ignolife -29ページ目

PUNCH

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「ワンドゥギ」★★★☆☆
(Korea, 2010, 108min/新宿武蔵野館)
Director&Writer:イ・ハン

けんか好きの問題児、家は貧乏、母親とは生き別れ。
そんな高校男児が担任教師に心を開き始め、ボクシングに目覚め、母親と再会。。
一見、感動ヒューマンドラマかと思いきや、そこは狙っていない。

いろんな物語があるけど、どれも強調されすぎずなんとなく進んでいく。
ストーリー展開が心地いい。
セリフもいちいち冴えてる。
べたべたな音楽で抑揚つけたかと思うと、次はスカしてみたり。
最後まで飽きなかった。

http://cjent.jp/wdk/

UN SECRET

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「ある秘密」★★★☆☆
(France, 2007, 110min/渋谷シアター・イメージフォーラム)
Director&Writer:Claude Miller

『映画の國 名作選5 フランス映画未公開傑作選』

監督は『なまいきシャルロット(1985)』のクロード・ミレール。
タニア役は『少年と自転車』のセシル・ドゥ・フランス。
非常に美しい。

原作が小説とあってかナレーションが多い。
物語の構成が巧妙で、緊張感は絶えない。
また新たなホロコーストの事実を垣間みた。

http://www.eiganokuni.com/meisaku5-france/

INTO PARADISO : Festival del Cinema Italiano 201

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「楽園の中へ:イタリア映画祭2012」★★★☆☆
(Italy, 2010, 104min/有楽町朝日ホール)
Director&Writer:Paola Randi

ザ・イタリア映画。
マフィアにアンニュイコメディ。
嫌いじゃない。

http://www.asahi.com/italia/2012/

幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界

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「幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界」★★★☆☆
(東京都写真美術館)

雑誌『犯罪科学(武侠社)』のシナリオが非常に愉快。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1540.html

IL GIOIELLINO : Festival del Cinema Italiano 201

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「至宝:イタリア映画祭2012」★★★☆☆
(Italy, 2010, 104min/有楽町朝日ホール)
Director&Writer:Andrea Molaioli

『湖のほとりで』のモライヨーリ監督の2作目。
主演も同作に出ていたトニ・セルヴィッロ。
彼の情けない表情が泥沼の世界と程よく中和する。

生活音と挿入曲を連動させて臨場感を出していた。
あれ面白い。

http://www.asahi.com/italia/2012/

Robert Doisneau

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「生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー」★★☆☆☆
(東京都写真美術館)

全てがノンフィクションに見えてしまう。
光のせいか。
なんとなく全て作り物のよう。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1545.html

TINKER TAILOR SOLDIER SPY

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「裏切りのサーカス」★★★☆☆
(UK/France/Greman, 2011, 128min/日比谷シャンテ)
Director:Tomas Alfredson

内容は派手だけど、演出はガチャガチャしていなくてストーリーに集中できた。
スパイものは凝りすぎていてどんでん返しを狙いすぎて興ざめしちゃうのが常。
しかし本作はしっかりと心理描写やラブストーリなんかもふまえて、とても観やすかった。

http://uragiri.gaga.ne.jp/

ROUTE IRISH

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「ルート・アイリッシュ」★★★☆☆
(UK/France/Belgium/Italy/Spain, 2010, 109min/銀座テアトル)
Director:Kenneth Loach / Writer:Paul Laverty

過去作品のイメージとは違い、アメリカ映画を見ているみたい。
イラクで請負業者が蔓延る現状を伝えたかっただけなのかな。
報復に報復で応酬するとは、なんとなくケン・ローチとは思えぬ短絡さ。。
前作の『エリックを探して』もかなりのイメチェンだったけど、今回は更に。
何かに、誰かにインスパイアされたのかな。。

加えて俳優たちが、これがまた、、、目も当てられぬ。。
イギリス訛りじゃなければハリウッド映画かと思うほど。

http://www.route-irish.jp/

BELLAMY

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「刑事ベラミー」★★★☆☆
(France, 2009, 110min/渋谷シアター・イメージフォーラム)
Director&Writer:Claude Chabrol

『映画の國 名作選5 フランス映画未公開傑作選』

2010年にこの世を去ったクロード・シャブロル監督の遺作。
彼は”フランスのヒッチコック”と呼ばれたそう。
大いに影響を受けたようで、特異なカメラワークにヒッチコック作品を彷彿とさせる。

現在シアター・イメージフォーラムではフランス映画未公開傑作3本を公開中。
ここはシネアストもやってくるとてもいい映画館。

http://www.eiganokuni.com/meisaku5-france/

LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE

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「少年と自転車」★★★★★
(Belgiun/France/Italy, 2011, 87min/渋谷ル・シネマ)
Director&Writer:Jean-Pierre Dardenne、Luc Dardenne

「息子のまなざし」「ある子供」のダルデンヌ兄弟。
施設に預けられた少年が自分を捨てた父親を必死で探すなか、
一人の親切な女性に出会い心を開いていく、という物語。

こんな書き方をすると予定調和の臭みがプンプンする。
実際に物語の展開もだいたいご想像の通り。
しかし人物描写は唯一無二。
感情の抑制が利かなくなって暴れる少年の行動は『反抗』にもとれるが、
その全ての起因は誰かに対する『愛』。
ただ誰かを傷つけたり、興味本位で悪に手を染める、そんなどうでもいい挿話は一切なし。

愛されたことのない少年が、なぜこれほどまでに人を愛せるのか。
愛し方を知らない少年は見ていて痛々しくも愛おしい。
また里親役のサマンサが何とも気骨のある女性。
そのような描写は一切ないが、彼女が里親になる決意は強固なものだったとみてとれる。

“絆”や“愛”が云々の陳腐な台詞はない。
そんなもんは言語化した時点で嘘になるのかも。
最近読んだ「キッドナップ・ツアー」(著:角田光代)とシンクロした。

http://www.bitters.co.jp/jitensha/