ある日の教室で、生徒さんが
「日によって字が変わるんです」と話してくれました。
私も心当たりがあって、つい「あるある〜!」と返事(笑)。
きれいに書ける日と、なんだか落ち着かなくて字が乱れる日。
これって、実は自律神経の影響が出てるかもしれないんです。
例えば、緊張して交感神経が優位になると、
手が震えたり筆圧が強くなったりします。
逆にリラックスして副交感神経が働いていると、
筆圧が弱まってふわっとした字になりやすい。
研究でも、不安傾向のある人は字の揺れが出やすいとか、
疲労がたまっている日は字のスピードや形が崩れる、
という報告があるんですよ。
思い返すと、私も台本代わりに
パソコンでプリントした教室メモは、
整いすぎて逆に読みにくかった。
でも、手書きで白紙にざっくり書いたものは、
自然に目が追えてスムーズに進行できたんです。
これは「ちょっと乱れがある方が脳が活性化して読みやすい」
という、人間の特性も関係しているのかも。
字と体調はつながっている
生徒さんの中にも
「今日は字が小さくて力が入らない」と言う方がいました。
これは、体の疲れや気分の落ち込みが、
無意識に字のサイズや筆圧に出ているサイン。
つまり「字=その日の自分の体調バロメーター」と考えると、
面白いし役立つんです。
だからもし今日の自分の字が「なんか変やな」と思ったら、
体からのメッセージやと思ってください。
整えパート
ここで簡単にできるセルフケアを紹介します。
手の甲から腕にかけて、
なでるようにゆっくり撫で下ろしてください。
強くこするのではなく、「そよ風が通る」くらいの軽さで。
これだけで腕や肩の緊張がゆるみ、
交感神経の過緊張が落ち着いて、
副交感神経が働きやすくなります。
字がきれいに書けない日、
気持ちが落ち着かない日には特におすすめ。
実際にやると「あれ?ちょっと手が軽い」「呼吸が深くなった」
と感じるはずです。
おわりに
字の変化は、体調や自律神経の小さなサイン。
無理に「きれいに書こう」とするよりも、
「あ、今日はこんな状態なんやな」と気づいて、
体をゆるめる方がずっと健やかです。
教室でも、こうした日常の気づきから
ケアにつなげるお話をよくしています。
興味のある方は、ぜひ体験しに来てくださいね。
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