油冷君(GSX-R)の謎のエンスト症状→原因特定→部品発注
って感じの記事でしたので、その続きを(笑)
ピックアップコイルとは~
簡単に・・・
バイクのエンジン(内燃機関)はピストン圧により
混合気を①吸入→②圧縮→③点火(爆発)→④排気
している訳ですが
ピストン、コンロッド、クランク軸と
力が伝わり、4ストロークエンジンでは
クランク2回転で1工程となる訳ですが、
クランクの回転信号を読み取る装置とでも言うのでしょうか?
クランク軸の信号を読み取り、その信号をイグナイターに伝え・・・点火時期を司るってな感じでしょうか?
謎のエンジンストールがピックアップコイルの故障と判断した経緯ですが、
エンジンスタートして暖気後、油冷君を走らせましたが、途中でエンジンストール
再スタートを試みるも〜
セルは回れど、点火しない、
少しの距離でしたので、押して家まで帰り
原因特定を試みました。
まず、怪しいのは〜ウオタニSPⅡのコントロールユニット!
理由は、GS1200ssは純正でキャブにTPSが装備されており、スロットル開度による3次元マップが内蔵されているので、油冷君のキャブにTPSを付ければ~3次元マップによる制御が可能になるため、今は、2次元マップで使用してますが、将来3次元マップを使ってみたかったからです!
これは、純正イグナイターに置き換えてあって、点火制御してますが・・・
以前に同じ様な症例を経験しておりまして、エンジンストールの仕方がその時と同じ様な感じでした。
言って見れば
スパット点火カットされた様に止まります。
なので、点火系のトラブルなのは明白だと判断しました。
さて、ウオタニユニットのトラブルならば、純正イグナイターに付け替えれば~
取り敢えずは点火されるはずなのですが・・・
掛からない!
ウオタニ コイルと純正コイルの抵抗値が違う為、ウオタニ コイルに純正イグナイターで常用は、純正イグナイター内のコンデンサが壊れます。
今回は試験的位なので大丈夫ですが。
って事で ウオタニユニットは異常無い?
ならば・・・
次は、ピックアップコイルを疑ったって訳です。
少し時間が経ったので、セルを回してみると~
何と!元気にエンジンかかりました。
すかさず、乗り出したら~
またまた、エンジンストール(><)
そして、再スタートも出来ません!
???
何なんだ?この症状は?
症状を思い起こして見ると、どうもエンジンが温まると、ストールする気がする?
この日は、このまま時間overで~
冷静になって、原因特定を考察しました。
次の日に、先ずはピックアップコイルの抵抗値が正常かを測ってみると、
実際に測ってみると~
175Ωでしたので、ん?
ピックアップコイル正常?
エンジン掛けてみると~
難なくかかりました~!
う~ん?
何じゃこりゃあ~(´・ω・`)
と、
少し暖気してたら
突然のストール!
やはり、スパッと止まります。
とここで、ピックアップコイルの抵抗値を測ってみると~
だ、断線してます!
何と!暖まると断線の症状でした!
壊れかけの症状なのか?
まぁ、コレで故障箇所の特定に至りました。
で、問題は~部品が出るか?
ですが、問題なく出ました!
しかも、丁度これの日!
うーん!付いてるような?付いてないような?
取り敢えず、試走して来ましたが
無事に直りました!