●感じることを大事にしたいのに、なんかつらい。
アロマの香り、鳥の声、風の気配。
そういう“五感を感じる時間”って、
セルフケアには大事やと思ってる。
私も「感じる整え」ってよう言うし、
できるだけ意識してる。
でもな、時々こう思うねん。
「感じたいのに、感じすぎてしんどいねんけど?」
●“感じる力”=アセチルコリンのしごと。
脳には、アセチルコリンっていう物質がある。
これはざっくり言うと、
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感覚を繊細にキャッチする
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集中して「今ここ」にとどまる
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小さな変化や刺激を拾う
っていう“感じる力”の土台。
セルフケアやヨガ、マインドフルネスなんかも、
アセチルを活かしてる時間やねん。
●でも、その感覚に“過敏”でつかれるのは…
アセチルが感じとった情報を、
「うわ、これはしんどい!」
ってストレス信号に変えるのが、ノルアドレナリン。
私の場合、ノル型が7割くらいで、
神経の警戒スイッチが敏感なんやと思う。
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音がうるさく感じる
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においが嫌になる
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人に会うとどっと疲れる
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スマホの通知でイライラ
これ、実はアセチルで拾った刺激に、
ノルで反応してる状態やねん。
●感じることは大事。
でも感じすぎてたら「処理」が追いつかん。
さらに、感覚情報の処理をしてくれるのが、
脳のメイン素材であるグルタミン酸。
感じて→反応して→処理する
この流れがスムーズならええんやけど、
処理が追いつかへんと、
キャパオーバー=しんどい!になる。
だから、
「感じたいけど、感じすぎて疲れる」
→ それはアセチルのせいじゃなくて、ノルとグルのバランスの問題やったりする。
●\感じる整えタイム/
今、自分が「しんどい」と思ってる刺激ってなんやろ?
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光?音?におい?SNS?
それを一個だけ、アセチル視点で“細かく観察”してみて。
「どんな質感?」「どこから入ってきてる?」
あえて“感じとる”ことで、
ただのストレスから“情報”に変わることもある。
●自分の神経のクセを知って、選べるようになろう。
私の講座では、
その人の神経のタイプに合わせたケアも伝えてます。
「感じすぎる自分」を責めるんやなくて、
“感じることを自分の味方にできるようになる”のが、
ほんまの整えやで◎