先日の備忘録記事で今年からウエスタンリーグに参戦するくふうハヤテベンチャーズ静岡の本拠地の清水庵原球場がネーミングライツを導入し、「ちゅ~るスタジアム清水」の愛称がついたことに触れました。犬、猫用のおやつ「ちゅ~る」を販売するいなば食品が命名権を取得したことから非常にインパクトのある愛称の球場が爆誕したわけですが、2月に入ってNPB各球団がキャンプインすると、沖縄のキャンプ地の球場のネーミングライツもなかなかインパクトのあるものが出てきました。

まず連覇(アレンパ?)を狙うタイガースのキャンプ地、宜野座村野球場が昨年9月から人材派遣会社の(株)エントリーと命名権契約を結ぶと「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」という愛称になりました。より宣伝的な名称になっちゃいましたね。

ベイスターズがキャンプを張る宜野湾市立野球場は昨年まで「アトムホームスタジアム宜野湾」という愛称でしたが、今年から命名権が沖縄県内でスーパーマーケット「フレッシュプラザユニオン」を展開する野嵩商会に移ったことから「ユニオンですからスタジアム宜野湾」となりました。これはCMソングで使われている「UNIONですから」をそのまま取ったみたいですね…。

 

よくよく振り返ると沖縄でNPB球団がキャンプを行っている球場はネーミングライツが導入されているのが多いのは、やはりキャンプ報道で紹介される宣伝効果が大きいんでしょうね。

 

ジャイアンツ…那覇奥武山→沖縄セルラースタジアム那覇(沖縄セルラー電話)

スワローズ …浦添市民球場→ANA BALL PARK浦添(全日本空輸)

ベイスターズ…宜野湾市立野球場→ユニオンですからスタジアム宜野湾(野嵩商会)

ドラゴンズ …北谷運動公園野球場→Agreスタジアム北谷(求人おきなわ)

タイガース …宜野座村野球場→バイトするならエントリー宜野座スタジアム((株)エントリー)

カープ   …沖縄市野球場 →コザしんきんスタジアム(コザ信用金庫)

ファイターズ…名護市営球場 →タピックスタジアム名護(医療法人タピック)

 

ここまでネーミングライツが浸透してくると、ネーミングライツ否定派の筆者もある程度受け入れざるを得ないところになってきますが、命名権を取得した以上は少しでも長い期間命名権を維持してほしいなと改めて思います。コロコロ名前が変わってしまうのは球場も可哀そうです。

 

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