更年期、ホットフラッシュなのに手足が冷たいのはなぜ? 力を抜く教室草津市 | 「それ、ほんまに更年期?」疲れが取れない体に悩む人へ

「それ、ほんまに更年期?」疲れが取れない体に悩む人へ

からだの力が抜けないまま生きていた。
子どもの感覚過敏・自分の疲れ、全部体の緊張だった。
気づいてからのことを書いています。

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更年期になって、

「顔や上半身はカーッと熱い」

「汗も出る」

 

なのに、

「手足は冷たい」

という人がいます。

 

これ、なんでやろ?

 

私自身は、

ホットフラッシュが始まってから基本的に暑がりになって、

昔ほど冷えを感じなくなりました。

 

でも、同じ更年期でも

「ほてるのに手足は冷える」という人もいる。

 

じゃあ、

暑いのに、なんで冷たいん?

 

まず、「顔に血が集まるから手足が冷える」だけではない

これは最初に思いつきやすいですよね。

 

顔がカーッと熱くなる。

 

だから、

「顔に血が集まって、手足に血が行ってないんかな」

と。

 

ところが、

ホットフラッシュの研究を見てみると、

ちょっと話が違います。

 

ホットフラッシュの最中には、

指や足先を含めた皮膚の血流や皮膚温が上がることがあります。

 

体が熱を逃がそうとして、皮膚の血管を広げるからです。

 

つまり、

「ホットフラッシュ=上半身に血が集まって、下半身の血流がなくなる」

という単純な仕組みではありません。

 

ここ、ちょっと意外じゃない?

 

じゃあ、そもそもホットフラッシュって何?

私たちの体には、

 

体温が少しくらい変化しても、

いきなり汗を大量に出したり、

 

血管を大きく広げたりしない「許容幅」があります。

 

専門的には、

サーモニュートラルゾーンと呼ばれる範囲です。

 

簡単に言えば、

「このくらいの変化なら、まあそのままでええか」

と体が受け止められる範囲。

 

ところが更年期のホットフラッシュでは、

この体温調節の範囲が狭くなっていると考えられています。

 

そのため、

ほんの少し体温が変わる
↓
「暑い!」
↓
皮膚の血管を広げる
↓
汗を出す
↓
熱を逃がす

 

という反応が起こりやすくなる。

 

だからホットフラッシュは、

「ものすごく体温が上がったから汗が出る」

というより、

 

「ちょっとした変化に、熱を逃がす反応が大きく出やすくなっている」

というほうが近いんですね。

しかも、熱を逃がしたあとに「寒い!」となることも

実際、

「汗だくになったと思ったら、今度は急に寒い」

という更年期の体感はよく語られています。

 

そりゃそう。

 

体が、

「暑い!熱逃がさな!」

と、どーんと…あれ?今度ちょっと冷えた?」

 

となることもある。

 

体、忙しい(笑)。

 

じゃあ、ホットフラッシュ中なのに手足が冷たい人は?

ここは、

ひとつの原因だけで説明しないほうがいいところです。

 

ホットフラッシュ中そのものは、

手指や足先の血流・皮膚温が上がることがあります。

 

一方で、

更年期には日常的な「冷え」を感じる人もいますし、

「ほてり」と「冷え」が同時に訴えられることもあります。

 

更年期になったら全員が「暑い人」になるわけでも、

全員が「冷える人」になるわけでもない。

 

体温調節の仕組みが変化する中で、

感じ方や反応の出方には個人差があるんですね。

 

私みたいに、

「ホットフラッシュが始まったら、冷えを感じなくなった」

人もいる。

 

「ほてるのに、手足は冷える」

人もいる。

 

どっちもあり得る。

 

ここで、自律神経の話になる

体温調節では、

血管を広げたり縮めたり、

汗を出したり、

熱を逃がしたりする調節が行われます。

 

その調節に自律神経が関わっています。

 

でもね。

 

ここで、

「交感神経が働いたら悪い!」

にはしたくない。

 

交感神経は必要です。

 

朝起きる。

動く。

運動する。

びっくりする。

暑くなったら熱を逃がす。

 

体は、その都度ちゃんと反応しなあかん。

 

だから大事なのは、

必要に応じて、交感神経がしっかり反応して、

必要がなくなったら戻れること。

 

自律神経は「切り替え」が仕事

私は「自律神経を整える」という言葉も、

こう考えたほうが分かりやすいと思っています。

 

活動するときは、活動できる。

休むときは、休める。

暑いときは、熱を逃がす。

終わったら戻る。

 

この切り替えがしやすいこと。

 

それが、

体がええ感じに働くためには大事なんじゃないかな。

 

そのためにも、体を過緊張にしておかない

ここで、普段の体をちょっと見てみる。

 

肩に力が入ってない?

歯を食いしばってない?

お腹にずっと力が入ってない?

息を吐くより、吸うほうが多くなってない?

いつでも頑張れるように、体がずっと構えてない?

 

もちろん、

「過緊張がホットフラッシュの原因です」

という単純な話ではありません。

 

更年期のほてりには、

女性ホルモンの変化、体温調節の仕組み、神経系、血管反応など、

いろんな要素が関係している。

 

でも、普段から体がずっとガチガチに緊張しているより、

必要なときに働いて、必要がなくなったらゆるめる。

 

そんな状態のほうが、体は切り替えやすい。

 

なので、更年期のほてり・のぼせへの日常的な対処として、

身体の緊張をほぐす呼吸法や運動、

リラクセーションなどが有効なんですね。

 

多少の変化は、どんとこい

更年期になると、

「暑くならないようにしよう」

「冷えないようにしよう」

と、症状そのものを消したくなります。

 

でも、

暑がりになる人もいる。

冷えを感じる人もいる。

ほてるのに冷える人もいる。

 

なので、

暑くなったら、ちゃんと熱を逃がす。

冷えたら、ちゃんと守る。

そして、落ち着いたら戻る。

 

そのためにも、

ふれて。

なでて。

ゆらして。

体の過緊張をゆるめる。

 

「自律神経を整えなきゃ!」と、また頑張るんじゃなくて、

体が自分で調整する余地をつくる。

 

更年期の体を、ちょっとでも楽に扱う。

 

私は、そんなセルフケアが大事やと思っています。

 

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私の教室では、

ふれて、なでて、ゆらして。

 

強く揉んだり、無理に伸ばしたりするのではなく、

体の緊張をゆるめるセルフケアを一緒に練習しています。

 

更年期になって、

「今までと体の感じが違う」

「自律神経が気になる」

「頑張って何とかするより、もう少し楽に体と付き合いたい」

 

そんな人へ。

 

今の体を感じながら、自分でゆるめる方法を身につけていきます。

 

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更年期のからだの変化については、

こちらでも書いています。→更年期のからだについて

 

 

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この状態の根っこはこっちにまとめてあるよ。

生理前の症状はホルモンより先に自律神経を整える