さとう式リンパケアのセルフケアレッスンをしていると、
こんなことを耳にすることがあります。
以前はヨガやストレッチをやっていたんですけど、
痛めることが多かったんです。
それも体が変わる過程かなとも思っていたんですけど、
やっぱり痛めるって、
よくないんじゃないかという思いが消えなくて。
結局、ヨガもストレッチも辞めたんです。
そんなお話から、
今日は、体の仕組み(解剖学)について解説します。
決して、
誰かを否定したいわけではありません。
ご自身に合うものを見つけてほしい、
という意図です。
ストレッチの「気持ちいい」は、全員同じ意味じゃない
「伸びる〜気持ちいい〜」というあの感覚。
ヨガやストレッチをしていると、
誰もが一度は感じたことがあると思います。
でも実は、この「気持ちいい」、
体にとって同じ意味を持っているとは限りません。
一時的に緩む反応と、根本の変化は別物
体には、筋肉がグッと伸ばされたときに、
一時的に力を抜く仕組みが備わっています。
ストレッチで「抜けた」「緩んだ」と感じる、
あの感覚の正体はこれです。
ただしこれはあくまで一時的な反応で、
数時間もすれば体はまた元の緊張レベルに戻っていきます。
ストレッチをした瞬間の心地よさと、
体質そのものが変わったかどうかは、
実は別のところにある話なのです。
緊張体質の人ほど、気持ちよさを強く感じてしまう
ここで少しやっかいなことが起こります。
もともと緊張が強い体質の方ほど、
この一時的な緩みの落差を大きく感じやすい、
ということです。
つまり「気持ちいい」を一番強く感じているのは、
実は一番無理をしている人だったりします。
緊張体質だからこそ、
ストレッチの解放感が人一倍気持ちよく感じられて、
つい続けてしまう。
そんな構造があるのです。
痛みに気づける人と、気づけない人がいる
痛みという警告サインが出れば、
まだそこで立ち止まることができます。
でも、体の感覚が鈍いタイプの方は、
その警告すら受け取りにくいことがあります。
気持ちよさだけを頼りに続けているうちに、
気づかないところで少しずつ体に負担が積み重なっていく。
以前、
ヨガを始めてから体の不調を訴えるようになった知り合いがいました。
本人は「気持ちいいから続けている」と、
いたって前向きでした。
誰かを否定したいわけではありません。
ただ、気持ちよさと体にとっての良さが、
いつも同じ方向を向いているとは限らない、
ということを知っておいてほしいのです。
瀬田・醍醐で伝えている「地味だけど根本」という選び方
さとう式リンパケアは、
正直に言うと地味です。
伸びる感じも、
揉まれる強さもほとんどありません。
それでも続けている理由は、
緊張の根っこそのものに働きかけているからです。
強い刺激で気持ちよくなることを否定するつもりはありません。
ただ、
緊張体質の自覚がある方は、
「気持ちいいから」だけを判断基準にせず、
その心地よさが一時的なものなのか、
根本からの変化なのか、
一度立ち止まって考えてみてもいいのかもしれません。
緊張体質について詳しく知りたい方はこちらへ。
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