「ボロチャリで走る、ノルグル的人生論」― ちょっと笑えてちょっと泣ける理解の話2/6 | ゆるくてごめん、でも効くから!ムリせず整う からだ・こころ・脳のエクササイズ

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第2話:盗まれても笑えるチャリが、人生を軽くする
— ノル型は“ダメージ最小構造”で生きてます —

 

 

うちの愛車は、ひとことで言えば「盗まれても笑えるやつ」

ところどころサビがあるし、取れない汚れも多数。

 

なぜ新しいのを買わないか?


答えは簡単。

 

「盗まれても困らんように」
「傷ついても気にせんで済むように」

これ、わかる人にはめちゃくちゃわかると思うけど、
”ノルアド型の“守りの思考”ってやつ。

 


■ きれいすぎるものは、逆にストレス。

 

ノルアド型って、神経が細かい分、
意外と「完璧すぎるもの」に耐えられないとこある。

ピカピカの新品のチャリなんか手に入れたら、
「雨に濡れたらどうしよ」「鍵2個にせな」

「傷ついたら落ち込む…」
…みたいに守ることに神経すり減る。

 

なので、最初から「ちょっとボロい」

っていうのがむしろちょうどええ。

最初から“許せる状態”に設定してる

    =自分への優しさやったりする。

 


■ これ、子どもの行動にもそっくり。

 

たとえばさ、うちの子が

「ノートを丁寧に書かない」とか「上履きを洗わない」とか、
めっちゃ気になってた時期があるけど、
実はそこにも“ノルアド的防衛判断”が隠れてた。

 

「どうせどんなに頑張っても、

親や先生には“もっと丁寧に”って言われるし」
「なら、最初から自分のラクなペースでやっといたほうがええ」
→ やっても報われない経験が多い子ほど、

    “心地よさ重視”に切り替える。

 

これは“サボってる”わけじゃない。

ちゃんと頭を使って「これ以上傷つかへんように」って工夫してるんよ。

 


■ 本人にしかわからん「ギリギリの折り合い」

 

だから、私がチャリを買い替えないのも、

子どもがノートを雑に書くのも、
その人にとって「今を生き抜くための戦略」やったりする。

 

誰かに合わせて生きるのがしんどい時、
無意識に「壊れてもいい・怒られてもいい」を選ぶことで、
自分の心が壊れんようにしてるなって思う。

 


■ つまり、「そのボロチャリ、魂のデザインかも?」

 

見た目は雑でも、ちゃんと考えてる。
手抜きに見えても、実は丁寧な戦略。

それが、ノルアド型のすごいとこやし、
「なんでそんな風にしてるのかな?」って
一度立ち止まって見てほしいなって思う。


この先、チャリの話はまだまだ続くけど、
もしあなたや子どもやパートナーの“よく分からん行動”に、
ちょっと優しくなれたら嬉しいな。

 

 

次回は、「自転車を買い替えられないんじゃない。

    買い替えたくないんだ。」
    — 価値観のズレがすれ違いを生む話 —

 

 

あなたの取説が分かる。