なんとなく息苦しい。
疲れが取れにくい。
頭がぼーっとする…。
そんなとき、つい「寝不足かな?」「歳のせい?」
と思いがちですが、
実は“呼吸のクセ”が原因かもしれません。
呼吸は無意識で行われていますが、
自律神経と密接につながっていて、
ちょっとしたクセが積み重なるだけで、
体と心のバランスを崩してしまうんです。
今日は、日常でやってしまいがちな
「やってはいけない呼吸のクセ」を
ランキング形式で3つご紹介します。
第1位:肩で息をする
鏡の前で深呼吸してみてください。
胸や肩が大きく上下していませんか?
これは「胸式呼吸」と呼ばれるパターンで、
交感神経を優位にしやすい呼吸法です。
本来リラックスしたいときは
横隔膜がしっかり動く「腹式呼吸」が理想。
肩呼吸がクセになると、
首・肩まわりの筋肉がガチガチになり、
呼吸のたびに余計な力みが生まれてしまいます。
結果、肩こりや頭痛、自律神経のアンバランスを
引き起こす大きな要因に。
第2位:口呼吸
無意識に口をポカンと開けていませんか?
口呼吸は口腔内を乾燥させ、
風邪やアレルギーのリスクを高めるだけでなく、
睡眠の質を下げる大きな原因です。
鼻呼吸は本来、
外気を加湿・加温・浄化して
体に取り込むフィルターの役割を持ちますが、
口呼吸ではその機能が働きません。
さらに、口呼吸は交感神経を刺激し、
夜間でもリラックスできず浅い眠りになってしまうことも。
第3位:浅い呼吸
デスクワークやスマホに夢中になっていると、
気づけば呼吸が止まりかけるほど浅くなっている…
という経験はありませんか?
浅い呼吸は脳への酸素供給を減らし、
集中力や判断力を低下させます。
呼吸が浅いと二酸化炭素も十分に排出されず、
体内の酸塩基バランスが崩れて疲労感が強まります。
研究でも、横隔膜がしっかり動いている人ほど
副交感神経の働きが安定することが確認されています。
つまり“深くゆるやかな呼吸”こそが、
自律神経を整える鍵なのです。
呼吸と自律神経のつながり
横隔膜の動きは、
迷走神経(副交感神経の大動脈)の働きを
ダイレクトに刺激します。
だからこそ、呼吸が浅い・乱れていると
自律神経全体が不安定になりやすいのです。
逆に、ゆっくり息を吐く習慣を取り入れるだけで、
緊張モードからリラックスモードへと
切り替わりやすくなります。
整えパート
今日の“整えポイント”は、とてもシンプル。
胸ではなくお腹に手を当てて、
ゆっくり息を吐くこと。
たった3呼吸でも、
迷走神経がやさしく刺激されて副交感神経が
ONに切り替わります。
ポイントは「吸う」ことよりも「吐く」こと。
長く吐けば吐くほど、
脳も体も安心モードに入っていきますよ。
呼吸は毎日しているものだからこそ、
ちょっと整えるだけで心身の変化がはっきり出ます。
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