子どもの口内炎を早く治してあげたい! | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

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東洋医学×西洋医学の良いとこどりで心•体•日常を整える。
浸入奇胎後、胞状奇胎の再発を東洋医学で克服。/薬膳食療法専門指導士、看護師




こんにちは

予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎





    








  こんな時こそ薬膳の知恵!







「かあちゃん、お口痛いねん〜」

4歳の息子が口を押さえながら

そう言ってきました。




見てみると、上歯茎に白い口内炎が!

小さな口の中に出来た口内炎は

一段と大きく見えましたT_T




これは早く治してあげねば!!!

子どものことになると

自分の体調不良よりも頭の回転も行動も

スピード感が増しますね 笑









一般的に、口内炎の原因は


•ストレス

•口の中を噛んで傷が出来て細菌感染した

•疲労

•栄養不足


などと、言われる事が多いですが





中医学では、口内炎は


「胃の湿熱」


と考えます!




暴飲暴食、辛い刺激物、アルコール、揚げ物

などをたくさん食べると

胃に余分な熱がこもってしまいます。




胃に溜まった余分な熱が上がってきて

口の中で粘膜に炎症を起こすんですね。




で、息子の場合は何かな?

と生活を振り返ってみると

思い当たることといえば




食事で考えられることは

パン食が続いていたことかなー?と。




辛いものはまだ食べられないし

カレーも揚げ物もここ数日は食べてない…




息子はパンが好きで

朝ごはんもパンの方が食いつきが良いので

余裕のない朝は簡単なパンになりがちなんです。




でも、パン(小麦)は“湿”を溜めやすいので

お米の割合を増やしたいと思って

米粉蒸しパンにしたりと工夫はしてますが

最近はホットケーキだったり小麦が

続いていたなぁ…と。




そして、子どもの性質として


肝と心は常にあり余る(実)

脾と肺と腎は常に不足する(虚)


と考える中医学では




熱の持ちやすさと水巡りの悪さの

両方を兼ね備えているのが

子どもの体です。




パン食が続いて脾に湿が溜まり

そこに熱を持ったのかなぁ?

というのが一番に思い当たりました。




パンだけじゃなく、我が家はみんな

甘いものが好きで普段からおやつも食べるから

日々、気をつけてはいたんですが…

バランスが偏ったのかもしれません。










  ​食べさせたい食材は?






そこで私が買いに走ったのが


トマト








トマトは、


胃の熱を冷まし

消化を助けてくれる効能


があります。




トマトの酸味が口内炎にしみて嫌がるかなぁ?

と思いましたが、その心配もなく

パクパク食べてくれました^ ^




そしてやっぱり大事なのは

プラスだけじゃなくてマイナス



口内炎が治るまでは特にお米中心の食事と

脾胃に熱がこもらないような

熱を冷ましてくれる食材を取り入れながら

食事を作ろうと思います。




急に気温が暖かくなって

自律神経や体のバランスも崩れやすい時期。




走り回る子どもを見ていると

ほんまに元気やなぁ〜、ついて行かれへん…

と、思うことがしばしばありますが




まだまだ未熟な子どもの体には

大人よりも影響やストレスは

かかりやすいんだなぁとも感じます。









朝起きてきて

「お口、治ってる?」と

息子が見せにきました。




前日よりも口内炎が小さくなっていたので

それを伝えると

「そうやろ?もう痛くないもん!」と 笑




そんなに早くは治らへんけど

痛くないなら良かった^ ^

数日、どんな変化があるのか

観察しようと思います!