出来れば後半を読んでほしいです。
塩分と寿命の事を少し書いています。
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体内に有る塩分の働きは、食べ物の消化を助 けたり、細胞を守ったり、体の状態を整える大 切なはたらきをしています。
また、塩の成分で あるナトリウムは、神経や筋肉のはたらきを 調整しています。
と、キッズ新聞では紹介されています。
この様な大切な塩分ですが、取り過ぎには要注意。
 
厚労省の食事摂取基準(2020年版)では、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満と設定されています。
 
私は慢性腎不全でドクターから一日の塩分は4.5g以下にするように言われています。
毎日、カロリー・塩分・タンパク質・カリウムのチェックをして、約3年になります。
 
ところが今年に入って1日の平均が3.88g。
最近10日間平均は3.44g。
一寸少ない感じがします。
これでは電解質にバランスが崩れそう。
(この方面の専門家ではないので分かりませんが)
 
 
そこで、制限フリーを利用して、と思ってシミュレーションをしました。
本来なら、制限フリーですから何も思わず食べればいいのですが、もう完全に成分チェックが沁み込んでしまっています。
 
年末からずっと食べたかった、豚骨パイタンとミニ唐揚げ丼のset。
(過去画像から)
 
豚骨パイタンは、(麺230g・チャーシュー30g・卵1/2、30g・スープ30g他は野菜」)ざっくり計算して440㎉・タンパク質20.5g・塩分1.95g・カリウム278㎎。
ミニ唐揚げ丼は、(ライス150g・唐揚げ40g・半熟卵50g・イモ天20g・タレ)で448㎉・タンパク質15.1g・塩分1.1g・カリウム76㎎)
なので、パイタンのチャーシューと卵を止めたらいいかな。
と、シミュレーションした通りにオーダーをしました。
 
「豚骨パイタンのチャーシューと卵を止めて、もやしを少し増やしてもらえたら嬉しいけど」、と言ったら「良いですよ」と交渉成立(食品ロスをなくすために)。
で、「ミニ唐揚げ丼を付けてください」。
「これは売り切れなんです、御免なさい」って。
シミュレーションが崩壊した瞬間でした。
まだ開店して5分も経っていないのに、と思う事もなく「餃子を下さい」と言ってしまった私。
 
はい、こう言うのが届きました。
麺とモヤシのパイタン。
もう、もやしラーメンじゃ~~。
何故あの時、唐揚げ丼が無いならラーメンはそのままで、と言わなかったのかな。
スープは殆ど飲みません。
具材に絡まった量だけなので30g位で計算しています。
総カロリーは479㎉・タンパク質17g・塩分は多めに見積もって2.1g・カリウム298㎎。
 
 
結局1日の成分は、総カロリー1814㎉。タンパク質61.17g(約10gオーバー)塩分4.3g(4.5gより少ない)カリウム1770mg(問題なし)
 
蛋白質が少しオーバーしただけで全然成分フリーにはなりませんでした。
 
 
*ところで皆さん、塩分4.5gってどんな物か分かりますか。
もやし・しょうゆラーメン、6.6g
五目ラーメン、8.4g
(スープも全部飲んだ場合)
回転寿司の握り2貫一皿は、平均0.5gなので9皿(18貫)
ハンバーグ類は平均4g以下。
こう言うのを一回食べると、一日分の塩分に相当する事になります。
 
難しいでしょう。
 
 
こういう塩分制限生活にならない為にも、日頃から塩分控えめにして、楽しい食生活が送れるようにしましょうね。
 
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疑問が無いわけでもないのですけどね。
日本人の塩分摂取量は世界4番目。(タイ・韓国・シンガポールの次)
なのに世界一の長寿国。
 
WHOが発表した2022年版の世界保健統計(World Health Statistics)によると、男女平均の健康寿命が最も長い国は日本で74.1歳。 2位がシンガポールで73.6歳、3位が韓国で73.1歳。
 
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。
 
と言う事は、平均寿命から健康寿命を差し引いた年数は、病気等で日常生活が制限されていると言う事。
と言う事は、要介護者・寝たきり・認知症等と言う事?。
 
 
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因みに、日本の平均寿命と健康寿命の差:2019年

 平均寿命と健康寿命

 
日本は欧米各国と比べて6年以上も長いそうです。
 
因みに
シンガポールは9.62年。
韓国は10.2年。
 
これだけで結論付けられませんが、塩分摂取が多い国の人は人生の後半10年間は認知症か要介護・寝たきりと言う事ですか?。(塩分と認知症は関係ないと思います)
 
高度医療が受けられる賜物でしょうけど、私は嫌だな。
家族にとっては㏠でも長生きして欲しいでしょうが、寝たきりって本人は苦痛でしかないような気がして。
 
医療費も高騰して、働き盛りの人にしわ寄せは行くし。
 
 
塩分摂取量が多い国が長寿国と思ったけど、嫌なデーターですね。
塩分だけが問題とは思いません。
糖質脂質の取り過ぎも注意しましょう。
 
 
人生は、シミュレーション通りには行きません。
でも、日頃の食生活・運動その他諸々に気を付ければ、理想に近づけるかも。

 

 

これが理想です、が。