平成29年 システムアーキテクト
午後II
再現論文

実際は設問ウの最後が時間が不足し、無理やり校正記号で文章を突っ込んだり、削除して空白ますが生じたりしたが、そういう点に関してはおそらく情報処理技術者試験は比較的緩く受け取ってくれる(減点対象としない)と考えているため、まったく勝負にならないということはないと想定している。



システムの概要。

管理部門向けの情報系システム。
大企業グループ会社にて使用するため、利用会社は100社程度。


設問ア
1.対象業務
 本論文ではある大企業グループA社におけるB業務システムを題材とする。B業務はA社グループの各関連会社のC部門にて個別に実施しているB1情報作成処理の結果をB業務システムで収集し、B2処理を行ってB情報を作成するものである。

2.対象情報システムと特徴
 既存システムはオンプレミスでシステム化されているが、サーバ老朽化のため、再構築を行うこととした。再構築プロジェクトでは、 新たなシステム(以下、新システムと略す)を運用コスト低減のためにインフラ環境をクラウド化(IaaS)することを前提とした。

設問イ
3.主要な非機能要件と検討内容
3.1.大規模災害発生時の回復時間
(1)C部門から出た要件
 要件のヒアリングにおいて、C部門は大規模災害発生時に24時間以内に、災害発生時典までのデータをもって復元を行うこと、という要求が出た。ただし、経営層からは本システムは情報系であり社会的影響を考えても3日程度の停止はやむとえないとの意見が出ていた。
(2)情報システム部門からの修正提案
 情報システム部門として、クラウドサービスのサービス内容から複数案を設けて、各構成案で設定可能な非機能要件レベルを検討した。
 その結果、信頼性要件を下記とするよう提案した。
 ・災害発生時は24時間以内に回復
 ・復旧時点は災害発生前日の24時時点
 具体的には、災害時点までのデータ復旧を行う場合はデータベースのレプリケーションによる復元が必要となることが想定されたており、待機系としてリモートサイトにデータベースサーバを用意し、レプリケーションを受け入れる必要が生じる。このため、待機系サーバの運用コストと、メインサイトのデータベースでのレプリケーションによる性能低下が問題となることが分かった

3.2.単一障害によるサービス停止
(1)C部門から出た要件
 単一障害によるサービス停止が生じないこと。
(2)情報システム部門からの修正提案
 単一障害点は極力排除する方向で構成を行うが、クラウドサービスの構成上、他システムとのデータ連携機能について単一障害点を持つこととなった。このため、データ連携方法を非同期とすることで、データ連携機能の単一障害点で障害があった場合も該当機能のみをサービス停止し、システム全体としてはサービス提供を止めない設計とした。

設定ウ

4.意思決定者に判断してもらうための工夫
 本システムにおける最終的な意思決定者は、システムオーナーであるA社のC業務担当役員であった。本項では意思決定者への情報提供において注意をした項目を2点あげて説明する。

(1)IT用語の不使用
 コスト面では具体的な金額が見えるため納得いただくことは容易だったが、非機能要件については概念から理解が難しい部分があった。このため、説明用に非機能要件の違いで業務的にどういった影響が生じるのかストーリーを追って説明する形の資料を作成した。
その上で、各案によるコストと非機能要件の違いを表にして意思決定を促した。
 
(2)実際の動作の提示
 
 特に3.1のシステム動作におけるデータベースのレプリケーションによるメインサイトの負荷については、遅延を数字的に提示していたが判断がわかれる状態だった。このため、概念実証用の環境にプロトタイプを乗せて判断の場にて実際に画面遷移を見てもらうことで状況を確認いただいた。
 数値や概念図などを用いての説明で充分と当初考えていたが、実物により認識の相違を解消することができたことから、意思決定者の情報システムに対する理解度が低いプロジェクトにおいては、プロトタイピングなどにより具体的なものを早期に作成して提示していくことで認識の相違を防ぐことが重要であると考える。

本記事の対象者1:すでにPMPを取得しており、更新のために安価に(というか無料で)PDUを取得・登録したい。

本記事の対象者2:PMPの取得を考えているが、更新のためのPDU取得はどのように行うべきか、どの程度コストがかかるか確認したい。

 

結論から言いますと、PDUの取得はおそらく本記事で紹介する方法で0円で可能かと思います。ただ、更新料はかかるので150ドルは必要になります。

 

さて、そのPDUについてですが、おそらく大体の人がご存知かと思いますがPMPの更新には3年間で60PDU(60時間分の教育・学習等に相当)が必要となります。

そのうち、実務で8PDU登録が可能ですので、これは何はともあプロジェクトの内容をまとめてPMI.orgで記載して登録する必要があります。

60-8=52PDUのうち、24PDU以上は教育により取得する必要があり、残り(最大28PDU)は自習してその内容を登録すれば良い形になります。

 

教育により取得する24PDUは、以下3種類をそれぞれ8ずつ集める必要があります。

・Technical

・Leadership

・Strategic and Business

この部分がコスト的におそらくもっとも懸念される部分かと思います。通常の教育を受講するにせよ、eラーニングやPDU付き教材を買うといった方法をとるにせよ、コストがかかるのではないか、と私は思っていましたが、どうもそうではないのです。

 

ポイントはPMI.orgが取得した(?)projetmanagement.comというウェブサイトにあります。

https://www.projectmanagement.com/

こちらのウェブサイトにPMI.orgのアカウントでログインしでeラーニング(ビデオ)を見ると自動的にPMI.orgの方に反映されてPDUがたまるという旨い話があるのです。

PMI会員かどうかでみられる動画が違うのと、日本語の動画も若干あるのでその見方など紹介したいと思います。

 

1.まずはprojectmanagement.comにログインします。

(1)ブラウザで接続します。

https://www.projectmanagement.com/

(2)Loginをクリックします。

(3)Login in with PMIをクリックする。

(4)PMI.orgのユーザ名とパスワードを入力してLog inをクリックする。

(5)プロフィール情報を入力する。

First Name 名前
Last Name 苗字
Email
Pick a username このサイトで利用するユーザ名
Password
Job Function 仕事の内容
Company Size 会社の規模
Country 国
Zip 郵便番号 ※任意なので空欄で良いと思います。

Please send me offers from ProjectManagement.com partners. お得な情報をもらうか。
Newsletter 定期的なメールマガジン
I agree to the terms and conditions of the Projectmanagement.com User Agreement. チェックを入れる。
(6)トップ画面に戻ったらWebinarsをクリックした後、On Demand Webinarsをクリックします。

WebinarというのはWeb上のSeminarを略した言葉のようです。

(7)ACCESSのところのFreeにチェックを入れます。

上の検索窓みたいなところでJapaneseと入力して検索すると日本語のコンテンツが出てくる・・・・・・はずです。

(8)現状はThe Coveの監督のWebinarしか出てきません。PMI.orgというのはくそみたいなレイシスト実に日本の環境のことを憂慮してくれているんですね。ありがたいです。

 

(9)あとは48時間ほどするとPMI.orgの方に反映されます。

昨年2015年が
CACCのB
今年2016年は
ABCAのB
という結果でした。

忙しいというのは言い訳にならないと思っていて、健康維持(心身の)、家族、仕事とあってその次なのでどうしてもこの程度の結果になったということです。
あとはコントロール力があれば何とかこぎつけられたかと思いますが性能が足りなかった。
試験としては、賭博的な部分はあるが(私の見立てでは、ある程度の整合性があれば点数大盤振る舞いしてる気がするが)、歯が立たないというわけではない気がしています。

ふとURLを見ていて気付きましたが、合格発表というのはローマ字で書くと
Goukaku Happyouなのね。
中にHappyが隠れてる。
残業するなと言うだけで残業減るなら過労死は起きないのではないか、と思う。
言われた瞬間、突然効率が上がって定時で上がれるようになるわけ無いんだし。

同じクオリティで仕事するなら総工数下がるから人の頭数増やすのは絶対必要だし、それが整うまではクオリティ下げるしか無い。
だからこういう場合、私は偉い人にはまずクライアントに土下座してクオリティへの影響を説明してきてほしい。
★★★解答速報

大原 解答速報 10/25 17:00
http://www.o-hara.ac.jp/best/chusho/sokuhou2/

TAC 解答速報 10/26 19:00
http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/chusho/index2.html

AAS 解答速報 11/4
https://www.aas-clover.com/testinfo/sokuhou-2

★★無料添削

LEC 採点サービス 添削なし 10/25 16:00
http://www.lec-jp.com/shindanshi/juken/2ji/abcd/

サクセスレッスンアトリエ 採点てんさく
http://slat.co.jp/h28-second-exam-free-scoring/

☆講評、郵送

LEC 講評pdf
http://www.lec-jp.com/shindanshi/juken/2ji/comment/

クレアール 模範解答郵送申込み
https://www.crear-ac.co.jp/shindanshi/kaito/

MMC 模範解答 郵送 
http://www.mmc-web.net

誤字、字余りは気にしないでください。


事例4
第1問

設問1
有形固定資産回転率 ⒈77回
流動比率55.70%
売上高経常利益率2.87%

設問2
本社用の土地を購入したことと、その土地が営業に供されていないことが原因である。また、不振店舗の付属設備、器具の減損の影響で利益率が低い。
※後半の問題の表の注で、昨年開店した店の設備、器具を減損した旨、言及されていることから


第2問 ※カッコでくくったものは解答用紙に埋め込まれていた項目
設問1
税引前当期純利益 (39)
減価償却費 36
減損損失 (56)
営業外収益 8
営業外費用 △20
売上高債権の増減額 △1
棚卸資産の増減額 △3
仕入債務の増減額 3
その他 (13)
小計 131
利息及び配当金の受取額 (ー)
利息の支払額 (△4)
法人税等の支払額 (△35)
営業活動によるキャッシュフロー 92

設問2
マル1
(a)
土地
当初 金額(ー320) 現在価値 ー320
六年後 金額 320 現在価値 226
建物
一年後 金額 (ー470) 現在価値 ー443
六年後 金額 375 現在価値 264

第3問
(a)
限界利益49ー個別固定費40=貢献利益9
(b)
閉店すべきではない。閉店した場合、共通固定費を他店舗で負担する必要が生じるため、全体でみると損失となる。

第4問
設問1
店舗で直接受ける場合に比べて機会損失が小さくなり利益につながっているが、システム利用料や予約管理の人件費がかかっている。

設問2
マル1
変動比率0.5から、430÷0.5=860
マル2
(430ー8)÷(1ー0.494)ー860
=833.992ー860
=ー26
26(低下)
マル3
430÷(1ー0.494)ー860
=849.809ー860
=ー10
10(低下)

誤字や字余りは気にしないでください。

事例3
全般的によくわからない。会社に問題がありすぎる。
特に問題は管理会計的観点で見たくなる点が多いし、人材配置もむちゃくちゃ。

一次試験の知識全く使えず、多分足切り。

第1問
(a)
x社を母体としていることで、一部安価に仕入れが行えるとともに財務面での保証がある。
(b)
営業赤字である点と、その状況を数年にわたって改善できない低い技術力。

第2問

最大の問題は三ヶ月の休業期間があり固定資産が非効率的な運用を強いられていることである。このため、リソースを確保して通年での稼働を行う。製造グループが3つに分割されているが統合して一括して仕入れ、配送手配を行うことでボリュームディスカウントを要求する。全体で一括して生産管理を行うことで人件費を抑制する。

第3問

ABC分析を行う。カット形状不均一、鮮度劣化、異物混入で80%以上の問題を生じているため、特性要因図から品質意識の向上を図るとともに作業標準やルールを作成して教育を行う。
品質管理部署の設置も検討する。

※ABC分析ではなくパレート分析だった。

第4問
サラダ用、調理用カット野菜パック事業に進出する。ホットキッチン事業は財政的、技術的ハードルが高いが、カット野菜パック事業はギャップが小さく、付加価値は高まり、また、設備の遊休時間を有効活用できるため大きな収益改善効果が期待できる。製造面の改善とともに、営業要員の育成も必要となる。

(事例1じゃないんだから営業の話なぞしたくないが思いついたので書いてしまった)