春の土用に食べたい!胃腸を労る旬の野菜 | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

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浸入奇胎の治療後→胞状奇胎の再発を東洋医学で克服。
体が整えば心も日常も整い始める!/薬膳食療法専門指導士、看護師




こんにちは

予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎





    







  ​季節の変わり目の体調不良






暦の上では4/20頃〜5/5の立夏前までを

“穀雨”(こくう)というだけあって

雨の日や曇り空が多いこの頃ですね〜






そして今は“春の土用”

春から夏へ向けての季節の変わり目です!






もう夏なん⁉︎

春はどこ行った⁉︎と言いたくなるような

季節感の日々ですが泣き笑い






『土用』というと

土用の丑の日にうなぎを食べるイメージですが

実は、土用は

「各季節の終わり18日間のこと」なので

春、夏、秋、冬と4回あるんです指差し






まさに季節の変わり目!

この季節の変わり目に

体調を崩す人が

めちゃくちゃ増えるんですガーン






私の周りでも今、風邪を引いたり

夜になると熱が出たり頭が痛くなるという人が

増えています。






そもそもこの時期は

脾(胃腸)の疲れが出やすく

脾が苦手な湿気や冷えが増えやすい食事を

普段からしている人が体調を崩しやすい

と言われています悲しい






湿気や冷えが増えやすい食生活とは


•冷たいもの

•甘いもの

•生もの

•暴飲暴食

•味の濃いもの

•揚げ物


などの常食や摂り過ぎのこと。







『土用』の土は、中医学では

体の中の【脾】が当てはまる場所です!








脾(胃腸)は私たちが食べた飲食物が

一番最初に入ってきて

エネルギー源を作り出す場所で

健康な体の土台とも言える大事な臓腑。






そして、脾は別名

『生痰の源』とも呼ばれていて

脾の機能が低下している人は

“痰湿”というネバネバベトベトした老廃物を

溜めやすくなります。






この痰湿が多い人は

痰が絡む、鼻が詰まる、むくみやすい

雨の日に体調が悪くなる、頭痛や頭重感

関節痛、乗り物酔い、めまい、下痢、花粉症

などのさまざまな症状に発展していきますガーン






雨の日が続いている今日この頃と

土用の時期が重なる今は

こうして体調を崩してしまう人が

増えてしまうんですね悲しい






とにもかくにも!

脾の弱りから不調が起こりやすいので

いつも以上に労わってあげる事が大切です!






  ​今が旬のお馴染み野菜!





脾を労わる食材で

今が旬を迎えているのが




キャベツ








春キャベツがスーパーにも

山積みになって並んでいますね〜






キャベツは胃腸が弱り疲れた体の疲労回復に

もってこいな野菜なんですウインク

“胃腸の働きを高める天然の胃腸薬”

とも言われています!






胃もたれや胃の不快感が強い人は

千切りキャベツと紫蘇を合わせてサラダで

食べるのがオススメです!





紫蘇には消化を促進してくれる働きがあり

キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は

加熱すると壊れてしまうので

生で食べるのが効果的ですウインク






また、

キャベツは五臓全ての働きを高めてくれるので

スープや炒め物など色んなレパートリーで

日々の食事に取り入れるのが

虚弱体質の人や子どもにもオススメですよ!







色んな不調の根本原因になってくるのが

脾の弱りです悲しい

別に胃は痛くない、食欲はある、など

ダイレクトに胃腸の不調症状がなくても

土用の期間はいつも頑張ってくれている胃腸を

労ってケアしてあげましょう照れ