「フリーズドライ」は英語?

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Hello everyone!
 
こちらは友人からもらったスナック:
 

 

ついにフリーズドライの釜めしができたのか!!
 
と思ったらポップコーンでした(笑)
ありがとう、Pちゃん。
 
この"freeze-dry [freeze dry]"は動詞です。
 
意味は「(食べ物など)をフリーズドライにする、凍結乾燥させる」なので、もし本当にフリーズドライの釜めしが存在するなら英語では"freeze-dried kamameshi"(フリーズドライされた釜めし)となります。
 
ここでの"freeze-dried"は過去形ではなく形容詞の役割をする分詞、過去分詞です。同じ過去分詞でも、役割はいろいろあります。以下を参考にしてください:
 
・I freeze-dried strawberries yesterday.(こちらは動詞の過去形)(昨日いちごをフリーズドライした。)
・I have just freeze-dried strawberries.(have+過去分詞で動詞の現在完了形)(ちょうどいちごをフリーズドライしたところだ。)
・I love freeze-dried strawberries.(形容詞の役割をする過去分詞)(フリーズドライのいちごが好きだ。)
・Strawberries can be freeze-dried at home.(この過去分詞は受動態の役割)(いちごは家でもフリーズドライにできる。)
 
ついでに動詞の"~ing"形のいろいろな役割も記しておきます:
 
・I am freeze-drying strawberries now.(動詞の進行形)(今いちごをフリーズドライしているところだ。)
・We sell freeze-drying equipment.(形容詞の役割をする現在分詞)(弊社はフリーズドライの機器を販売している。)
Freeze-drying is a method to dry foods at low temperatures.(名詞の役割をする動名詞)(フリーズドライは低温で食品を乾燥させる方法だ。)*厳密にはfreeze-dryingは「フリーズドライにすること」
 
 
ちなみに、「釜めし」は日本特有の食べ物なので説明が必要です。以下、簡単な説明の例です。
 
Kamameshi is a rice dish topped with vegetables, meat, seafood, or other ingredients and served in a small ceramic/iron pot.
 
“Kama” means “cauldron” or “pot.”
“Meshi” means “rice.”
 
 
「フリーズドライの釜めし」のように、"~ed"を省略して和製英語になってしまった単語は他にもあります。
 
★「アイスコーヒー」は"iced coffee"
"ice"には名詞「氷」のほか、動詞「〜を凍らす」の意味もあります。
 
★「スクランブルエッグ」は"scrambled eggs"
"scramble"は動詞では「〜をかきまわす、ごちゃまぜにする;〜を混乱させる」、名詞では「ごちゃまぜ;奪い合い」。渋谷のスクランブル交差点は、"Shibuya (Scramble) Crossing"などと呼ばれています。
 
 
昔、信越本線の横川駅にて乗っている電車が峠を越えるための補機連結作業を行っている間、母がおぎのやの駅弁を買ってくれたものです。大雪の時は1時間くらい待った記憶がありますが、文句をいう人など誰もおらず、本当にのんびりしていました。懐かしいです。