターで受講できるほかのクラスのいろんな発表も少し見て来ました。

会場に入ったら、三味線の演奏の真っ最中。

カルチャーセンターにはいろんなお稽古事がありますから、自分が興味ないものがたくさんあるのはしかたないのですが、とにかくしゃべる人が多いのには辟易。おしゃべりするならロビーに行け!と言ってやりたかったのですが、チキンの私は無言で席を移動すること数回。

三味線の次は長唄。伴奏はこれまた三味線。

長唄って、粋でかっこいいなぁ、年とって着物着てあんなの唄えたら素敵なのに。。。と思いつつ見てたのですが、三味線弾きの方々も、唄っている方々も、うつむいて妙に真剣な面持ち。

それを見ながら、金曜の、初めての先生のバレエレッスンでのことを思い出しました。

先生「あのね、みなさん、(機械的に手足を動かしながら)こーんな感じじゃだめなんですよ。バレエは人に見せるものですから、もっとこんな感じ(顔を作り、動作もドラマチック)でやってください。恥ずかしくないんです。バレエではやらない方が恥ずかしいんです!」(笑)

恥の文化の国の人としては、やっぱ、恥ずかしいでしょう。バレエじゃないけど、かつて高橋大輔さんと鈴木明子さんも対談で「恥ずかしいよね」と、意見が一致してたし。

先生「4歳の子供でもこうやって(ポーズしながら顔を作る)やるんですよ。誰も教えないのに!」

そんなことを考えながら見ていると、長唄の人々は、これやってて楽しいのか、と思ったりもしましたが、長唄やりながら顔作ってたらそれは怖いか、と考え直しました。

お次はバイオリン。これはまぁ、オーケストラとか見たことあるので、ソロの人だったら陶酔モードもありでしょうけど、ひたすら楽譜を見ているのは想定内でした。

次は生では見たことないフラダンスです。バレエ以外のダンスのパフォーマンスはどんなだ?

いきなり群舞で来ました。ほとんどおばちゃんです。胸にココヤシではなく、一部不ぞろいのドレス姿。こうやってずらっと並んで同じ踊りをしている人たちを見ると、その差は明快でした。満面の笑みを浮かべている人、歯まで見せている人、唄を口ずさみながら踊る人、無表情な人、真剣な顔つきの人、動きについて行くだけで精一杯の人、体全体がノリノリの人、他人に見せているというよりは、自己完結している感じの人・・・

確かに表情が豊かな人の方が、見ていても楽しいです。踊りも多少うまく見えます。が、実は、踊りに自信があるから、表情にもそれが表れているのかもしれません。バレエのクラスで動きがどんくさいのに、表情だけ作ってたら、別の意味で恥ずかしくて、とてもできそうにありません。

やがてソロのダンス。おそらく先生でしょう。この時はあまり感じなかったのですが、最後に全員で踊ったとき、先生の動きの違いがよくわかりました。腕のしなやかさなんかはもちろんダントツなんですが、やりすぎない感がいい。オーディエンスへのアピールはあるんですが、あざとい子役のようなところがない。もちろん歯が見えるような極端なスマイルもなし。

お客さんを意識するのは必要だ。しかし、それが出来るだけの裏打ちがないと無理だ。

お次は歌謡教室です。なぜか演目は演歌ばかり。

オープニングははっぴを着た人数名。お次はスーツの老紳士とドレスの老婦人。正直歌はアレなんですが、ピンクのドレスの老婦人、堂々としていました。歌謡教室ではステージでの立居振る舞いも教えるのでしょうか。お次は振袖の若いお姉ちゃん。出てくる姿もお辞儀も、新人演歌歌手さながら。お辞儀なんか、ゆっくりで大きいんですね。その次は赤振袖のおばさん。黒いバラに蝶の模様で、どう見てもステージ衣装です。こちらも歩いて出てくるところから、演歌歌手になりきり度100%。最後も振袖のおばさん。どうして演歌=振袖なのだ?しかも前奏でステップ踏んでるし、こぶしは振るし、足踏み込むしで、もう、がんがん来ます。恥の文化はここには微塵もありませんでした。

こってり演歌の次は、カルチャーセンターらしく、シロウトっぽいコーラスとハンドベル(これがメイン)と軽い体操のようなダンス。ダンスって、本当に個人差が出ます。動きの差もあるけど、多分いやいややっている人もいるのではないでしょうか。終わった後でみなさんちょっと照れくさそうにしてたのが、演歌との大きな違いでした。

次はハーモニカ。まー、いろんな講座があるんですね。7人ばかりいた中、先生が2人いて、最後はお二人の演奏だったのですが、ジャズっぽくて格好いい。その間も後ろの生徒さんたちが体を揺すっていいノリで、雰囲気よかったです。ノリは大事です。

お次は待ってましたのバレエ。こちらのプレゼンに関しては、思っていた通りというか、特にサプライズはなく。ただ、クラスでは見ないような高度で大きな動きがあったり、トウでのバランスがすごかったりと、先生方の本領拝見でした。クラスで今練習しているパは、実はこのステージの一部なのですが、我々が苦労してやっているものもプロはさらっとこなしてしまいました。当然か・・・

バレエのクラスで私がよく指導されることの一つが、「顔を上げろ」ということですが、これはプレゼン以前の問題ですね。まずは、どんくさい自分の姿を見る勇気が必要です(苦しいぞ)。クラスで練習している限りでは、見せるためのバレエには縁はありませんが、本来見せるためのものをやるのなら、そういう風に練習した方がいいのでしょう。お客さんに訴えようとするかしないかの違いが、今日ステージに立っている人たちを見て、うっすらわかった気がしました。これはパーソナリティじゃなくて、テクニックの一部と割り切ると、少しはやりやすくなるのかもしれません。

そして、それをいつかスケートで役立てなければ。ビデオに写った顔が怖くなくなるように・・・
(今あるスケートビデオでは、顔が長唄調なので)



最後にもう一回・・・
「恥ずかしくないんです。やらない方が恥ずかしいんです!」

大混雑

木曜夜のバレエクラスに行きそこなったので、金曜日の昼に行ってきました。

この日の先生は、初めての先生。同じ入門クラスでも、先生によって内容も難度も異なるので、今日はついて行けるかどきどきものです。

更衣室に入ったら、やけに混んでいる。平日昼だけあって、ほとんどが中年女性(って、自分もですが)。前のクラスが終わって、だらだらしゃべっているおばさんが多いのか?

その中に、いつものクラスで見かけるEさんがいました。彼女も夕べ来損なったので、替わりに今日出てきたとのこと。同じ動機で同じクラスに来るなんて、奇遇な話です。

開始時間が近づいたので、スタジオに入ったら、避難所のように床がびっしりと人で埋め尽くされている・・・。なんだ、この混み具合。

あとから隣に来た人に声をかけてみました。このクラスはいつもこんなに激混みなのだとか。大して広くもない部屋には、20人以上の生徒が。いつも多くて6人程度の人数に慣れているので、かなり面食らいました。当然バーも足りないので、延長バーをくっつけ、それでも一本に互い違いで3人ずつ。センターなんて、ほんのちょっとしかできません。

この先生は、とにかく「上に伸びて!」「背を高く!」と、体のエクステンションを強調。人数多いにも関わらず、かなりチェックを入れてくれます。そして、悪い見本を示しては「これはやめてください!」と、忌避事項も多いのが特徴。ものすごくわかりやすい。

隣に来て声をかけた人と、クラスの後で話したら、もう十年来の常連生徒さんもいるそうで、この先生の人気ぶりが伺えます。普通、こんなに人数が多かったら生徒の実力もばらけて、上手い人に合わせるのか、下手な人に合わせるのか、先生も悩みどころなのでしょうが、バーレッスンも毎回微妙に変えて、常連さんが飽きないように工夫されているのだとか。大人になって始めれば、どんなに筋がいい人だって、そう簡単に体はできてこないでしょうから、クラス最初のストレッチですら厳しくチェックが入るのは、常連さんも望むところなのかもしれません。

木曜夜のクラスは、夕食時間に重なるという不便もあるので、こちらに切り替えてもいいかと思ったのですが、混雑がちょっと・・・。クラスの定員15名だったような気もするのですが、来てしまった人を追い返すわけにもいかないでしょうから、これがたとえ30名になっても決行するんでしょうねぇ。。。もう一日増やしてくれたらいいのにな。