自転車に乗れなくなるのは、
歳のせいだけやと思っていない?
さとう式リンパケアで見えてきた、
生徒さんの話。
6年通ってくれている生徒さん
大津の教室に、
6年ずっと自転車で通ってきてくれている生徒さんがいる。
雨の日も暑い日も、
いつも自転車でひょいっと現れてくれるのが、
なんとなく頼もしいなって、
勝手な印象を抱いていた。
ある日、教室の入り口で、
いつものノリで「今日も自転車ですか」と声をかけた。
そしたら少し間があって、
「最近、自転車が怖くなってしまって、乗れなくなりました」
という返事が返ってきた。
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
どこに行くのも自転車だと言っていた人だったから。
歩くようになった理由
聞いてみると、少し前から怖さを感じるようになり、
気づいたら歩くことが増えていたという。
「歩くこと自体はいいんですけどね」と、
生徒さんは笑いながら言っていた。
でも、職場も歩きで通うようになって、
正直しんどい時もあると、
ぽつりとこぼしていた。
その「ぽつり」が、なんだか妙に心に残った。
6年間、当たり前のように見てきた光景だったから、
余計にそう感じたのかもしれない。
歳の数字だけの話じゃない
自転車に乗れて当たり前。
そういうのは、
こちらが勝手に「当たり前」にしてしまっているだけで、
本人にとっては、実はずっと綱渡りだったのかもしれない。
その話を聞きながら、
ふと、うちの母のことを思い出した。
80代でも、電動自転車で颯爽と走っていた姿。
普通の自転車に乗っていた私なんか、
あっという間に抜かれてしまうくらいのスピードだった。
歳を重ねたら誰でも自転車が怖くなる、
なんてことはないんじゃないかと、
その時も思っていたし、
今回もやっぱりそう思った。
歳の数字の問題ではなくて、
たぶん体のバランス感覚や柔軟性の差なんじゃないかと思う。
体が緊張していると、
このバランス感覚も鈍りやすい。
気象の変化で頭痛が出やすい人にも、
通じるところがあるんじゃないかと、
私は思っている。
「怖い」という気持ちは、
体からの正直なサインなのかもしれない。
この状態の根っこはこっちにまとめてあるよ。
緊張体質について
生徒さんからの体の気づきを元に、
セルフケアをしていく教室です。