史実に忠実な朝ドラ「らんまん」の牧野博士が凄いとロケ地「伊尾木洞」 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

昨日の記事の最後の部分に追記しました。

一度、お読みの方は、最後の部分だけ見て下さい。

ただし、題名の通り、史実に忠実なら、ドラマのネタバレになっちゃうかも。
 

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一昨日の記事にしたTSUTAYAのラウンジは、リモート会議でも使えるし、
 


会計を済ませていない新刊本をお酒を飲みながら読めてしまうという便利なラウンジでした。


先月ですが、
このダイジェスト記事に書いたように朝ドラらんまんのロケ地巡りをしてきました。

 

 

牧野富太郎博士の生家のある佐川のロケ地も魅力的でした。(詳しくは記事をご覧下さい。)

 

 

この記事でも紹介したのですが、国の天然記念物の伊尾木洞は、

「らんまん」ファンでなくても行く価値のある場所だと思い記事にします。

実は日帰り高知の旅をする前日、東京都薬用植物園(東大和市駅前)で、

 

「牧野富太郎の生涯」の講演会があったのです。

 

 

講演した牧野記念庭園(大泉学園)の学芸員にして富太郎博士の玄孫さんのお嫁さん。(左)



右は、富太郎博士の曾孫さん。

朝ドラ「らんまん」が何故、感動するのかって、

ドラマで描かれている内容がほぼ事実であり、

牧野富太郎博士が凄い人であり、人格的にも素晴らしい人であったと言うこと。

これが牧野富太郎博士の略歴ですが、現在ドラマでは明治22年が描かれています。



ドラマででてきた植物学雑誌も本物とほぼ同じでしょ。(笑)目次も同じでした。


(6月15日(木)の放送。ちなみに雑誌内のスケッチ画も、この本物を使っていました。)

 

ドラマででてきた日本植物学雑誌

 

 

同じくドラマででてきた日本植物学雑誌のスケッチ画

 



これが、今週新種として確定された「ヤマトグサ」を発表した学会誌。



牧野記念庭園(大泉学園)にある「ヤマトグサ」。



右の写真には「バイカオウレン」の葉(5枚葉)も写っていますね。


さて、6月30日(金)のドラマの中で、 万太郎が、

「ヤマトグサ」を見つけたロケ地が、伊尾木洞だったのです。
(実際は、高知県吾川村で発見)



伊尾木洞は、高知空港から車で30分、安芸駅のとなりの伊尾木駅の近くにあります。
(上の地図の右下の現在地)

具体的な場所としては、国道55号線の北側にあります。



ただし、長靴がないと行けない場所なので、長靴を借りる場合は、

国道55号線の南側の第1駐車場に車を駐めましょう。伊尾木駅から徒歩でもOK。

第1駐車場には、無人の観光案内所があり、



無料で、長靴が借りられます。 駐車料金も伊尾木洞の入洞料もかかりませんよ。



全て無料なのが嬉しかったです。

後で行く、佐川町の駐車場も牧野公園も全て無料でした。

 

こんなところにも牧野富太郎博士の植物に対する愛と、

 

高知の皆さんに富太郎博士が愛されているのでは、と感じてしまいました。



これが、伊尾木洞の入口です。



洞窟に入りますが、すぐに通過できますので、懐中電灯はいりません。



洞窟を抜けるとそこは、天然記念物になっているシダの群生地になっています。



崖一面がシダで覆われるって、初めて見た景色でした。



渓谷を進むと、景色がどんどん変わりますが、こんなに多くのシダを見たのは初めてかも。



渓谷の最後は滝になっていまして、その前にある横たわる木。



朝ドラ「らんまん」を見ている人は、分かりますよね。



はい、オープニングで出てくる、このシーンで使われた木です。



ちょっと感動しちゃいました。

せっかくなので、6月30日のドラマで描かれた伊尾木洞の写真も掲載しますね。

 

 




伊尾木洞と渓谷はここで終わり。急坂を登って街に出ます。



この畑の左側が伊尾木洞の渓谷です。



伊尾木の街に戻ってきました。

 



駐車場の隣に寅さん地蔵がありました。



映画「男はつらいよ」は大好きだったのですが、



渥美清が逝去し、幻の作品になってしまったのですね。

いちろうのもう一言

朝ドラ「らんまん」が事実に基づいて作られていると分かって頂けましたでしょうか。

ドラマを通し、牧野富太郎博士の凄さを日々感じております。

それを支えた、寿恵子夫人も素晴らしいです。

そして、牧野富太郎博士の育ちの良さが、皆を笑顔にしていく感じが描かれ、

優しいドラマになっている気がしています。

 

これからの朝ドラ「らんまん」(ネタバレになるかも)

史実に忠実なら、万太郎は、世間から植物学者として認められるけど、

田邊教授より、東大植物学教室への出入りを禁止され、研究に困る、

その後、帝国理科大学の助手(31歳)になることができて、研究が続けられる。

田邊教授も東大植物学教室から追放されていく。

お金の工面については、寿恵子夫人が頑張るけど、最後は、万太郎を助ける人が現れる。

13人の子供が生まれるけど、ドラマではどう描くのかなあ。(笑)

 

史実に対してドラマをどう描くのかも、楽しみなドラマなんです。 

 

朝ドラ「らんまん」 皆さんは、どのように見ていますか?