ピックアップコイル 修理 | Are 油冷dy? 「あ~ゆ~れぃでぃ?」

Are 油冷dy? 「あ~ゆ~れぃでぃ?」

後期油冷GSX-Rに乗ってます。
1991 M なので、タイトルの「M」はここから来ております。
10年間、Yahoo blog に記事を綴ってましたが、終了につき、こちらでお世話になります。

テーマ:
ヤフブロの最終記事が
油冷君(GSX-R)の謎のエンスト症状→原因特定→部品発注

って感じの記事でしたので、その続きを(笑)

ピックアップコイルとは~
簡単に・・・
バイクのエンジン(内燃機関)はピストン圧により
混合気を①吸入→②圧縮→③点火(爆発)→④排気
している訳ですが
ピストン、コンロッド、クランク軸と
力が伝わり、4ストロークエンジンでは
クランク2回転で1工程となる訳ですが、
クランクの回転信号を読み取る装置とでも言うのでしょうか?

クランク軸の信号を読み取り、その信号をイグナイターに伝え・・・点火時期を司るってな感じでしょうか?


謎のエンジンストールがピックアップコイルの故障と判断した経緯ですが、

エンジンスタートして暖気後、油冷君を走らせましたが、途中でエンジンストール

再スタートを試みるも〜
セルは回れど、点火しない、

少しの距離でしたので、押して家まで帰り

原因特定を試みました。

まず、怪しいのは〜ウオタニSPⅡのコントロールユニット!
余談ですが、車体は91GSX-R1100なのですが、GS1200ss 用のユニットを使ってます。
理由は、GS1200ssは純正でキャブにTPSが装備されており、スロットル開度による3次元マップが内蔵されているので、油冷君のキャブにTPSを付ければ~3次元マップによる制御が可能になるため、今は、2次元マップで使用してますが、将来3次元マップを使ってみたかったからです!



これは、純正イグナイターに置き換えてあって、点火制御してますが・・・
以前に同じ様な症例を経験しておりまして、エンジンストールの仕方がその時と同じ様な感じでした。

言って見れば
スパット点火カットされた様に止まります。

なので、点火系のトラブルなのは明白だと判断しました。


さて、ウオタニユニットのトラブルならば、純正イグナイターに付け替えれば~
取り敢えずは点火されるはずなのですが・・・


掛からない!  

ウオタニ コイルと純正コイルの抵抗値が違う為、ウオタニ コイルに純正イグナイターで常用は、純正イグナイター内のコンデンサが壊れます。

今回は試験的位なので大丈夫ですが。

って事で ウオタニユニットは異常無い?

ならば・・・

次は、ピックアップコイルを疑ったって訳です。


少し時間が経ったので、セルを回してみると~

何と!元気にエンジンかかりました。


すかさず、乗り出したら~

またまた、エンジンストール(><)

そして、再スタートも出来ません!


???


何なんだ?この症状は?


症状を思い起こして見ると、どうもエンジンが温まると、ストールする気がする?

この日は、このまま時間overで~
冷静になって、原因特定を考察しました。

次の日に、先ずはピックアップコイルの抵抗値が正常かを測ってみると、
SWによると、正常値135~200Ωと!


実際に測ってみると~
175Ωでしたので、ん?
ピックアップコイル正常?

エンジン掛けてみると~
難なくかかりました~!


う~ん?


何じゃこりゃあ~(´・ω・`)


と、


少し暖気してたら
突然のストール!

やはり、スパッと止まります。


とここで、ピックアップコイルの抵抗値を測ってみると~

だ、断線してます!


何と!暖まると断線の症状でした!

壊れかけの症状なのか?


まぁ、コレで故障箇所の特定に至りました。

で、問題は~部品が出るか?

ですが、問題なく出ました!


しかも、丁度これの日!


うーん!付いてるような?付いてないような?



作業中オイルで手がベタベタだったので写真とれずで、
写真撮ってないのに気づいたのは蓋した後って~(*゚ー゚)

↓借り物画像…しかもgsfかなんかの~



取り敢えず、試走して来ましたが

無事に直りました!