生理前に甘いものが止まらない。
よくある説明は
「ホルモンバランス」。
これは間違いではありませんが、
欲求を直接動かしているのは
血糖調整と神経系の評価機構です。
■ 黄体期は血糖が揺れやすい
黄体期は基礎体温が上がり、代謝がわずかに上昇します。
同時にインスリン感受性が低下しやすく、
血糖の変動幅が大きくなる傾向があります。
血糖が急降下すると、
脳は即時にエネルギー補給を要求します。
そのとき最も速いのが「糖」。
甘いものへの欲求は
快楽ではなく生理的な補正です。
■ 神経が短期モードになる
血糖が不安定な状態で
・睡眠不足
・交感神経優位
・浅い呼吸
が重なると、
脳は「長期的健康」より
「即時安定」を優先します。
甘いものは
・血糖を上げる
・ドーパミンを出す
・一時的安心を作る
合理的な選択です。
■ 我慢が失敗しやすい理由
抑制はエネルギーを消費します。
エネルギーが揺れている時期に
強い我慢をかけるのは非効率です。
交感神経を上げながら抑えると、
さらに血糖が消費され、
欲求が強まる場合があります。
■ 現実的な対処
ゼロにすることではなく、
揺れ幅を下げること。
・空腹時間を空けすぎない
・タンパク質を先に摂る
・呼気を長くして交感優位を下げる
神経が安定すれば、
欲求は自然に落ちます。
PMSは感情論ではなく、
条件設定の問題です。
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