良 塩  -65ページ目

水分を摂りすぎてませんか~?!

水分は私達の体にとって必要不可欠なものですよね?!

でも、水も摂りすぎると体を冷やしてしまうということをご存知でしたか?

現代医学では水分を摂れば、必ず排出されるとして、水分を多く摂れなんてことを言ってい

ますが、水分は飲めば必ず出るというものではないのです。

体内に水分を多く摂り、排出できないと体が冷えて、免疫力が低下してしまいます。

東洋医学では、体の中に水を溜め込んでいることで発症している病気のことを水毒(水過剰)と言

っています。

偏頭痛、結膜炎、鼻炎、喘息、アトピー等のアレルギー疾患等は全て水毒(水過剰)のために表れる現象

だとされています。

偏頭痛もちの人が嘔吐することがあると言いますが、水分を捨てて体を温め、偏頭痛を治そうとし

ている様子ですし、鼻炎や喘息、アトピーの方なんかも鼻水やせき等なんらかの形で体の中の水分をだそ

うとしていますよね。

大病のときなんかに寝汗をかいたりするのも体内の余分な水分を捨て、体を温めて病気と闘おうとしてい

る状態だし、風邪をひいてくしゃみや鼻水をだすのも水分を捨てて体を温め、冷えの病気である風邪を治

そうとしている様子です。


水、お茶、コーヒー、清涼飲料水なんかは体を冷やします。

腸が冷えれば、血液への水分の吸収が悪くなるし、体の中の細胞も血液から水を吸い上げる力も低下する

し、腎臓から尿として水分を出す力も落ちるので、体内に水がたまり水毒を起こしてしまいます。

紅茶やハーブティー、塩を少し入れた白湯等、体を温め利尿作用のあるものが水分補給には大切なのです

紅茶やハーブティーなんかにも少々の塩を加えるだけで、水分の吸収、利尿がよくなります。

血栓を防いだり、血液をサラサラにできる水分の補給も、体を温めて、腎血流をよくして、発汗や

排尿をうながしてくれる水分(体にたまらないような水分)を補ってなげないと意味がありません。


1日2ℓの水を飲めばいいとか、飲みたくもないのにペットボトルを持ちあるいて水分補給している方や

ダイエットのために水をたくさん摂られてる方、アレルルギーの方で水をよく摂られてる方なんかは一度

自分がどういう水分を摂っているのかというのも考えられてはどうですか~~?^^

水分の摂り方を変えるだけでも、体になんらかの形で反応がでてくるはずですっ!

韓国 新安郡都草島(トチョド)の塩 ■天日海塩&アッケシソウ塩■
↑私オススメのアッケシソウ塩。
料理に使うのはもちろん、普段の水分補給にもこのアッケシソウ塩を少し入れて飲んでみては如何?

アッケシソウ(さんご草)についての記事 ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/ii_sio/8163804.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ii_sio/1203291.html


                  ***** 無断での写真の転載はやめてね *****

                    参考文献-塩をしっかり摂れば病気は治る-

隠れ冷え性とは?

先日の続きで、冷え性ではない若しくは、冷え性の自覚がない人でも、実は体が冷えているために様々な

病気を招いている人もいるのです。

お肉や、たまご、チーズをはじめ、塩分の濃い食べ物を食べ過ぎて起こる病気を漢方では陽性病といいま

す。

体内に、栄養過剰物と熱を溜め込んで起こる病気です。

高血圧(塩分を溜め込む)や脳梗塞、心筋梗塞などの血栓病(脂肪、コレステロールを溜め込む)、痛風

(尿酸を溜め込む)、糖尿病(糖分を溜め込む)、脂肪肝(脂肪を溜め込む)、胆石(コレステロールを

溜め込む)、肺、大腸、すい臓、乳がん、卵巣、子宮、前立腺などにできる欧米型のガン(脂肪過剰)な

などが、そうです。

これらの病気の方々は、先日紹介した、体を冷やす食べ物(陰性食品)を中心に食べれば、病気治癒の

促進につながるというわけなのですが、これらの病気を患っている人の中にも実は熱を溜め込んでいるの

ではなく、体が冷えているために、体の中の栄養過剰物や熱をうまく代謝(排出)できず、悪いものが体

の中に溜まった状態となり、病気を招いてるというのです。

隠れ冷え性とは、こういう方々のことなのです。


例えば、石油ストーブに石油を入れて、どんどん燃やせば石油はなくなりますが、燃やしている最中に、

水をかけたり、冷凍庫にストーブを入れると火が消えて石油だけが残ってしまいますよね?!

これを人間の体としてみてみると、石油に当たるのが、糖、(中性)脂肪、コレステロールなどです。

体を冷やしたり、水分を摂りすぎたりしていると、糖や脂肪、コレステロールが燃えずに体内に残るこ

とになります。それが、高血糖(糖尿病)、高脂血症(動脈硬化→血栓症)、脂肪肝となるわけです。

体の中の臓器は熱で働いているので、冷やされると十分な働きができなくなり、重要な排出ができなく

なるのです。

その他の高血圧や痛風等、ずんぐりむっくりの赤ら顔のおじさんがかかっているなら、陽性病と考えて

いいでしょうが、色白、面長、白髪、目が大きくて2重まぶた、長身.....といった陰性体質の男の人や

女性が一見、陽性病と思われる病気にかかっているのであれば、熱不足(冷え)からくる、栄養過剰物質

(糖や脂肪、尿酸など)の燃焼や排出の低下が原因とみて、体を温めてくれる塩分のきいた食べ物や、根

菜類、動物性の食品などの陽性食品を摂って体を温めてあげるのが重要になってきます。



体にいい食べ物を摂ることも大事ですが、その前にだすことが大事です。

そのために、体をしっかり温めて新陳代謝をよくしておくことが大切なのです。

塩のきいた食べ物が果たす役目

塩は体を温めます。

東北の方々は塩の効いた食べ物を食すると言いますが、暖房が発達していなかった時代の東北の冬を乗り

切るには、体を温める塩が必要でした。

日本の他の地域の人々よりも東北の方々の平均寿命は少し短い傾向はあったようですが、それは、決して

塩分の摂り過ぎでではなく、以前にも記事にさせて頂いたことがあるのですが、当時の農家の便所は母屋

から離れた別棟に作られていて、冬はいろりで暖をとっているが便所へ行くには雪の積もった庭を通り、

寒い風が吹き通る便所でお尻をださなければならなかったためにこの極端な温度差が、高率の脳卒中を

発生させたのです。

こちらの記事を参考 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/ii_sio/4112711.html


もし、塩分の濃い食べ物を食べていなかったら、脳卒中で倒れる前に冷えからくる肺炎、結核、リ

ウマチ、下痢、膠原病、精神疾患なんかにかかって、早死していただろうとされています。


暖かい西日本の関西がうす味で、比較的寒い東日本、関東が濃い味になるのも、この理屈からなのです。


冷え症の人は、塩気を食べてもいいのですよ~!というより、食べないと健康が保てないでしょ

う。

塩は、ずんぐりむっくりな赤ら顔の高血圧のおじさんと言われる陽性体質(体の温かい体質)の人には

よくありません。

(陽性体質、陰性体質に関する記事 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/ii_sio/7904436.html)


もともと体を温める食品(陽性食品)は、ナトリウムが多く含まれていて、その代表になるのが、

です。

体を冷やす食品(陰性食品)は、カリウムが多く含まれていて、その代表になるのが、酢です。

塩を酢のバランスがとれているということで、「いい塩梅(あんばい)」という言葉もありますよね^^

(昔、梅酒を作るのに、酢を使っていたようです)

体を温めもしない、冷やしもしない食べ物は間性食品と呼ばれています。

玄米、玄麦、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモ、アワ、キビ、ヒエ、そば、黒砂糖、蜂蜜、カボチ

ャ、いちご、りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、さつまいもなどが間性食品とされていて、どのよ

うな時でも、誰が食べても健康な食物ということになってます。


肉や卵、チーズ、魚介類、塩のきいた食べ物を食べ過ぎて、陽性過剰(ナトリウム過剰、熱過剰)の体質

になり、陽性過剰病(高血圧、痛風、脂肪肝、肺がん、大腸がん、すい臓がんだどの欧米型がん等)の方

は、カリウムの多い陰性食品をしっかり食べれば、健康増進、病気治癒の促進につながるし、逆に陰性過

剰病(風邪、低血圧、リウマチ、精神病、むくみ、アレルギー等)の方は体を温める陽性食品をしっかり

食べれば健康増進、病気治癒の促進になるという考えが漢方医学の考えです。


陽、陰の全ての事象表を参考にしてくださいませ~~^_^



               陽性                    陰性



宇宙           太陽、夏、昼                 月、冬、夜



色            赤、黒、橙、黄               青、白、緑、藍




体質           男性、特にハゲ頭             女性、男性でも白髪
              暑がり、血圧高め        冷え性、低血圧、下痢
             筋力あり、活発               体力ない、朝が弱い
             便秘がち




かかりやすい病気    高血圧、心筋梗塞、脳梗塞      低血圧、下痢、肺炎、胃炎、胃がん
            脂肪肝、肝炎、痛風         乳がん、子宮がん、うつ病、リウマチ
            欧米型のガン            自律神経失調症、膠原病、貧血、風邪
            糖尿病               胃潰瘍、便秘、卵巣がん、精神病
                              アレルギー、腎臓病、白血病




食べ物         塩(自然海塩)、梅干、漬物     パン、牛乳、酢、植物油、バター
            味噌、醤油、チーズ、肉類、卵    精白砂糖、カレー、清涼飲料水、
            魚介類、魚、日本酒、赤ワイン    ビール、ウイスキー、コーヒー、緑茶
            焼酎のお湯割り、ねぎ、玉ねぎ    菓子類、ケーキ、豆腐、トマト、
            にら、にんにく、生姜、根菜類    熱帯、温帯(南方)の果物 など
            にんじん、小豆、黒豆、黒ごま
            紅茶 など



陰性体質の方が、陰性の食べ物を食べたい時なんかは、熱か塩を加えて食べると陽性に変わるし、陽性体

質の方が陰性の食品を食べたい時は、酢のものなんかにして食べると陰性に変わります^^

昔、スイカやトマト、キュウリなんかに塩をかけて食べていたのも、陰性を陽性に変える役割があったの

かもしれませんね♪ 

上の表どおり全てがうまくいけばいいのですが、陽性過剰病とされている高血圧や心筋梗塞、脳梗塞、欧

米型のがん、糖尿病、痛風の方の中にも陰性とされている冷え性(隠れ冷え性)の方も多く見られるとの

ことです。

また、後日この隠れ冷え性についてUPさせて頂きますね *^^*