第6話(番外編):4型で見る世界
「実は脳にも“4つのルート”があるって話」
ここまで、
4つの脳内物質(ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン・グルタミン酸)について
お話してきました。
じつはこの4つは、それぞれがメインで働く“脳のタイプ”として、
「4型分類」と呼ばれることもあります。
ドーパミン型=「ごほうび」や「目標」で動く
セロトニン型=「安心」と「秩序」が大事
ノルアド型=「危機察知」「責任感」が強い
グルタミン酸型=「思考力」や「学習意欲」が高い
…こんなふうに、それぞれの物質が優位な人は、
考え方や行動、疲れやすさにまで“型”としての傾向が出てきます。
もちろん、誰もがこの4つ全部を持っています。
でも、人によって“どこがメインで動いているか”が違うんです。
たとえば、自転車にたとえるなら――
・ドーパ型は「ゴールがないとペダルが重い」タイプ
・セロ型は「ブレーキもサドルも整ってるのが大事」
・ノル型は「危ないかも?って慎重にこぎ出す」
・グル型は「ルート考えすぎて出発できない」みたいな感じ。
実際には、複数の型を持っている人も多いし、
どの型が強く出るかは、生まれつき+環境でも変わります。
そして、“どれがいい”とか“どれが正しい”なんてありません。
ただ「違うだけ」。脳の使い方が、ほんの少し違うだけ。
このブログでは、あえて物質ごとにお話してきましたが、
これが“4型”という見方でもあるんだよ、と
番外編でご紹介してみました。
いつか、また深掘りもするかもね。
あなたは、どの型にピンときましたか?
まずは「違って当然なんだ」と気づくことが、
一番やさしいスタートになるかもしれません。
(ここ大事!みんな違ってみんないい〜♪)
このシリーズはここまで!
次はまた別の視点から、脳と心の話をお届けしていきます。
脳の4型を書くきっかけなど↓